他では味わえないおいしさ!脂の甘さを感じる「腰塚」のコンビーフ
null「年用意(としようい)」という言葉があるのをご存じですか? 年末、新しい年を迎えるために注連縄や門松を飾ったり、買い物や料理をすることです。私の年用意は、やはり“食べ物”。
「腰塚」は昭和24年創業、東京・千駄木にあるお肉屋さんです。偶然にもここのすぐ近くに元生徒が手がける寿司屋があり、その元生徒からコンビーフと「ベリーハム」をもらったのが、「腰塚」を知ったきっかけです。
コンビーフとは、簡単に言うとほぐした牛肉を塩漬けにしたもののこと。でも私、コンビーフなんて、積極的に食べるものだと思っていませんでした。たまに料理に使ったりするだけ。
なのですが「腰塚」のコンビーフは、毎日でも食べたくなるクセになるおいしさ! 全国にお取り寄せリピートする人が多いというのも頷けます。
まずは、炊きたてのごはんの上にのせて、わさびかからしを添えて食べてみてください。これだけ聞くと、大半の人が「ごはんの上にコンビーフそのままだなんて、くさくてごはんのおいしさが損なわれてしまうのでは!? 」と疑うんですね(笑)。ところがひと口食べた途端、皆さん驚くんです。そして今までのコンビーフの概念が吹き飛ぶ!
確かにお値段はそこそこしますが、年末年始はこのくらいの贅沢を自分やご家族に与えてくださいな。
時間があればすりおろしたしょうがや刻んだ青ねぎものせ、しょうゆをまわしかけてもおいしいです。
パンにはさんだり、じゃがいもと一緒に炒めたり、オムレツに入れてもおいしいですよ。
そして「ベリーハム」。コンビーフに続く「腰塚」の看板商品です。豚バラ肉を巻いためずらしいハムなのですが、厚く切ってハムステーキにしてもいいし、薄切りにしてサラダにのせてもおいしい。
こちらもコンビーフと一緒に必ず買うおすすめの商品です。
お茶はこれ一筋です!青のほうじ茶「飛騨の露」
null飛騨高山は夫の故郷。ですから年に数回訪れている私の第二の故郷です。こちらで出会ったのが「まつの茶舗」さんの「青のほうじ茶 飛騨の露」(3g×12包/361円<税抜>)というお茶。このお茶を知ってから、自分で淹れるお茶はこれひと筋。そのくらいおいしいんですね。
“青のほうじ茶”とは、いわゆる一般的なほうじ茶と味はまったく違います。一般のほうじ茶は香ばしさのみを優先させる強い火入れを行いますが、“青のほうじ茶”はじっくりと時間をかけて焙じ上げるため香ばしさのみならず、しっかりとお茶の旨味や深みも残っているんです。
ですから、味もどちらかというと緑茶寄りの味わい。そのため食事にも合いますし、お菓子やケーキにも合うんですよ。口の中がさっぱりします。
私はいつも「デュラレックス」の耐熱ガラスに1包入れ、そこにお湯を直接注いで飲んでいます。1杯目より2杯目がおいしいんですね~! そして3杯目はお湯を入れたらぬるくなるまで放置しておいてうがいに使います。これからの季節、お茶うがいは大切ですよ。うちの生徒などは、最後茶葉を乾かして、靴箱などの消臭にも使っていますよ。最後の最後まで楽しめるお茶なんです。
写真を載せたのは12包入りのものですが、実は私がいつも買うのは5g×100包入りのもの。毎日飲みますし、お客様にもお出しするので100包でちょうどいいんです。しかも100包入って2,100円。生徒たちでも欲しがる人が多いので、いつもみんなでネットからオーダーしていますよ。
※商品は祐成陽子さんが購入したものです。
※商品価格は、税抜きです。
【取材協力】
祐成陽子
祐成陽子クッキングアートセミナー校長。
食べること、作ることへの“好き”が高じて、1965年、主婦の経験を生かし、料理教室をスタート。1987年には、日本初のフードコーディネーター養成学校を設立。輩出した生徒数は4000人超え。卒業生には、タレントで国際薬膳師でもある麻木久仁子さん、人気フードコーディネーターSHIORIさん、料理家のほりえさちこさんなどがいる。