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ブロッコリー「冷凍or生」どっちを買う?美味しい、安い、調理がラク…あえて選ぶ理由がある!

ブロッコリーは毎日の食事やお弁当などに活用することも多いと思いますが、皆さんは冷凍ブロッコリーと生のブロッコリーのどちらを使っていますか? 今回『kufura』では、ブロッコリーをよく食べる20〜50代の男女331人にアンケートを行い、冷凍と生のどちらを買うことが多いのか、それを選ぶ理由とあわせて調査してみました。

冷凍と生のブロッコリー、よく選ぶのはどっち?

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最初に、スーパーなどでブロッコリーを買う場合、冷凍と生のどちらを選ぶことが多いのか聞いてみたところ、次のとおりの結果となりました。

「冷凍ブロッコリー」・・・71人(21.5%)

「生のブロッコリー」・・・260人(78.5%)

生のブロッコリーを選ぶ人が8割ということで、こちらが圧倒的に多いことがわかりました。では、なぜ冷凍もしくは生のブロッコリーを選ぶのか、以下それぞれについて理由を見ていくことにしましょう。

美味しい、安い…生のブロッコリーを選ぶ理由

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まずは、圧倒的多数だった生のブロッコリーを選ぶ人たちの理由からご紹介していきます。

・冷凍よりも生のほうが美味しい

「茹でる手間はあるものの、やはり生のブロッコリーのほうが新鮮で美味しいからです」(47歳・女性/主婦)

「生のブロッコリーのほうが、冷凍のものよりも味がしっかりしていて美味しいと思います」(51歳・女性/総務・人事・事務) 

「生のブロッコリーのほうが甘さがあって美味しいから」(48歳・女性/主婦)

特に多かったのが、生のブロッコリーのほうが美味しいという理由。生のほうが甘味がある、味がしっかりしているといった意見が目立ちました。

・冷凍ブロッコリーの食感が苦手

「冷凍ブロッコリーは食感が悪くて好きではないので、いつも生のブロッコリーを選ぶようにしています」(56歳・男性/技術職)

「冷凍ブロッコリーは、食感がベチャベチャしていてあまり好きではないからです」(43歳・女性/主婦)

「冷凍ものは料理に使うと食感が柔らかくなりすぎてしまうので、いつも生のブロッコリーを茹でて、自分好みの固さに調節して食べています」(42歳・女性/営業・販売)

冷凍ブロッコリーの食感が苦手なので、生のブロッコリーを買うという人もたくさんいました。生のブロッコリーなら自分で茹で加減を調節できるので、冷凍と違って自分好みの固さで、ブロッコリーをベストな状態で食べることができますね。

・生のほうがリーズナブルだから

「茹でる手間はかかりますが、生のほうが安いので、基本的にはいつも生のブロッコリーを買っています」(55歳・男性/その他)

「冷凍でも国産のブロッコリーは値段が高いので、生を買ったほうが安上りだからです」(47歳・女性/総務・人事・事務)

「生のブロッコリーを茹でて冷凍するほうが、冷凍ブロッコリーを買うよりもリーズナブルだからです」(40歳・女性/公務員)

「生のブロッコリーのほうが、特売日などにすごく安く買うことができて割安だからです」(36歳・女性/主婦)

安いからという理由で、生のブロッコリーを選ぶ人も多いようです。冷凍でも外国産のものは安いものもありますが、国産だと意外と高いもの。生のブロッコリーを買って自分で冷凍すれば、冷凍ブロッコリーを買うよりもリーズナブルでいいという人もいました。

・ほかにはこんな理由も!

「冷凍ブロッコリーを買う習慣がないので、単に慣れの問題だと思います」(43歳・男性/会社経営・役員)

「鮮度の良さや産地などを、きちんと自分の目で確かめてから買いたいので、必然的に生のブロッコリーを買うことになります」(57歳・男性/その他)

「ブロッコリーは茎の部分が甘くていちばん美味しいのに、冷凍だとその部分が入っていないので、いつも生のブロッコリーを買うようにしています」(58歳・女性/その他)

「家庭菜園で育てていることもあり、いつも生のブロッコリーを食べています」(55歳・男性/その他)

ほかにも生のブロッコリーを選ぶ理由はいろいろ。冷凍ブロッコリーを買う習慣がなく、なんとなくいつも生のブロッコリーを買っているという人も意外と多いようです。

ムダがない、調理がラク…冷凍ブロッコリーを選ぶ理由

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では次に、冷凍ブロッコリーを選ぶ人たちの理由を見ていくことにしましょう。

・必要な分だけ使えてムダがない

「食材をムダにしたくないので、必要なときに必要な分だけ使える冷凍ブロッコリーを買うようにしています」(34歳・女性/その他)

「冷凍なら必要に応じた分量だけを使うことができるので、食材をムダなく使い切ることができていいからです」(45歳・男性/その他)

「生だと買っても使い切れないことが多いので、いつも冷凍を購入しています。ちょっとずつ使えるし、日持ちもするので便利です」(52歳・男性/技術職)

「すでに小分けされているので、料理の付け合わせなど、少しだけ使いたいときに便利だからです」(39歳・女性/主婦)

冷凍ブロッコリーは、必要な分だけ取り出してその都度使うことができるので、余らせることもなくムダがありません。また、ほんのちょっとだけ料理の彩りやお弁当のおかずに使いたいときなどに、必要な分だけ取り出して使うことができるのも便利ですね。

・調理の手間が省けてとにかく便利

「冷凍ブロッコリーは洗ったり、切ったりする手間なくそのまま使えるので、調理がすごくラクだからです」(51歳・男性/その他)

「すぐに料理に使えて下準備をする手間が省けるので、料理の時短になります。忙しいときにとても便利です」(30歳・女性/その他)

「水洗いする、包丁で切る、茹でるといった作業が億劫なので、レンチンするだけで食べられる冷凍ブロッコリーを愛用しています」(52歳・男性/公務員)

冷凍ブロッコリーは、すでにカットされていて、冷凍のまま調理することができるので、生のものと違って切ったり茹でたりする手間がなくてラクちん。料理の時短になるのはもちろん、レンチンするだけで食べられるので、忙しいときは特に便利ですね。

・生と違って日持ちするのがいい

「1人暮らしなので、生よりも保存がきく冷凍ブロッコリーのほうが使い勝手がいいです」(35歳・男性/学生・フリーター)

「生のブロッコリーと違って日持ちするので腐らせる心配がないし、必要なときに必要な分だけ使えるところも気に入っています」(39歳・男性/総務・人事・事務)

「冷凍ブロッコリーは、生と違い日持ちするから便利です」(26歳・女性/営業・販売)

生のブロッコリーは日持ちしないので、腐らせてしまったり、食べ切れなくてムダにしてしまう場合もありますよね。冷凍ブロッコリーの場合は、そういった心配がいらないので、ムダにならず、使い勝手がいいと感じる人も多いようです。

いかがでしたか? 生のブロッコリーを選ぶ人のほうが圧倒的に多かったものの、もちろん冷凍ブロッコリーにもいろいろなメリットがあります。ご紹介した皆さんの意見を参考に、そのときどきで冷凍と生を使い分けてみると、使い勝手がより良くなるかもしれませんね。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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