「軽いは正義!」厚手のニットは重すぎるから…
null以前なら、1月ともなればほぼ毎日ニットを着ていた私が、この冬一番着ている服、それが「GUのオーバーサイズスウェットプルオーバー (1,990円)」です。
昨年(2022年)のちょうど今頃、kufuraの人気連載「4ケタアイテムで叶えるオシャレ」で紹介されていたのがGUのスウェット。その時から気になっていて、ついに昨年12月に購入!
スウェットって、部屋着にはいいけど、オトナが外着として(電車を乗っていくくらいの遠くに)着ていくにはどうなのかしら?と思っていました。でも実際購入してみると驚くほど万能で、合わせ方次第では、年齢相応の、キレイ見えするカジュアルに着ることも可能。
着心地がよく、どんなボトムとも合わせやすい、何より軽くて暖かい……おかげでニットの出番はかなり減りました(ニットのように毛玉もできないし、ジャブジャブ洗えてお手入れもラク!)。
「裏起毛スウェット」優秀ポイントは4つ!
null推しポイントはたくさんあるのですが、まとめるとこの4つ。
1:「裏起毛」で風を通さず、断然暖かい!
2:圧倒的に軽い!
3:濃い色「ダークグレー」が上品で「キレイ見え」する
4:丸みがある絶妙なビッグシルエットで、体型をカバー
それぞれについて少し補足をすると……
1:「裏起毛」で風を通さず、断然暖かい!
昔からある、いわゆる「トレーナー」との大きな違いは、まずこの「裏起毛」の暖かさ。肌あたりもやわらかく、インナーが半袖Tシャツで素肌に触れるときなども、めちゃくちゃ気持ちいい。ニットだと、素材によっては冬場は“チクチク”しがちなので……。
2:圧倒的に軽い!
素材はコットン80%にポリエステル20%という割合。だからか、とにかく「軽い」。年を重ねるにつれて「軽いは正義!」と思っている私。冬はただでさえコートも着るし、ストールも巻く、と重みが増すので、できるだけ軽やかにしておきたい。
3:濃い色「ダークグレー」が上品で「キレイ見え」する
「色」もかなり重要!このダークグレイの他に、オフホワイト、グレー、ピンクの全4色展開なのですが、オトナが着るなら断然この「濃いグレー」です。
淡いグレーやオフホワイトだと、どうしてもカジュアル感が強く、オトナが着ると「部屋着」とか「運動着」感が出やすい気が。その点、この濃いグレーはグっと締まって見えて、ボトムによって印象も変えやすい。パールなどのアクセサリーをつけると「キレイ見え」します。
こんな風に、インナーに着たボーダーを袖口から少し見せてポイントにしても、いい感じに。
4:丸みがある絶妙なビッグシルエットで、体型をカバー
「オーバーサイズ」という名前だけあって、かなりゆったりしたシルエットで丸みのあるデザイン。気になるウエストや腰周りは無条件にカバーされます。
さらに、斜めにカットされてるポケット口など、オーバーサイズでも「もったり見えない」工夫が加えてあるのが、さすが!
たとえばこんなコーディネートも!
null柄スカートをオトナカジュアルに!
ともすると女っぽくなりすぎる柄スカートを、ほどよく中和してくれるのがこのスウェット。襟元はTシャツの白をのぞかせて、ピアスやスニーカー、バックパックも白を選ぶと、清潔感のあるオトナカジュアルにまとまる気がします。
グレーのワントーンで、パンツを上品に!
スウェットより少し明るいグレーのパンツを合わせた、ワントーンのコーディネート。ただ、それだけだと暗い印象なので、首元に明るいミントグリーンのストールを巻いてポイントに(と防寒にも!)。合わせた冬素材の柄バックは、地味になりがちな季節に便利な小物です。
ちなみに、以前、kufuraの記事でも紹介したGUのこのローファーは驚くほど履き心地がよく、ここ数年すっかりコーディネートのレギュラー。
あと、もうひとつ。ニットは品質の差(=値段の差なことも多い)が出やすい素材だなあと、個人的には思っていて。風合いとか手触りとか……。それに比べるとスウェットは、カジュアルブランドの手を出しやすい価格のものが優秀!と、嬉しい発見でした。
まだまだ寒い日が続きます。自分のカラダに無理をさせず、暖かく、そして少しでも気分良く冬を乗り切りたいですよね!
趣味は料理、スポーツ観戦と旅に出ること。食いしん坊。『Oggi』や『美的』で美容やファッション担当として20年ほど女性誌を編集、2018年からkufura編集長に。2021年4月〜2022年10月にはラジオJ-WAVEで毎朝の生番組のナビゲーターも。インスタグラム@sizukuishii