軟白うどと山うどの違いは?
null旬は3~6月。旬の時期には天然のうども出回りますが、お店で販売されるのは栽培されたうどが主流です。栽培されたものでは、完全に遮光した環境で作られる「軟白うど」と、ある程度日光に当てながら、根元に土をかぶせて育てた「山うど」があります。
うどはにはカリウムや銅、葉酸や食物繊維なども含まれています。うど特有の苦みやアクとして感じる成分はポリフェノールの一種であるクロロゲン酸で、抗酸化作用があり、メラニン色素の発生を抑え、細胞の若返りを助けたり、抗菌作用を発揮したりすると言われています。
うどの選び方と保存方法
null茎の部分が太くて、うぶ毛が痛いくらいに生えているもの、穂先がピンとしているものを選ぶようにしましょう。
新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室か、涼しいところに置いて4~5日間は保存可能です。
おすすめのうどの食べ方は?
null皮まわりはアクが強いので、皮を厚めにむいて切り分けたら、酢水にさらしてアク抜きします。酢水は水400mlに対して酢小さじ1が目安です。
皮はきんぴら、茎は酢味噌和えや胡麻和え、穂先は天ぷらやお吸い物の香り付けに入れるのがおすすめだそう。皮のうぶ毛が気になる場合は包丁でこそげて取ります。
今回のうどは葉がたっぷりついていたので、玉ねぎやにんじんと合わせてかき揚げにしてみました。爽やかなうどの香りが満喫できる、おいしいおかずになりました!
茎の部分は肉巻きに。うど特有の香りとシャキシャキ感が楽しめて、夫のおつまみとしても好評でした。
今の季節しか味わえない味です。このほかにもさまざまな調理方法で楽しんでみてくださいね。
4月の畑通信:フリルレタスの成長の様子
nullこんにちは。畑通信担当の阿部です。
先月種まきの様子をご紹介したフリルレタスですが、本葉が3-4枚出てきて、レタスらしくなってきました。3月末から畑に定植を開始していて、さらに1カ月後くらいの収穫を目指しています。
今年の春は全体的に気温が高い一方で雨が少なく、収穫の予測がつけにくい日々が続きます。同じ季節でも年により状況は様々。そこが畑の面白いところでもあります!
【取材協力】
神楽坂野菜計画
東京都、神楽坂にある八百屋さん。取り扱うのは、全て農家直送の無農薬栽培/特別栽培の野菜。野菜のほか、無添加調味料・お店の野菜を使用したオリジナル食品などの開発も。
年間700種類、常時250種類の野菜・加工品を揃える一方、東京都日の出町にて自社農園も経営し、サラダハーブなどの栽培にも取り組む。
公式ホームページ:https://yasaikeikaku.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/kagurazaka_yasaikeikaku/