『ザ・ノース・フェイス』の注目アイテム2
nullアパレルからバックパック、シューズ、キャンプ道具など、あらゆるアウトドアアイテムをラインナップする『ザ・ノース・フェイス』。その機能性とデザイン性のよさから、愛用する子育て世代も多いブランドです。
「抱っこしながら着られるアウター」に新商品登場
今季の注目は、すでに大ヒットしている“赤ちゃんを抱っこしながら着られるアウター”の新作。寒さが厳しい真冬にもこれ一枚羽織れば安心の、たっぷり中綿が入ったジャケットです。
『ザ・ノース・フェイス』のジャケット「スティープテック」がデザインベースになっているという「CR インサレーションジャケット」(4万9,500円)。羽毛のように軽くて温かい中綿素材「プリマロフト」がたっぷり入っています。
フロントの2本のジッパーと4つのスナップボタンを閉じると、プルオーバーのように。左のジッパーを全開すれば、ざっくり羽織ることもできます。表の生地には耐久性のある「リサイクルナイロンタフタ」素材を使用。水を弾く「はっ水加工」が施されているから、急な雨にも慌てずにすみます。
アウトドアブランドらしくタフなアウターですが、ふれるとしなやか。赤ちゃんを抱っこしながら着用することもイメージし、着心地のよさや細かな使い勝手にもこだわっているそうです。
細かな部分もチェックしていきましょう!
(1)ウェアの身幅を変えられる2本のフロントジッパー
このアウターの要の一つが、2本のフロントジッパー。開けて、閉じて、シーンに応じて身幅や羽織り方を柔軟に変えられます。
(2)赤ちゃんの様子に合わせて温度調整
真冬など寒い日は閉じて、室内に入って暖かくなったら開けて。柔軟にウェア内の温度調整が出来、大人より暑さを感じやすい赤ちゃんと一緒でも安心です。
(3)すっきりしまえるフード
ちょっとした雨ならしのげるフードは、風が強い日の防寒にもなります。使わない場合は、首元にしまえばすっきり。フードにはあえて中綿を入れてありません。
(4)ちょっとしたものを入れられるミニサコッシュ付き
正面の、ちょうどおなかのあたりのポケットは、スナップボタンでアウター本体についています。外せばスマホや鍵など、ちょっとしたものを携帯するのに便利なミニサコッシュに。
細かなギミックが散りばめられていて、抱っこが必要な赤ちゃんのいる子育て世代はもちろん、そうでない人たちにとっても注目を集めそうなアイテムです。
大人気の「手ぶらジャケット」に新色登場
育児中のパパをはじめ、子育て予備軍の男性も注目している「CR ストレージジャケット」の新色もリリースされます。フロントに、スナップボタンで着け外しができる共布のベビーカバー付きだから、赤ちゃんを抱っこしながら着用できるんです。
「子どもとのお出かけに軽装で行きたい」という、パパたちの願いで誕生したこのジャケット。ポイントは、前と後ろに備えた計11個ものアウトポケットです。哺乳瓶やおむつ、お菓子、ちょっとした着替え、はたまたタブレットまで。たくさんの荷物を効率的に収納でき、近郊ならペアレンツバッグなしの手ぶらも夢ではないのです!
しかも、防水透湿性にすぐれた「ゴアテックス」素材を使用しているので、急な雨に降られたり冷たい風が吹き荒ぶ日も、安心して出かけられます。
このほかにも、カラビナが付けられるループ、鍵などを引っ掛けられるDカンなどもついていて。クラシックな見た目ながら、多機能すぎる!と引っ張りだこ。シーズン初めにチェックしたほうがよいアイテムです。
『ヘリーハンセン』の注目アイテム3
nullノルウェーで生まれたアウトドアブランド『ヘリーハンセン』は、海にルーツをもつ優れた機能性と愛らしいデザインで注目を集めています。親子でおそろい出来るアイテムも多数そろっていますよ。
もこもこフリースで親子おそろ
まずは、親子でおそろいが楽しめる同素材のフリースジャケットをご紹介します。ユニセックスで着られる「ファイバーパイルジャケット」と、キッズサイズの「Kファイバーパイルジャケット」です。
もこもことしたボア感のある「ファイバーパイル」は、1960年代に『ヘリーハンセン』がスカンジナビアの極寒の海で働く漁師やオイル ワーカーの命を守るために開発したフリース素材。原料にはペットボトル由来のリサイクルポリエステル糸を使用し、クラシカルな風合いながら抜群に温かいのも特徴です。
実際羽織ると、軽やかで肩が凝らないのに温かい! 見た目も愛らしくて、着こなしのポイントになってくれます。
キッズサイズには、安全性や使いやすさに配慮した機能性もプラス。子ども用ならではの「あるとうれしい」機能を網羅しているのは、キッズアイテムが豊富な『ヘリーハンセン』ならでは。
カラーは写真の「オーロラグリーン」と「ネイビー」の2色。パパ、ママ、キッズとみんなでおそろいしやすい、上品なカラーですね。
雪遊びに、防寒に。防水ジャケット&オーバーオール
大人のデザインともリンクしているため、おそろいで楽しめる防水ジャケットとオーバーオールもピックアップ。
中にフリースや薄手のダウンなどを着込めば、冬場の羽織りものとしても重宝する「Kオーシャンフレイジャケット」。そして、雨の日でも水たまりを気にせず遊べる「Kウォーターオーバーオール」。いずれもリサイカブルナイロン(リサイクルできるナイロン素材)を使用した防水透湿性素材で、そり遊びやスキーなどの冬山でのアクティビティから公園でのお砂場遊びまで、幅広いシーンで活躍します。
ヨットなど、海で着用するセーリングウェアも手がける『ヘリーハンセン』の、技術を反映しているのもポイント。色合いやリフレクターなどで視認性をよくすることで、より一層安全に、便利に着ることができます。
ギフトにもおすすめ。抗菌防臭・速乾性ベビーウェア
ギフトにもぴったりの機能性素材のベビーウェアも発見。
大人より体温が高く、冬場も汗をかきやすい赤ちゃん。どうしてもほんのり汗のにおいがしてしまうことも(それもまた、かわいいのですが)。
この単体でも、セットでも着せられるロンパースとレギンスには、防臭性、抗菌性、速乾性を兼ね備えた素材を使用しています。だから、ぱっと着せるだけでにおいが気になりにくくなるのです。また、速乾性のある素材だから、汗をかきすぎて冷えてしまう心配や、室内干しでのにおい問題に悩むこともありません。
こうした機能性素材を使用しているのは、アウトドアブランドのベビーウェアならではの魅力。そのぶん、値は張りますが、子どもが身につけるものの着心地のよさにつながるのだから、ついつい財布の紐も緩くなってしまいます。
寒い季節も快適にしてくれるアイテムや、家族ならではのおそろいアイテム。楽しみながら取り入れて、この秋冬もたくさんの思い出を増やしましょう!
※価格は全て税込みです。
【取材協力】
株式会社ゴールドウイン
朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote