おもてなしにも最適!魚介の旨味がたっぷりのアクアパッツァ
nullこんにちは。楠みどりです。今回はアクアパッツァにチャレンジします! イタリアの代表的な魚料理のひとつですが、見た目も華やかで、これからのパーティーシーズンにも重宝する一品です。
アクアパッツァの基本は、魚介類を水やトマト、白ワインで煮込んだもので、おうちでも意外と手軽に作ることができます。味付けはシンプルですが、魚介の旨味がたっぷり味わえて、オリーブオイルやにんにくの風味が食欲をそそります。
ホットクックで作ると魚の切り身もふっくらと仕上がりますよ。旨味の溶け込んだスープを使ったアレンジレシピも併せて、ぜひ作ってみてくださいね。
3〜4人分が作れる1.6Lタイプを使用
今回使用したホットクックがこちら。我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しています。炊飯器と同じくらいの大きさなので、それほど場所もとりません。
こちらは2021年9月に発売されたもので、現在の最新型よりひとつ前のモデル。内鍋がフッ素コーティングされているので、煮物などもこびりつきにくく扱いやすいです。
シンプルおいしい!基本のアクアパッツァレシピ
null【材料】(2人分)
・タラの切り身(生) 2切れ
・あさり 200g
・ミニトマト 6~8個
・ブロッコリー(小房に分ける) 1/4株
・にんにく 1/2片
・オリーブオイル 大さじ1
・水 100ml
・白ワイン 大さじ1
・塩コショウ 少々
【作り方】
(1)最初に、魚の臭みを取るために、タラの切り身に塩少々(分量外)をふってなじませます。5分ほど置いて水分が出てきたら、キッチンペーパーでふき取ります。あさりは砂抜きしておきます。
●ポイント:今回は季節的にも手に入りやすいタラを使用しました。生ダラがおすすめですが、甘口タラなどを使用する場合は、【材料】の塩の量を減らしてください。タラ以外には、タイやスズキなどの淡白でクセのない白身魚がおすすめです。
(2)ホットクックの内鍋にオリーブオイルを注ぎ、ミニトマト、ブロッコリー、あさり、にんにくを入れます。その上に(1)のタラをのせます。水、白ワインを加えて塩コショウをふります。
●ポイント:タラは身が崩れやすいので、煮崩れを防ぐために最後にのせます。
(3)ホットクック本体にセットして、「カテゴリーで探す」→「煮物」→「魚介」→「アクアパッツァ(切り身魚)」を選んでスタートボタンを押します。約20分で完成します。
●ポイント:まぜ技ユニットは装着しません。
(4)完成直後がこちらです。あさりの口も開き、野菜も柔らかく煮えているのがわかります。器に盛り付けて完成です。彩りと味にアクセントを付けるためにレモンの輪切りを添えました。
少ない材料で十分おいしく作ることができますが、ブラックオリーブやムール貝、ハーブなどを加えると一層華やかで本格的な味に仕上がります。
タラはふっくらと仕上がり、あさりやトマトの旨味が溶け込んだスープは絶品です。スープにパンを浸して食べるとこれまたおいしい!
私はくたっと煮えたブロッコリーもお気に入りです。魚介と野菜がバランスよく食べられるのも嬉しいですね。
スープアレンジ:シーフードチャウダー
nullアクアパッツァのスープが残った場合、パスタを加えたりリゾットにしたりして食べるのもおすすめです。今回は、野菜を加えたチャウダーにしてみました。
1cm角に切ったじゃがいも、にんじん、玉ねぎに薄力粉少々をまぶしてバターで炒め、アクアパッツァで残ったスープを加えてひと煮します。この際、アクアパッツァのあさりやタラ、ブロッコリーなどの具材が残っている場合はそれも加えてください。
今回は冷凍の小エビを追加しています。野菜が柔らかく煮えたら、牛乳を加えてとろみが付くまで加熱して完成です。
クリーミーで優しい味わいのチャウダーは娘にも好評でした。寒い季節に嬉しい、具だくさんで旨味たっぷりのスープです。
アクアパッツァは、ホットクックに材料をセットしたら調理時間はわずか20分! 手軽に作れるのがうれしいですね。切り身魚もふっくらと仕上がり、旨味を吸った野菜もおいしく食べることができます。
旬の切り身魚を使っていろいろなバージョンを作ることができます。魚料理のレパートリーが少ないとお悩みの方もぜひ試してみてくださいね。