子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

失敗なくふっくらしみしみ!【カレイの煮付け】楠さんちのホットクックレシピ Vol.80

ホットクック愛用者の中で意外と多い、「いまいち使いこなせない」「定番のレシピにもうひと工夫してみたい」というお悩み。そんな方のために、野菜ソムリエでありママでもある料理家の楠みどりさんが、ホットクックで作るからこそおいしい、オリジナルレシピをご紹介します。

今回は煮魚に挑戦! 白身の魚に甘辛いたれがしみ込んだ「カレイの煮付け」は、ご飯のおかずにもお酒のおつまみにもぴったり。ぜひ挑戦してみてください!

定番の和食も簡単に

null

味がよく染みこんで、ふっくらと仕上がった煮魚は、ご飯とも相性抜群。今回は、ホットクックを使ってカレイの煮付けを作ります。カレイは身も柔らかくクセのない味わいなので、お子さんでも食べやすいのではないでしょうか。

ホットクックを使えば落し蓋なども不要ですし、短時間で味の染みたおいしい煮付けが完成します。ほっと和む魚の煮付けをぜひレパートリーに取り入れてみてくださいね。

2~3人家族にぴったりの1.6Lタイプを使用

我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプのホットクックを使用しています。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所も取りません。

こちらは2025年2月現在の最新モデルですが、以下のレシピは旧モデルでも作ることができます。メニュー名などが多少変更になっている場合もありますが、その場合は近いものを選んで作ってください。

ご飯と相性抜群!カレイの煮付け

null

【材料】(2人分)

・カレイ(切り身) 2切れ
・しょうが 1/2片
・水・・・100ml

<調味料>
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ2
・醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ1

【作り方】

(1)最初にカレイの下処理をします。カレイは、うろこ、血合い、ぬめりをとって、水で洗い流します。味が染み込みやすいように皮目に十字の切り込みを入れます。

(2)魚の臭みを取るために、「霜降り」という下処理をします。鍋に湯を沸かし、沸騰したら水を加えて少し温度を下げて魚を入れます。表面が白くなったら冷水にとって、うろこや汚れを優しく洗い流します。ただし、カレイはさばなどの青魚と比べて臭みが少ないので、気にならなければ省略しても構いません。

●ポイント:カレイは身が柔らかく、皮がはがれやすいので優しく扱ってください。

(3)ホットクックの内鍋に<調味料>と水を入れ、カレイの切り身がなるべく重ならないようにして入れます。しょうがは薄切りにして散らします。

●ポイント:しょうがはチューブタイプのもので代用可能です。その場合は小さじ1~2程度を加えてください。

(4)ホットクック本体にセットして、「メニューを選ぶ」→「カテゴリーで探す」→「煮物・炒め物」→「魚介」→「かれいの煮つけ」を選んでスタートボタンを押します。約20分で完成します。

●ポイント:まぜ技ユニットは装着しません。

(5)完成直後がこちらです。わずか20分の加熱でも味が染み込んでいるのが分かります。器に盛り付けたら完成です。今回は彩りをプラスするために茹でた小松菜を添えました。

ご飯とお味噌汁を添えれば、立派な和定食の完成です。しっとり柔らかなカレイの身は子どもでも食べやすく、娘も「おいしい!」と喜んで食べてくれました。しょうがの香りが爽やかで、夫にも好評でした。

面倒なイメージがある魚の煮付けも、ホットクックを使えば短時間で味が染みてふっくらと仕上がります。特にカレイの切り身は下処理もラクですし、淡白で上品な味わいなのでどなたでも食べやすいと思います。カレイの煮付けを覚えておくと献立に困った時に重宝するはず。ぜひ試してみてくださいね。

楠 みどり
楠 みどり
フードコーディネーター、野菜ソムリエプロ
出産後、幼児食インストラクターの資格を取得し、企業のレシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングや料理教室講師などに携わる。子どもと一緒に楽しめる家庭料理を提案し、子どもの健やかな味覚を育てるための出張つくり置きサービスなども行う。公式ブログ
pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載