ひんやりおでんで夏バテ対策!
null7月に入り、蒸し暑い日が続いていますね。今回は、暑さで疲れた体を癒してくれるような「冷やしおでん」をご紹介します。
「夏なのにおでん!?」と驚かれるかもしれませんが、冬に食べるおでんとはひと味違い、トマトやオクラ、とうもろこしなどの夏野菜を入れて、白だしであっさり仕上げています。
カラフルな夏野菜がたっぷり入っているので、地味になりがちな煮物も華やかに仕上がります。
2-3人家族にぴったりの1.6Lタイプを使用
今回使用したホットクックがこちら。我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しました。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所も取りません。
こちらは2021年9月に発売されたもので、現在の最新型よりひとつ前のモデルです。
夏野菜たっぷり!カラフル冷やしおでん
null【材料】(2-3人分)
・大根 1/4本
・とうもろこし 1本(大きい場合は1/2本)
・トマト 2個
・オクラ 3本
・さつま揚げ 2枚
・ゆでたまご 1個
・茹でたこ 70~80g
<調味料>
・白だし 50ml
・水 400ml
【作り方】
(1)最初に野菜の下ごしらえをします。大根は1cm程度の厚さに切り、面取りをして表面に浅く十字に切り込みを入れておきます。これは隠し包丁といって、火の通りを良くして、味が染み込みやすくなります。
とうもろこしは皮をむき、水から茹で始め、沸騰したらさらに3分ほど茹でて食べやすい大きさに切ります。またはラップをして500Wの電子レンジで5分ほど加熱しても。
オクラはヘタとガクを取り除きます。塩少々をまぶして板ずりするとオクラの産毛が取れて食べやすくなります。
トマトはヘタを取り、反対側に浅く切り込みを入れ、さっと熱湯にくぐらせてから冷水に取り、皮をむきます。こうすることで口当たりが良く、味も染み込みやすくなります。
●ポイント:具材はお好みでアレンジしてください。
(2)ホットクックの内鍋に大根とゆでたまご、食べやすい大きさに切ったさつま揚げを入れ、<調味料>を加えます。
●ポイント:火の通りにくい大根と、うま味が出るさつま揚げを先に煮込みます。じゃがいもやにんじんなどの根菜類、こんにゃくなどを加えたい場合も先に入れてください。
今回は夏でも食べやすいように白だしで煮て、すっきりとした後味に仕上げます。白だしに使われている白醤油や薄口醬油は、めんつゆなどに使われる濃口醤油よりも塩分濃度が高めです。煮込んでいる間に具材からも味が出るので、最初は少し薄いかなと思うくらいにしておくのがおすすめです。
(3)ホットクック本体にセットして「カテゴリーで探す」→「煮物」→「おでん」→「おでん」をセットしてスタートボタンを押します。約1時間5分かかります。
●ポイント:まぜ技ユニットは装着しません。
(4)加熱終了直後がこちらです。大根やさつま揚げが柔らかく煮えているのが分かります。
(5)とうもろこし、オクラ、茹でたこを加えてさらに5分加熱延長します。
●ポイント:たこからもうま味が出るのでおでんの具材としておすすめです。ただし、長時間加熱すると固くなってしまうので、最後に加えてさっと煮る程度にします。オクラやとうもろこしも味が染み込みやすいので、加熱時間は短くてOKです。
(6)粗熱が取れたら、大きめの保存容器にトマトと(5)を入れて冷蔵庫で冷やします。冷えたら、器に盛り付けて完成です。
大根は下茹でしなくても柔らかく煮えていて、箸ですっと切ることができます。トマトやオクラ、とうもろこしにもだしが染みて、口の中でうま味がじゅわ~っと広がります。
大根が好きな娘も「おいしい!」と喜んで食べてくれました。夫にも「ビールのつまみにもなるし、白だしだとあっさりしていて夏でも食べやすいね!」と好評でした。
おでんといっても、煮込む作業はホットクックにおまかせなので夏でも汗をかかずに調理ができます。
今回は手軽な白だしを使用しましたが、かつおと昆布を使った出汁で煮込んで、醤油やみりんで味付けしてももちろんOKです。お好みで調整してみてくださいね。
夏野菜がたっぷり食べられて、家族にも好評だったので、冷やしおでんは我が家の夏の定番になりそうです。