栄養満点の小松菜。子どもも食べやすいおかずに
nullカロテンやビタミンC、カルシウムなどが豊富に含まれている小松菜。特にカルシウムの含有量はほうれん草の3倍以上で、成長期の子どもや、大人の骨粗鬆症予防にも積極的に食べたい野菜です。
また味にクセがなく、子どもでも食べやすい野菜ですね。我が家の小学生の娘も小松菜のシャキシャキした食感が好きなようで、お味噌汁に入れたり炒め物にしたりと、食卓によく登場します。
今回は、ホットクックを使って小松菜のおひたしとナムルを作ります。煮汁ありで「茹でる」機能、蒸しトレイで「蒸す」機能を使用するものと2パターンで調理します。目指す仕上がりから自分で時間や調理方法をアレンジできるようになると、よりホットクック調理が楽しくなりますね。
2~3人家族にぴったりの1.6Lタイプを使用
我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプのホットクックを使用しています。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所も取りません。
今回はこちらの蒸しトレイを使用します。
加熱時間わずか2分!小松菜のおひたし
null【材料】(2人分)
・小松菜 1袋
<調味料>
・めんつゆ(3倍濃縮タイプ) 大さじ2
・水 大さじ4
【作り方】
(1)小松菜は流水でよく洗い、5cm程度の長さに切ってからホットクックの内鍋に入れます。<調味料>を加え、ホットクック本体にセットします。
(2)「手動で作る」→「無水でゆでる」→「2分」を設定してスタートボタンを押します。
●ポイント:まぜ技ユニットは装着しません。
(3)加熱終了直後がこちらです。本体から内鍋を取り出して、粗熱を取ります。器に盛り付けて、お好みで削り節や白ごまをふってお召し上がりください。
●ポイント:余熱でも火が通ります。加熱しすぎると食感が損なわれるので、2分を目安に加熱してください。冷めていく間に味がなじみます。
小松菜はアクが少ないので、下茹でせずに煮汁ごと一緒に加熱してOKです。加熱することでカサが減るのでたくさん食べられるのも嬉しいですね。シンプルながらほっとする味わいです。
続いて、ホットクックの「蒸す」機能を使って、小松菜のナムルを作ります。にんじんやもやしも一緒に蒸すことで栄養価もアップしますし、彩りも豊かに仕上がります。お弁当の隙間を埋めたり、ビビンバ風にアレンジしたりするのもおすすめです。
カラフルで栄養満点!小松菜のナムル
null【材料】(2~3人分)
・小松菜 1/2袋
・にんじん 1/4本
・もやし 1/2袋
<調味料>
・ごま油 大さじ1
・醤油 大さじ1/2
・にんにくのすりおろし(チューブ) 1cm程度
・白ごま 少々
【作り方】
(1)小松菜は水洗いして5cm程度の長さに切ります。にんじんは皮をむいて長さ5cm程度の細切りにします。もやしは水洗いして水気を切ります。これらを蒸しトレイに並べます。
●ポイント:今回は分かりやすいように野菜ごとに分けて蒸しトレイにのせていますが、混ぜて入れてもOKです。火の通りが均一になるように、野菜の種類や大きさを揃えてください。
(2)ホットクックの内鍋に水を200ml注ぎ、蒸しトレイをのせてホットクック本体にセットします。
(3)「手動で作る」→「蒸す」→「5分」を設定してスタートボタンを押します。
(4)加熱終了後直がこちらです。わずか5分の加熱時間ながら、程よく蒸し上がっています。
●ポイント:使用する野菜の量や食感の好みなどによって加熱時間を調整してください。
(5)野菜の粗熱が取れたら軽く水気を絞ってボウルに入れ、<調味料>を加えてさっくりと混ぜ合わせます。味をみて塩少々(分量外)を加えて調えます。器に盛り付けたら完成です。
娘は小松菜が好きで普段からよく食べているのですが、特にナムルが気に入ったようで、「おいしい!」と言ってモリモリ食べてくれました。
ごはんの上にナムルと納豆、キムチ、卵黄をのせてビビンバ風にして食べるのもおすすめです。納豆の代わりにそぼろや炒めた肉をトッピングしてももちろんOKです。栄養満点で食べ応えがあるので育ち盛りのお子さんのランチなどにぴったりです。
小松菜はもともとクセが少なく食べやすい野菜ですが、ホットクックで調理すると旨味や甘みが一層際立つ気がします。今回ご紹介したレシピは、茹でるのも蒸すのも5分以内という、短時間で調理できるものばかりの時短メニュー。ぜひ試してみてくださいね。