種類により味のバリエーションも楽しめるパイナップル
nullこんにちは。楠みどりです。
この日の「神楽坂野菜計画」の店頭には、手のひらサイズのかわいいパイナップルが並んでいました。現在は主に沖縄の宮古島産のスナックパインと、石垣島産のピーチパインを取り扱っているそう。
今年は気候の関係で生育がやや遅めとのことですが、4~8月にかけて出荷され、旬は5~7月。
パイナップルにはビタミンCが豊富に含まれており、風邪予防や疲労回復、美肌効果が期待できます。このほかにも食物繊維やカリウムなど。美容や健康に役立つ栄養をしっかり補給できます。
今回はスナックパインについてご紹介します。スナックパインはボゴール種という種類に属し、酸味が少なく糖度が高いのが特徴です。果肉が柔らかく、手でちぎって食べることができるので、「パイナップルは切るのが面倒」という方や、贈答用としても人気なのだそう。
おいしいパイナップルの選び方
null実はパイナップルは追熟しない果物。置いておいてもさらに熟して甘くなることはありません(酸味が抜けて甘く感じるようになることはあるようです)。
完熟したものが収穫されていますが、少し置いておくと全体に黄色が濃く(品種によってはピンク色に)変わり、香りが強くなってくるので、その瞬間を逃さずに食べましょう。
選ぶ際はずっしりと重みがあり、黄みを帯びていて香りが良いものを選びます。古くなるとお尻からカビが生えたりするので、お尻の部分もチェックしましょう。
おすすめの食べ方
null下の方に甘みが集まっているので、食べる前に1日程度逆さにしておくと、甘さが全体に行きわたるそうです。
すぐに食べない場合は冷蔵庫に入れて保存するか、皮を切り落とし、一口大にカットしてから冷凍保存するのもおすすめです。
パイナップルはタンパク質を分解する酵素を含んでいるため、食後に食べるとタンパク質の消化を助けてくれます。パイナップルを酢豚などの料理に入れることもあるかと思いますが、パイナップルに含まれる酵素がお肉を柔らかくし、消化吸収を助けてくれるので、理にかなった組み合わせといえますね。
ただし、酵素は熱に弱いので、加熱しすぎないように気を付けましょう。
スナックパインを娘のおやつに出したら、ちぎって食べるという珍しさと、甘くてジューシーな味わいに大興奮!
これまで、一般的なパイナップルは丸のままだと重くてかさばる上に、皮をむくのが面倒で、なかなか購入する機会がありませんでした。その点、このスナックパインは小さめサイズで、ちぎって食べられる手軽さが嬉しいですね。娘も大喜びだったので、私もまた店頭で見かけたらリピート買いしたいと思います。
5月の畑通信:レタスの収穫は早朝が勝負!
nullレタスは暑さにとても弱い植物。収穫は日が昇ってすぐの朝イチ、5時半から始まります(これからさらに早まり、4時台のスタートになることも)!
気温が上がる前に収穫し、そのまま冷蔵庫に入れ、すぐに配送準備。フワフワでシャキシャキのレタスが味わえるのは、早朝作業のたまものです。
私たちの農園では、高温多湿になる梅雨前までが主な栽培シーズンとなります。お店で見かけたらぜひ食べてみてくださいね。
【取材協力】
神楽坂野菜計画
東京都、神楽坂にある八百屋さん。取り扱うのは、全て農家直送の無農薬栽培/特別栽培の野菜。野菜のほか、無添加調味料・お店の野菜を使用したオリジナル食品などの開発も。
年間700種類、常時250種類の野菜・加工品を揃える一方、東京都日の出町にて自社農園も経営し、サラダハーブなどの栽培にも取り組む。
公式ホームページ:https://yasaikeikaku.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/kagurazaka_yasaikeikaku/