「謎肉」とは味付き豚ミンチ
nullカップヌードルのサイトによると、
「正式名称は“味付豚ミンチ”で、豚肉と大豆由来の原料に野菜などを混ぜてミンチ状にし、フリーズドライ加工したものです。
“味付豚ミンチ”は、インターネットを中心に“謎肉”の愛称で親しまれるようになり、今では『カップヌードル』を代表する具材となりました」
とのこと。そう、豚肉と大豆由来原料なんですね。
この「謎肉」、筆者は昔から大好きで、カップヌードルを食す際は真っ先に「謎肉」を噛みしめます。そして最後のひとかけらも残さないように汁の中から探し出しても食べる派です。以前「謎肉まみれ」や「謝肉祭り」といった謎肉増量バージョンのカップヌードルが期間限定で発売になったのですが、もちろん購入して食べました。
そんな「謎肉」好き、結構いると思われます。そして今年3月、ついに「謎肉」だけを日清食品が商品化したのです。その名も「カップヌードル 謎肉放題」!
まるでコーンフレークやスナック菓子のように、アルミ袋の中に「謎肉」が入っていました。カップヌードル47食分の「謎肉」が入っているそうです。
そのままおつまみとして食べても良いとのことで、早速口にしてみたのですが……カリカリっとしすぎていて、筆者が求める「謎肉」じゃない! 口の中に放り込んで、唾液で浸して柔らかくなった時にやっと「ああ、『謎肉』だ!」と感じました。
クリスピーな食感を楽しむなら、クルトン代わりにサラダやスープにかけるのもアリ?
スープに入れてみた
ということで、早速スープに入れてみました。
筆者は健康のため、なんちゃってハーバード大学式健康スープを毎日飲むようにしています。野菜からフィトケミカルが採れて活性酵素を撃退する!と聞いて始めました。効果はわかりませんが、先日スーパーでカゴメの「ベジチェック」という野菜摂取量を測る機械に手をかざしたところ、十分摂取できているという結果が出たのでいいんじゃないかな?と思ってます。
そんなヘルシースープに「謎肉」! ジャンクかと思いましたが、入れてみたら合う!
禁断の味というか、背徳の味というか、シンプルなスープにまばゆい光が差したような印象です。これは何回かリピートしようと思いました。
そして感じたのは、やっぱり「謎肉放題」は水分が入ったほうがおいしい。
野菜と炒めてみた
次に「謎肉」をソーセージやベーコンのように扱うと考えて、野菜と一緒に炒めてみました。
一度、そのまま調理したところ、水分が足りずにカリカリ感が残ってイマイチだったので、事前に軽く水分に浸してから調理をしました。味付けは塩、こしょうのみです。
うん、おいしいです。あっさり炒めるのもいいけど、片栗粉などを使ってとろみを出す炒め物にも合いそう。まだまだ改善の余地がありそうです。
ビリヤニに合うんじゃないかと……
大のビリヤニ好きである筆者、以前にもビリヤニの記事を書いております。
「謎肉放題」を使って調理をしているうちに、「これ……ビリヤニに合うんじゃないか?」と思うようになりました。
ちょうど家にはサフランとバスマティライスがある……!
ということで、「謎肉」入りなんちゃってビリヤニを作ってみました。
雑に紹介すると、赤タマネギ、ニンニク、ショウガを切り刻み、バターで炒めて、サフランとココナッツミルクを合わせ、バスマティライスを投入し、スパイス各種をぶち込み、レーズンと「謎肉」と水を入れて鍋で炊飯。
炊飯15分でビリヤニが完成しました。
「もっと『謎肉』をたくさん入れてもよかった……!」
そう思うほど、おいしかったです。適当にスパイスをぶち込んだ割には、できたて効果もあるからでしょうか? めちゃくちゃおいしかったのです。
「謎肉」はエスニック系にも合うことが判明しました。あと、レーズンとの相性も良かったです。
ネットによると、炊き込みご飯と合う、チャーハンにいいなどの声があったので、お米調理と「謎肉」は相性抜群のようです。
カップヌードルに入れてみた
もちろん、基本的なカップヌードルに入れるパターンも試してみました。
「カップヌードル シンガポール風ラクサ」に「謎肉」を追加してみたところ、とても美味しく満足度が高かったことをご報告します。あえてのラクサにしたのは、通常の「謎肉」が入っていないためです。
お里帰りしたというか、やっぱりカップヌードルシリーズとは相性抜群なんですね。本領発揮感がありました。
筆者は「謎肉」しっとり派なので、カリカリ派はまた違うのかもしれません。
この「謎肉放題」、キャンプ料理にも使えそうな気がします。お肉代わりに持って行くとか、小分けにすれば山頂での調理にも使えそう。
消費期限は約6カ月、1年持たないのがちょっと残念ですが、近頃のカップヌードルって消費期限が半年なので、そんなものかも?
「謎肉放題」のサイトでは、おすすめレシピも掲載されているので、興味を持った方や使い方に迷いを感じている方はのぞいてみるといいですよ。
日清食品さんには「謎肉放題」を出してくれてありがとう!と感謝の気持ちしかありません。次は「謎肉」で餃子を作ってみようと思っています。
神保町で働く編集者。少女漫画からファッション、テレビ、トレンド情報、堅実女子、アウトドアなどの専門メディアを経て、kufuraへ。音楽と旅とアートと山とゴルフとサウナが好きです。一度ハマると長めです。2024年現在、ビリヤニとキャロットケーキを追いながら、あんことおはぎにも熱視線を送っています。