1:まろやかで味わい深い!老舗ソース店トリイの「ウスターソース」
nullウスターソースが好きです。ドロッとした中濃ではなく、サラサラで、味もシャキッとキレがよくてスパイシー。こんなに美味しくて完成された調味料、あるでしょうか。中でも今、ハマり中なのが「トリイ」のウスター。
全国に色々なご当地ソースがあるのですが、トリイさんは静岡の地で大正13年からソース作りを続けている老舗。パッケージには……
原材料:砂糖・野菜(たまねぎ、トマト、にんじん、にんにく、セロリ)・醸造酢、食塩、香辛料、レモン果汁、昆布、かつお節
とあります。しかも無添加!
サイトによると「新鮮な野菜の旨味を届けたいので野菜は国産100%、砂糖は鹿児島産の粗糖(そとう)という、精製される前のミネラル分たっぷりのものを使用」
とあります。ウスターソースって、それ自体がすでにスパイスや酢などが絶妙に配合された、完成された調味料なんですよね。そこが醤油や塩とは違うところ。だからこそ、メーカーによって配合の妙があり、この「トリイ」がめちゃくちゃ好みだったんです。
リピート中のレシピは、「鶏レバーのソース漬け」。茹でて下処理したレバーをウスターソースにつける「だけ」という、めっちゃ簡単かつ絶対失敗しない(なぜなら味はソース味だけだから!)レシピ。
作り置きしておくと、ご飯に乗せてレバー丼にしても、お弁当にも、もちろんおつまみにもいいんです。日常的に摂りたい「鉄分」を、こんなに美味しくたっぷり取れるのも嬉しいところ。ちなみに鶏レバーは、牛や豚のレバーと比べて、低炭水化物かつビタミンB1が豊富です。
レバーはちょっと……という方は、鶏もも肉で(胸肉でも!)。「鶏もも肉と新玉ねぎのウスターソース煮」は下味としてソースを揉み込んでおいてから煮るのがポイント。ウスターソースの酸味で、お肉も柔らかく仕上がります。新玉ねぎの水分がまた美味しさを増強してくれる!
→「鶏レバーのソース漬け」と「鶏もも肉と新玉ねぎのウスターソース煮」の詳細レシピはこちら!
ウスターソース、トンカツとか揚げ物にかけるだけじゃもったいない! こんな風に料理に使うとまた、その味と実力に惚れ直しますよ。
ぜひ一度試してみてください!
編集長・佐藤明美
2:クイーンズ伊勢丹で購入の「エキストラバージンオリーブオイル」は、香り高く苦みがクセに!(1,058円・税込)
null自他共に認める食いしん坊、食材も調味料もおいしいものを探求したい。そう思っていたはずなのですが、考えてみたらオリーブオイルにこだわったことがない……。そんな私の目を覚ましてくれたのが、スペイン在住の友人。「おいしいスペインのオリーブオイルがクイーンズ伊勢丹に入ったよ」と連絡をもらって、さっそく近所のクイーンズ伊勢丹に走りました。
お目当ての「エキストラバージンオリーブオイル」は、たっぷり913gの内容量で1,058円(税込)なので、エキストラバージンオリーブオイルとしては手に取りやすい価格。しかもオリーブオイルがずらりと並ぶ中で、残りがたったの2本……! これは期待できると思い、残った2本を買い占めてしまいました(焦らずともクイーンズ伊勢丹ネットショップでも購入可能なのに)。
このオリーブオイルは、世界最大のオリーブ生産地であるスペインハエン地方に18世紀から続く名門オリーブ農家、MONVA社がつくったもの。2021年11月に収穫した完熟前の新鮮なオリーブを素早くコールド抽出したプレミアムオイルだそう。
ちょっと濃厚なオリーブグリーンのオイルは、出した瞬間から香りがいい! まずはオリーブオイルの香りや味をしっかり楽しみたいとパンにつけてみることに。
口に入れた瞬間にオリーブの香りが広がって、独特の苦味がパンに合う! 今までのオリーブオイルと香りも味も濃厚さが違います。これはパンに合う、トーストしたバゲットでもいいなあ……などと思いながら、おかずをそっちのけでパンをパクパク。
感じた苦味は、抗酸化物質であるフェノールが豊富に含まれているからとのこと。酸化安定性をサポートするから揚げ物に使うといいと聞いたのですが、せっかくおいしいオイルなのでパンの次はアヒージョに。
ぐつぐつし始めると、にんにくとともにオリーブの香りも立ってきます。具材を煮込むと、パンにつけた時よりもまろやかな香りになって、これもまたおいしい!
友人によると「バニラアイスクリームにかけてもおいしい」とのこと。そんな食べ方もあるなんて……!
まだまだおいしい食べ方を探求できそうな、うれしい予感がしています。
編集部・阿部美里
3:旨み成分入りだから、ひとつまみで味が決まる!「ろく助塩 コショー」(約1,100円・税込)
null「ひとつだけ調味料を残せるなら何?」という(よくある)問いに推したいのが、『ろく助塩』。家族のご飯づくりはもちろんですが、おすすめはひとりのお昼ご飯をつくるとき。適当でいい、でもおいしい!を叶えてくれるんです。
わたしが愛用しているのは、『ろく助塩 白塩 顆粒タイプ』と『ろく助塩 コショー 顆粒タイプ』。どちらも150gで1,100円ほどです(わたしはクイーンズ伊勢丹で購入していますが、ネット通販でも購入できます)。塩にしてはお高いのですが、一度知ってしまうとリピートしてしまうおいしさ!
おいしさの秘密は、干椎茸、昆布、干帆立貝などを使って、独自の製法で旨みを加えているから。「ろく助塩」は、単なる塩ではなく、いわゆる“旨塩”なんです。
この旨み成分があるから、これをかけるだけで本当にいろんなものがおいしい……!
シンプルにお肉を焼くときに、『ろく助塩』のコショーをパラパラっとするだけで、肉好き男子の夫も、塩好き男子の息子も大満足な味に。うちは下味は薄めにして、“追い塩コショウ”を各自でして食べています。
そして個人的におすすめしたいのがお昼どき。ひとりでのお昼ごはん、特にリモートワーク中は簡単に済ませたいときが多々あるわたしにとって、『ろく助塩』はありがたい調味料。
この日のお昼はシンプルなにゅうめんに。スープに『ろく助塩』のコショーを使ったうえで、大好きな柚子胡椒もトッピング。これだけで、ううううまい!のです。
おにぎりをつくってもおいしく、これだけで浅漬けをつくってもおいしい。ガーリック、抹茶や胡麻、カレーなど、いろいろな塩があるので好みで選ぶのもいいですね。
編集部・阿部美里
4:漬け物の味付けは「おいしい酢」のみ!失敗知らずの仕上がりに(980円・税込)
null大根の酢漬けは、さっぱり食べられて美味しいですよね。そんな大根の酢漬けを作るうえで欠かせないお気に入りの調味料が、日本自然発酵の「おいしい酢」。味付けはこれ1本のみ! 失敗しらずの美味しい味に仕上がります。
原材料は、
・醸造酢(米酢、果実酢)、果糖ブドウ糖液糖、蜂蜜、食塩
味の特徴は、みかんの果汁を酢酸発酵・熟成させた「蜜柑果実酢」を使っているので甘く、お酢特有のツンとした角のないまろやかな味です。なので、お水で割ってドリンクにしても美味しいです。
このお酢を使って一番よく作るのが、大根の酢漬け。作り方は超簡単で、薄く切った大根に“おいしい酢”を適量かけるだけ。一晩寝かせると、味が染みて美味しい酢漬けの完成です。
私は見た目と食感から、大根はスライサーで薄くスライスするのが好みです。この漬物を作ると「レシピ教えて」とよく聞かれます。いろいろな調味料を使うことなく、これ1本で味付けが完了し、味も失敗知らずの安定の美味しさ。一度使ったら便利すぎて手放せなくなりました。
お値段はちょっと奮発の1本980円(税込、900ml)ですが、公式HPや楽天やアマゾンなどで6本や12本など、まとめて購入すると割安になり、送料も無料になったりするので、まとめて買うことをオススメします。
他にも、きゅうりの酢の物、鶏肉のさっぱり煮、ポテトサラダの隠し味、などなど様々な料理の味をグンとあげてくれるので、美味しいお酢を探しているかたは一度試してみてはいかがでしょうか。
編集部・ポム子
※店舗や販売サイトによって価格は変わる場合があります。