枝豆調理のハードルがぐんと下がる!
null枝豆のおいしい季節がやってきました。ビールのおともに欠かせない、という方も多いのではないでしょうか。枝豆にはたんぱく質や、糖質、脂質、ビタミンやカルシウムなど様々な栄養素が豊富に含まれているので、おつまみ以外にも積極的に食べたい野菜です。
今回はホットクックを使って、枝豆を「蒸す」と「無水で茹でる」の2つの調理法で食べ比べをしてみたいと思います。どちらの調理法も、鍋で湯を沸かして茹でるよりもずっと簡単でラクラク! 食感の違いなども詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2~3人家族にぴったりの1.6Lタイプを使用
今回使用したホットクックがこちら。我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しました。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所も取りません。
こちらは2021年に発売されたもので、現在の最新型よりひとつ前のモデルです。
枝豆の下処理
null枝豆はさっと洗ってから水気を切り、ボウルに移します。枝豆にはうぶ毛がついているので、塩を多めにふって手でゴシゴシと塩もみをして、うぶ毛を落とします。
そのまま調理しても良いのですが、余裕があれば、さやの端をはさみでカットしておきましょう。こうすることで塩味が染み込みやすくなります。
枝豆の下処理が終わったら、早速ホットクックで調理していきましょう。
【調理法1】蒸す
null(1)処理をした枝豆を蒸しトレイに入れます。今回使用しているモデルの場合、枝豆の量は100~200gを目安に入れてください。
(2)ホットクックの内鍋に水を200ml注ぎ、蒸しトレイをセットします。「手動で作る」→「蒸す」→「5分」をセットしてスタートボタンを押します。
●ポイント:まぜ技ユニットは装着しません。「蒸し野菜」という自動メニューがありますが、この場合20分かかります。枝豆の場合、20分蒸すと柔らかくなりすぎて食感が損なわれることもあるので、手動で時間を設定するのがおすすめです。5分ではまだ固いと感じる場合は加熱時間を延長してください。
(3)加熱終了後がこちらです。わずか5分の蒸し時間ながら、ふっくらと蒸されていておいしそうです!
【調理法2】無水で茹でる
null(1)下処理をした枝豆をホットクックの内鍋に入れます。水を大さじ1ほど全体に回しかけ、まぜ技ユニットを装着します。こちらも分量は100~200gを目安にしてください。
(2)「手動で作る」→「無水でゆでる」→「5分」をセットしてスタートボタンを押します。
(3)加熱終了後がこちらです。こちらも加熱時間はわずか5分ですが、しっかり火が通っているのが分かります。
●ポイント:余熱で加熱が進むので、少し食べてみて好みの仕上がりであればすぐに取り出しましょう。
右の白いお皿が蒸したもの、左の黒いお皿が無水で茹でたものです。
見た目には全く違いが分からないのですが、蒸したものは、蒸気が全体に行き渡っているのか、ムラなく柔らかめの食感に仕上がっていました。小学生の娘には食べやすかったようで、蒸した枝豆のほうが気に入った様子でした。
無水で茹でたものは部分的に少し加熱ムラがあったように感じますが、固めの食感が好みの方にはおすすめです。また、まぜ技ユニットが全体を混ぜ合わせてくれるので塩味がまんべんなく行き渡っていました。
どちらの調理法でも大きな違いはなく、短時間でおいしくできて感激でした! 仕上がりに大きな差が無いのであれば、水の使用量も少なく、蒸しトレイをセットしたり洗ったりする手間が省けるという点で無水で茹でる方がより手軽で良いかもしれません。
枝豆はそのまま食べてももちろんおいしいですが、一度に食べきれなかった場合などには、おにぎりにしたりサラダに加えたりするのもおすすめです。簡単なアレンジレシピをご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
栄養満点!枝豆おにぎり
null【材料】(2個分)
・枝豆 20粒程度
・温かいご飯 150g
・プロセスチーズ 15g
・塩昆布 6g
・ごま油 小さじ1
さやから出した枝豆と角切りにしたプロセスチーズ、塩昆布を温かいご飯に混ぜ込んだおにぎりは、うま味たっぷりであとひくおいしさ。成長期の子どもに欠かせないたんぱく質やカルシウムが手軽に摂取できるので、夏休みのお子さんの食事にもおすすめです。
夏にぴったり!枝豆とタコのカラフルマリネ
null【材料】2人分
・枝豆 20粒程度
・茹でだこ(そぎ切り) 100g
・トマト(角切り) 1個
・セロリ(斜め薄切り) 1/4本
・おろしにんにく(チューブタイプ) 約2cm分
・パセリのみじん切り 適宜
<調味料>
・白だし 大さじ1
・エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1
・レモン汁 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・ブラックペッパー 少々
材料を全てボウルに入れて、調味料を加えて和えるだけの簡単なマリネですが、枝豆をプラスすると彩りもぐっと華やかになり、食感のアクセントにもなります。火を使わずに作ることができて、夏にぴったりな爽やかな一品です。
鍋にたっぷりのお湯を沸かすことなく、わずか5分の加熱時間でホクホクの枝豆が完成するのは嬉しいですね。茹ですぎるとうま味や栄養素も流出してしまいますが、ホットクックの「無水でゆでる」の機能を使えば、水はたった大さじ1で済みます。
蒸す場合は枝豆と一緒に薄切りにしたかぼちゃやとうもろこしなどの夏野菜も一緒に蒸すのもおすすめです。汗をかくことなくおいしい枝豆が完成するので、枝つきの新鮮な枝豆を見かけたときにも気軽に購入することができそう! この夏は色々な枝豆料理を作って楽しみたいと思います。