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秋の味覚の作り置き【きのこマリネ】はパスタの具材にも!楠さんちのホットクックレシピ Vol.91

ホットクック愛用者の中で意外と多い、「いまいち使いこなせない」「定番のレシピにもうひと工夫してみたい」というお悩み。そんな方のために、野菜ソムリエでありママでもある料理家の楠みどりさんが、ホットクックで作るからこそおいしい、オリジナルレシピをご紹介します。

今回は、「きのこ」を使った作り置きおかず。今回は3種のきのこを使用しますが、これより多くても少なくても、お好みのきのこで作れます。お弁当のおかずにはもちろん、ほかの食材と組み合わせてアレンジもきくので、冷蔵庫にあると便利ですよ。

冷蔵庫にあると便利!きのこのヘルシー作り置き

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まだまだ暑い日も多いですが、スーパーの店頭には秋の味覚が並ぶようになりました。今回は秋の味覚の代表格ともいえる、きのこを使った作り置きおかずをご紹介します。

きのこにはビタミンDやビタミンB群、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれていて、便秘解消や免疫力アップに効果的と言われています。数種類のきのこを組み合わせれば、いろいろな食感が楽しめますし、たくさん食べても低カロリーというのも嬉しいですね。作り置きがあると忙しい毎日に役立つので、ぜひ試してみてくださいね。

2~3人家族にぴったりの1.6Lタイプを使用

我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプのホットクックを使用しています。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所も取りません。

こちらは2025年9月現在の最新モデルですが、以下のレシピは旧モデルでも作ることができます。モデルによりメニュー名などが変わる場合がありますが、その場合は近いもので試してみてください。

ヘルシー&アレンジ自在!きのこの和風マリネ

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【材料】(2~3人分)

・しめじ 1パック
・えのき 1袋
・まいたけ 1パック
※きのこはお好みのものでOKです。総重量400~500gを目安にしてください。
・輪切り唐辛子 適宜

<調味料>
・醤油 大さじ1と1/2
・みりん 大さじ1と1/2
・酢 大さじ1と1/2
・鶏ガラスープの素(顆粒) 小さじ1
・ごま油 大さじ1

【作り方】

(1)きのこはそれぞれ石づきを落として小房に分け、ホットクックの内鍋に入れます。

●ポイント:きのこはお好みでアレンジしてください。しいたけやエリンギなどもおすすめです。

(2)(1)に輪切り唐辛子と<調味料>を加えてホットクック本体にセットし、まぜ技ユニットを装着します。

●ポイント:輪切り唐辛子はお好みで量を加減してください。

(3)「メニューを選ぶ」→「カテゴリーで探す」→「煮物・炒め物」→「佃煮・ソース」→「きのこの佃煮」を選んでスタートボタンを押します。約30分で完成します。

(4)完成直後がこちらです。内鍋いっぱいに入れたきのこもこんなにカサが減り、味が染みているのが分かります。味をみて塩こしょう(分量外)で味を調えてください。

(5)清潔な保存容器に入れて、冷蔵庫で保存できます。その場合、2~3日を目安に食べきるようにしてください。

茹でたパスタと和えるだけ!簡単アレンジ

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きのこの和風マリネは、ダイエット中の夫にもヘルシーなおつまみとして好評でした。そのまま食べるのはもちろんのこと、茹でたスパゲッティと和えて和風パスタにして食べるのもおすすめです。青ネギを散らすと彩りもアップします。

娘はきのこが好きなのですが、特にえのきの食感が好きなようで、味の染みたえのきを気に入って食べてくれました。お肉なしでも満足感が得られますが、お好みで炒めたベーコンなどを加えても。きのこの和風マリネ自体はシンプルな味付けなので、アレンジもしやすいと思います。

山盛りのきのこも、ホットクックでじっくり加熱することでカサが減り、旨味たっぷりのマリネができます。食材本来のうま味や甘みを引き出してくれるので、シンプルな料理ほどおいしさが際立つ気がします。

きのこの和風マリネは我が家でも好評であっという間に食べきってしまったので、また作りたいと思います。みなさんもぜひお好みのきのこで試してみてくださいね。

楠 みどり
楠 みどり
フードコーディネーター、野菜ソムリエプロ
出産後、幼児食インストラクターの資格を取得し、企業のレシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングや料理教室講師などに携わる。子どもと一緒に楽しめる家庭料理を提案し、子どもの健やかな味覚を育てるための出張つくり置きサービスなども行う。公式ブログ
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