「清涼の青」がテーマ。素敵な缶の数々…選びきれない!
null昨年、中田ぷうさんのkufuraの連載で知ったこのアートコレクション(『「竹久夢二のお菓子缶」がイトーヨーカドーで!大正ロマンを堪能したい【お菓子缶の世界】#9』)。昨年は入手が叶わなかったので、今年は6月のうちにサイトをチェック!(ちなみに2024年は公式サイトに中田ぷうさんが商品の解説者として登場しています!)
竹久夢二の缶を狙っていたのですが、“夢二缶”だけでも3種類もあって悩む!
さて、「清涼の青」がテーマになっている2024年のお中元・夏ギフトコレクション。夢二以外にも、川西英、上野リチ、アンリ・マティス、ロートレックというラインナップがあり、中身もすべてが異なる名店のお菓子……ということで、選びがいがあるというもの!
自分への夏ギフト、わたしはこちらの写真の3点を選びました。
竹久夢二「花火(部分)」×東京風月堂
一目見てこれ!と思ったのがこちら。
うつむき加減の女性の手には、夜空に打ちあがる花火。線も色合いも、とっても繊細でロマンチックです。
日本の夏の青色ってこんな色なのかも……と思わせる色合いです。
缶のサイズは縦:横:高さ(cm)が約20:26:7と、他の2点に比べるとやや小ぶりなサイズです。
中身は『東京風月堂』のお菓子の詰め合わせ。3種類のクリームをサンドした「ゴーフレット」と抹茶とフランボワーズ、2種類のラングドシャ「パリジャン」です。
竹久夢二「セレナーデ(部分)」×中央軒煎餅
ギターをつま弾く女性が印象的な大正ロマンたっぷりのこちら。グッズなどでもあまり見かけない作品のようです。
缶のサイズは縦:横:高さ(cm)が約27.7:32.7:5.5と、厚みは少ないものの大きめのサイズ。全型の海苔の袋も余裕で入る大きさです。
中身は『中央軒煎餅』のあられ・菓子の詰合せ。「藤紫」と「薄紅」それぞれの小袋の中に、甘い系からしょっぱい系まで7種類が入っています(合計14種類の味!)。こういういろいろな味が楽しめる商品って、ちょっと特別感があって嬉しいですよね。
ロートレック「サロン・デ・サン 54号室の女性船客(部分)」×カリン・ブルーメ
19世紀末に活躍したフランスの画家・ロートレックもお菓子缶に! 船の甲板でしょうか、椅子に座った女性が眺める海。夢二の青とはまた違う、群青色のような青色の缶です。
サイズはこちらも大きく縦:横:高さ(cm)が約34.3:25.5:5。普段あまり見ないサイズの大きめ缶ですが、その分、迫力があります!
中身はスイーツブランド『カリン・ブルーメ』の焼き菓子の詰め合わせ。バターサブレやリーフパイなど7種類の焼き菓子が楽しめます。
せっかくのアート缶、食べたあとも活用したい!
nullビジュアル(もちろん中身も)で選んだお菓子缶、食べたあとも活用したいですよね。
実はまだ、中身をいただいている最中なのですが、こんな感じで使いたい、という想定を写真にしてみました。
やや小ぶりな夢二缶は、小学生の息子を留守番させるときのお菓子や習い事のカード入れとして使いたいと思っています(花火のあたりに付箋を貼って「習い事、遅れないで行くように」などのメッセージを書く予定)。
少し大きめな夢二缶は、なんでも入るサイズなのですがいったん飾っておきたい! もうひとつのロートレックは、あちこちに散乱しがちな子どもお便り入れにちょうどいい!
なんだか、素敵なアート缶が急に日常に落とし込まれた感が否めませんが(笑)、これもまた楽しみ方のひとつとして、使っていきたいと思います。
贈り物にも、自分へのギフトとしてもおすすめのアートコレクション。ぜひ、気になった方はチェックしてみてくださいね。
【参考】
仕事と育児(小中学生の男女)の健やかな両立を夢見るkufura副編集長。新聞記者、月刊誌&週刊誌の編集を経てkufuraの立ち上げへ。料理は好きだが、その他の家事は苦手。毎日の生活を、少しだけ気楽にしてくれるコト・モノを探し続ける日々。