いちばん人気・グリーンカレーには厚揚げと竹の子がベスト
null『ロイタイ』のカレーシリーズは、すべて具材なし。スープのみがパックの中に入っています。ですから好きな具材を一緒に煮込めば完成です。
最初、この商品が出たときは画期的でした。何しろそれまで家でグリーンカレーやレッドカレーを作ろうと思ったら、難しい&今後、使いきれるかどうかわからない調味料を買わなければなりませんでしたから!
それがこれ1つで済むので、本当に便利! しかも本場タイでも人気があるだけあって、どれも皆、おいしいんです。
さて、『ロイタイ』のカレーシリーズの中でもいちばん人気を誇る「グリーンカレー」198円(税込)。『ロイタイ』の取り扱いが始まった当初からある“古参フレーバー”ですが、今だ売り切れているときがあるのがすごいですよね。
さて、カルディのお店ではこの「グリーンカレー」に合う具材として、鶏肉やなす、たけのこ、きのこを勧めていますが、私はいつも大好きなタイ料理屋さんの具を真似しています。
入れるのは厚揚げ、たけのこ、ベビーコーン、ズッキーニ、パプリカ、プチトマト。
もはや具沢山野菜カレーですね(笑)。でもこの具の組み合わせが抜群においしいんです!
パプリカとプチトマトはなければないで構いませんが、最初の“4つ”の具材は必ず入れてください。厚揚げもたけのこも、ベビーコーンもグリーンカレーのスープが絡むとこのうえなくおいしいですし、グリーンカレー×溶け崩れたズッキーニもたまらんのです!
レッドカレーには、えびとバジルはマスト!
nullそして次点人気の「レッドカレー」198円(税込み)。こちらカルディではおすすめ具材として、鶏肉やなす、かぼちゃ、パプリカが推されているのですが、私的には“えび”が推しです!
何しろ「えびのレッドカレー炒め」という料理があるくらい、レッドカレーとえびは好相性! それとバジル。辛いながらもコクまろなレッドカレーのいいアクセントになってくれます。
あとは適当にきのこやピーマン、プチトマトなどの野菜をプラスしています。ただやはりカレースープをしっかり味わいたいので、カレースープに溶け込んでしまう、じゃがいもやさつまいも、かぼちゃ(カルディさん、ごめんなさい!)は避けています。でももちろん、“溶け込み系”が好きな方は入れてくださいね!
イエローカレーにじゃがいもは欠かせません!
nullハーブやスパイスをたくさん使うグリーンカレーや、唐辛子の量が多く、辛さや独特の風味があるレッドカレーと比べ、イエローカレーはかなりマイルド。クセがないので、エスニックカレーがお初という人にもおすすめです。
カルディでは、鶏肉となす、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんなどがおすすめと提唱していますが、イエローカレー、これに絶対に欠かせないのはじゃがいも! 正直、私、このイエローカレースープでじゃがいもと玉ねぎを煮たものだったら永遠に食べられます(笑)。
すっごい寂しいビジュアルのカレーですが、イエローカレースープがからんだじゃがいものおいしいことといったら! もはやごはんもいらないかも……(笑)。
ただこの「イエローカレー」のみ、おいしく食べるにはちょっと作り方にコツがあります。ほかのカレーを作る際、私は鍋に具もカレースープも入れてから火にかけ、煮てしまいますが、「イエローカレー」に至っては軽く鍋に油をしき、鶏肉と玉ねぎを炒め、そこへ電子レンジでチンしたじゃがいも(皮をむき、ラップで包み、1つ約4分加熱)を入れ、「イエローカレー」を注ぎます。そして煮る。ちょっとだけ前工程が増えます。
ナッツとお肉がよく合う、マサマンカレー
nullよく“甘すぎず辛すぎない”と言われる「マサマンカレー」。そのため辛いカレーが苦手な人にもおすすめです(とはいえ辛いカレーが好きな人には物足りないかも)。
マサマンカレーが日本でも有名になったのは今から10年前。2011年に「世界でいちばんおいしい料理」としてアメリカのCNNで紹介されたことがきっかけでした。カルディでは「マサマンカレー」に、肉(鶏でも豚でも牛肉でも!)とじゃがいも、玉ねぎ、そしてナッツ類を入れるのを勧めています。
この「マサマンカレー」も「イエローカレー」と同じく、具材を炒めてからカレースープを入れて煮込みます。使うナッツはどんなナッツでも構わないようですが、私はカシューナッツをセレクト。煮込むとカシューナッツが“半生”みたいになっておいしいですよ。
いかがでしたか。カルディの定番人気商品『ロイタイ』カレーシリーズ。暑い夏になると体がタイカレーを求めます! ぜひ“ぴったりな具”でおいしくいただいちゃいましょう!
撮影/中田ぷう