娘を出産してすぐ、化繊やホックなどの金属類が肌に触れると、痒くて痒くて……。そこで、持っているアンダーウェアを全て買いかえることにしました。このときに妥協したくなかったのが、この3点。
1:天然素材
2:ホックはないタイプ
3:女性らしいシルエットや色
いろいろ探して出会ったのが、メリノウール素材を使用するアウトドアブランド『ice breaker(アイスブレーカー)』の「サイレンブラ」と「サイレンショーツ」でした。
ニュアンスカラーがかわいい。
null決め手はたくさんありますが、とくに気に入っているのは女性らしいシルエットと色味です。
ともすると“ほっこり感”が漂う天然素材のアンダーウェアの中でも、またスポーティーになりがちなアウトドアアイテムの中でも『アイスブレーカー』は群を抜いて女性らしくって、色もかわいい!
とくに今季の新作は、くすみ系のニュアンスカラーが豊富。記者は「エスプレッソ」(冒頭の写真左)「パープルゲイズ」(写真右)そしてカーキ系の「ローデン」の3色をまとめ買いしました。どれも肌なじみがよく、ブラとショーツで違う色同士を組み合わせるのもアリです。
メリノウール素材は「心地いい」+αの魅力がたくさん。
nullそもそもメリノウールは、羊の中でもニュージーランドなどで育つ「メリノ種」の羊毛でつくられる素材です。羊毛の繊細な細さと伸縮性のよさを生かし、アウトドアウェアを始め、さまざまジャンルの衣類に使われています。
羊毛にありがちな「チクチク」がない!
魅力の一つが、チクチクしない肌触りのよさ。『アイスブレーカー』のメリノウールは、ニュージーランドの南アルプスで育った、きめの細かい上質な羊毛を使用しているので、パッケージによると「赤ちゃんが着ても大丈夫なくらい」ソフトな肌触りなのだとか。確かに全部アンダーウェアを入れ替えて以来、チクチク感で悩んだことはありません。
暖かい日も寒い日も快適。
吸湿性も、メリノウール素材の魅力です。羊毛は、もともと羊の体を守っているもの。だから、寒い季節に温かいのはもちろん、暑い時期は呼吸するように汗ムレなどを逃してくれるから、一年を通して快適なんです。
また、汗などで濡れても体が冷えにくく、汗冷えの心配もありません。これもそもそも、羊のからだを守る羊毛ならではの魅力。
さらに、臭いにくいという特徴も! 私は日頃からスポーツやハイキングを楽しみますが、汗をかくアクティブなシーンも、このアンダーウェア一択です。
リラックスタイムにものびのび着られる。
生地自体の伸縮性がよく、リラックスしたいときにもストレスフリー。アンダー部分もほどよい太さのゴム製なので、ホックのないタイプにありがちな、ずり上がってしまう問題もナシ。
ちなみに私は震災以来、寝るときもアンダーウェアをつけていますが『アイスブレーカー』に切り替えてからはナイトブラを買っていません。
地球環境にもやさしく、天然のUVカット機能も。
今回、購入してまじまじとパッケージを眺めてみると、裏面にメリノウールの魅力がぎっしり書かれていました。その中でも眼から鱗だったのが「土にかえる」「持続的な生産が可能」という2点です。確かに、羊毛は刈っても刈っても伸びますよね!
そのうえ、メリノウールは紫外線から守る機能も備えているそうです。はるか昔から、放牧して育てられてきた羊たちを、あらゆる自然環境から守ってきたのが羊毛ですもんね。外遊びに付き合ううち、知らず知らずのうちに日焼けしがちなので、この機能性はうれしい。
形崩れしにくく長持ちする。
「アイスブレーカー」のアンダーウェアを買い換えたのは、ほぼ1年ぶりです。ブラは7,700円(税込)、ショーツは4,950円(税込)と、よいお値段がするので大事に使っているというのもありますが……。メリノウール素材自体が形崩れしにくいという特徴も、功を奏していると思います。
見た目がかわいくて、着心地がよくて、エコフレンドリーで、長持ちで。言うことなしの『アイスブレーカー』のアンダーウェア、一度着たら浮気できるはずもありません。
カーディガン感覚で羽織れる『パタゴニア』(patagonia)のジャケット。
nullもう一つ、私が浮気できないアイテムといえば『パタゴニア』の「フーディニ・ジャケット」です。
朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote