無農薬・無化学肥料で旨味たっぷり「フルヤジ 畑のラー油」
null1年ほど前、仕事でお世話になった人にプレゼントしていただいたのをきっかけに、すっかりトリコになってしまった「畑のラー油」。高知で農薬や化学肥料を使用しない農業を営んでいる『フルヤジオーガニックス』の商品です。
手作りだからこそのやさしさと、旨味成分が凝縮された、深みがある味わいが特徴。そして、辛すぎないのも大事なポイント! チヂミや餃子はもちろん、焼肉のタレ代わりにしたり、春雨サラダにかけたり、カレーに加えたりと、なんにでも合う万能調味料なんです。
意外な組み合わせながら、目を見張る美味しさなのが納豆。パックの納豆に付属のタレを少なめに入れ、「畑のラー油」をかけるだけで、満足感あるおかずに大変身! 普通のラー油では、到底ここまでの美味しさにはなりません。
原材料は、菜種油、ごま油、にんにく、生姜、ハーブ、唐辛子、胡麻、塩、山椒。添加物不使用で、辛さもマイルドなので、お子さんやお年寄りでも安心して食べられます。
ちなみにこちら、辛口タイプも販売しています。
旨味はそのままに、ピリリとした辛さが加わって、辛党な人でも満足のいく仕上がり。ちょっと疲れたから、辛いものを食べて元気になりたい!……なんてときにはこちらがおすすめです。
家で麻婆豆腐を作る時は、具材を炒める際にこのラー油を加え、完成したらさらにその上にもう一度かけるようにしています。
ひき肉の旨味とラー油の旨味が重なり合って、さらに濃厚に。お肉×ラー油はとっても相性がいいって、このラー油に出合って初めて気づきました!
他にも、麺類を肉みそ×シソの葉×「畑のラー油」で絡めて、油そば風にして食べるのもおすすめです。
オンラインで注文すると、こんな感じで梱包されて届きます。箱には手書きで「Thank you」の文字! こういうところから作り手の温かみが伝わるのも、リピートしたくなる理由の1つかもしれません。
あんまりにも気に入りすぎて、頼む時は必ず複数注文して、身近な人にプレゼントしてまわっています。賞味期限も製造から6カ月と長く、辛すぎない上に瓶のサイズも小さめなので、気軽にあげられて重宝しています。
一度試してみたら、きっともう、普通のラー油には戻れませんよ。
ミルで挽くから香りもばつぐん!「飛騨山椒 粒山椒(青)」
null……と、ここまで熱量込めてラー油を推してきましたが、筆者はもともとはどちらかといえば、ラー油よりも山椒派。「フルヤジ 畑のラー油」に出合うまでは、麻婆豆腐もいつも山椒をたっぷりかけて食べていました。山椒の、鼻に抜けるようなツンとした辛さが大好きなんです。
なかでもイチオシなのが、粒のままの山椒をミルで挽くタイプ。普通の粉山椒は、いくらかけても香りがちょっと物足りなかったのですが、この「飛騨山椒 粉山椒(緑)」は少量でもしっかりした存在感。まさに、「山椒は小粒でもぴりりと辛い」ということわざを地で行くような、キリっとした辛さが楽しめます。
岐阜県の奥飛騨温泉郷でしか育たない「高原山椒(たかはらさんしょう)」を使っていて、香り・辛さ・しびれのバランスのよさが特徴なんだそう。手摘み→陰干し→天日干しと、手間暇かけて作られた粒山椒です。
こちらが、ラー油ではなく「飛騨山椒 粉山椒」をかけた麻婆豆腐。挽いたばかりの山椒のいい香りが食欲をそそります。
「でも山椒って、せっかく買っても、麻婆豆腐かうなぎくらいしか使うタイミングないんじゃないの?」と思ったあなた。私も以前はそう思っていたのですが、鶏の照り焼きと合わせたり、ポテサラに入れたりと、実はいろんな活用方法があるんです。
ちなみにこちら、香りやしびれを抑えた“完熟赤山椒タイプ”も販売しています。7~8月に収穫する青山椒に比べ、完全に熟す9月中旬まで待ってから収穫する完熟赤山椒は、よりフローラルな香りが特徴。
青山椒も完熟赤山椒も値段は同じ。ミル付きで2,000円弱と聞くと高く感じるかもしれませんが、1度ミルを買えば、あとは中身だけ買い足して使い続けられます。
開封後は要冷蔵。我が家では、少しでもいい状態を保つためにジッパー付きバッグで密閉して保存しています。山椒は1回にたくさん使うものではないので、長い期間楽しめて、値段以上の価値は十分にあると感じています。
美味しい調味料がキッチンにあると、それだけで「何にかけようかな」と楽しみが増え、毎日がひとまわり明るくなるもの。ぜひラー油か山椒、どちらか気になった方を(もちろん両方でも!)使ってみていただけたら嬉しいです。
音楽&絵本&甘いものが大好きな、一児の父。文具や猫もとても好き。子育てをするなかで、新しいコトやモノに出会えるのが最近の楽しみ。少女まんがや幼児雑誌の編集を経て、2022年秋から『kufura』に。3歳の息子は、シルバニアファミリーとプラレールを溺愛中。