おいしく作れたら嬉しい!「さばの味噌煮」
null家庭料理の定番、さばの味噌煮。こっくりとした味わいでごはんが進むおかずです。ホットクックを使えば、面倒な下処理をしなくても、さばと調味料を入れるだけでおいしい味噌煮が完成します。
魚料理のレパートリーを増やしたいという方にもおすすめです。今回は定番のさばの味噌煮と、豆板醤とすりごまを加えたピリ辛の味噌煮もご紹介します。どちらも濃い目の味付けなので、ごはんだけでなくお酒との相性もばっちりです。ぜひ試してみてくださいね。
2~3人家族にぴったりの1.6Lタイプを使用
今回使用したホットクックがこちら。我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しました。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所も取りません。
こちらは2021年に発売されたもので、現在の最新型よりひとつ前のモデルです。
しょうがの風味が爽やか!定番さばの味噌煮
null【材料】(2人分)
・さば(切り身) 2切れ
・しょうがの薄切り 1/2片分
<調味料>
・酒 50ml
・味噌 大さじ2
・砂糖 大さじ2
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
【作り方】
(1)ホットクックの内鍋にさばの切り身を重ならないように並べ、しょうがの薄切りをのせます。
●ポイント:今回はごまさばを使用しましたが、真さばなどでも同様に作ることができます。旬やお好みに応じてお試しください。煮る時は皮目を上にすることで、皮が剥がれるのを防ぎ、見た目がきれいに仕上がります。
(2)<調味料>と水50ml(分量外)を混ぜ合わせ、全体に回しかけ、ホットクック本体にセットします。
●ポイント:まぜ技ユニットは装着しません。
(3)「メニューを選ぶ」→「カテゴリーで探す」→「煮物」→「魚介」→「さばのみそ煮」を選んでスタートボタンを押します。約20分で完成します。
(4)加熱終了直後がこちらです。短時間でもさばがふっくらと煮えているのが分かります。器に盛り付けたら完成です。今回は茹でた小松菜を添えて彩りをプラスしました。
●ポイント:濃い目の味付けにしてありますが、濃すぎると感じる場合は、ここで水を少し加えて調整してください。
しょうがの爽やかな香りとしっかりとした味噌味が食欲をそそります。さばの臭みもなく、子どもでも食べやすい一品です。味噌はお味噌汁に使うような一般的な味噌を使いましたが、お好みで赤味噌などを使用してもOKです。お使いの味噌の塩分によって、醤油や砂糖の量を調整してください。
また、今回はさばの切り身をそのまま使用しましたが、臭みが気になるという方は、下処理をしてから調理してみてください。基本的な下処理のやり方をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
【さばの下処理の方法】
ボウルにさばを入れて沸騰直前のお湯(分量外)を回しかけます。この作業を「霜降り」といって、魚の臭みを取ります。
先ほどのボウルに水少々(分量外)を注ぎ、手で触れる程度になったら、さばの切り身を優しく洗い、血合いやぬめりを丁寧に取り除きます。その後キッチンペーパーなどで水気をふき取ります。
続いて、お酒とも相性ばっちりのピリ辛味の味噌煮をご紹介します。
さばのピリ辛ごま味噌煮
null【材料】(2人分)
・さば(切り身) 2切れ
・にんにく(薄切り) 1/2片分
<調味料>
・酒 50ml
・味噌 大さじ1
・醤油 大さじ1
・砂糖 小さじ2
・豆板醤 小さじ1/2
・白すりごま 大さじ1
【作り方】
しょうがをにんにくに変更する、<調味料>の内容以外は「さばの味噌煮」の(1)~(3)と同様です。こちらも加熱後に味が濃いと感じる場合は水を適量加えて再度加熱してください。ここでは、茹でた小松菜を煮汁と絡めて盛り付けました。
ピリ辛バージョンは「ビールに合う!」と夫に好評の一品でした。豆板醤の辛みの中にもすりごまのコクが感じられ、風味豊かな一品です。味が濃いめなので、長ネギやきのこ類をプラスして一緒に煮るのもおすすめですよ。
さばの下処理をしないままで調理しても、臭みも気にならず、皮が破れたりもせずにしっとりと仕上がったのに驚き!
魚の煮つけなどは手間がかかって面倒というイメージがありますが、ホットクックを使うと加熱時間も20分程度と本当に手軽かつ短時間でできるので、魚料理の機会が増えそうです。