落とし穴がいろいろ!「洋服」
null「洋服。“使用感”について、出品者と購入側のズレがあった。シミ取りしても取れないし、外出できないのはもちろん、部屋着にも着たくないほどだった」(35歳/主婦)
「自分用のスーツ。やはり試着しないとサイズ感がわからないと思った」(51歳/その他)
「子ども服を買って、届いた品物を見たら写真ではわからなかった生地の毛羽立ちや傷みがあって損した気持ちになった」(35歳/主婦)
「洋服を購入したら体臭が染み付いてて臭かった。新品未開封で袋に入っている洋服以外買わない方がいいと実感した」(31歳/学生・フリーター)
「お気に入りの洋服で、ショート丈とロング丈の2種類があり、ショート丈のものは出回っていたがロング丈の物はなかなか手に入らない中、メルカリで見つけたので購入した。説明欄にロング丈のサイズが書いてあったが、実際届いてみたら、ショート丈の方だった。ショート丈の方は、自分のサイズには合わずメルカリで手放したばかりだったのに、戻ってきてしまった」(39歳/研究・開発)
アンケートの結果、「失敗した」という声がもっとも多く寄せられたのが洋服でした。サイズや着用感、生地の状態、においなど、写真からはなかなかわかりづらい部分で後悔する人が多いようです。
普段着ているのと同じサイズでも、実際に袖を通してみたらイメージと違った……なんていうこともあるので、実店舗や、あとからサイズ交換が可能なオンラインショップを探して新品で買った方が、結果的に得になる場合も。
鮮度が悪くても泣き寝入り…?「食品」
null「さくらんぼを購入したが、半分くらい傷んでいて食べられなかった」(54歳/営業・販売)
「果物が、紹介写真よりも見た目が悪かったり、小さかったり、古びていたり、状態が悪いことが多い」(49歳/公務員)
食品、なかでも果物は要注意。写真を撮ってから、発送した品物が届くまでの期間で傷んでしまう、というのも失敗しやすい理由の1つかもしれません。
返品などもなかなかしづらいものだけに、できるだけ信頼のおける店舗などで買うほうがよさそうです。
足に合わないことも…「靴」
null「靴を買いましたが、サイズが合わず、結局履けなくて失敗しました。 靴によってサイズが微妙に違うので難しかったです。 やはり、履いてから買った方が安心ですね!」(45歳/営業・販売)
「どうみても履けないボロボロの靴が届きました。やり取りが精神的にダメージを受けました」(48歳/主婦)
「未使用だがしばらく保管していたというサンダルを購入したのですが、1度履いたらストラップ部分がボロボロとはがれ落ち、底の部分も歩いているうちに剥がれてベローンとなってしまいました。しばらくとは一体何年の間保管していたのだろう……。未使用でもこんなに劣化しているなんて、未使用はあてにならないものだなと感じました」(41歳/総務・人事・事務)
靴、という回答も大変多く寄せられました。“未使用”と記載されていたのに、長年放置されていたようで履ける状態ではなかった、という体験談も。
靴は、履いているうちに足の形に合わせて変形してしまうため、他人が履いた中古の靴を履くのはできるだけ避けた方がいいんだとか。そもそもサイズ表記の基準もメーカーや製品によってまちまちなので、実際に履いて確かめながら新品で買う方が、足の健康のためにもよさそうです。
金額が大きいとダメージも大「電化製品」
null「一人暮らしの時に冷蔵庫を買ったら、古い型だったのか電気代が高かったです。 電化製品の知識が何もない状態で買ってしまったので、急いでいてもちゃんと調べてから買うべきだったと反省しました」(37歳/その他)
「自分用に買った高めのマウス。写真では側面の変色まで見えなかった。新品と数千円しか変わらなかったので、こだわりあって購入するものは新品を買うべきだと思った」(33歳/企画・マーケティング)
サイズが大きかったり、金額が高めだったりする電化製品は、失敗した場合の後悔もその分大きくなる様子。機能面やランニングコストを含めて、しっかり検討してから買うことをおすすめします。
電化製品の他、金額が高めで処分するのも大変な大型の家具なども、同じような失敗が予想されますね。
意外と失敗しがちな「本」
null「本を買ったのだけど、“目立った汚れは無し”のはずが、けっこうシミがいっぱいあって、自分なら“傷や汚れあり”にするのになぁ……と感覚の違いを実感させられた」(41歳/主婦)
「本だと思ったらカバーのみだった」(58歳/主婦)
「本を購入、タバコ臭くて嫌な思いをした」(50歳/主婦)
手軽に購入しやすいイメージのある本も、実は、思いのほか失敗が多いアイテム。汚れの具合やにおいなど、「事前にわかっていたら購入しなかったのに……」というケースもあるようです。なかには、カバーのみの販売だった、という人も!
各ページの細かい汚れなど、手に取って開いてみないと全体が確認しづらいのも、失敗が多い理由かもしれません。
他にもいろいろ!買って失敗したもの&その理由
nullサイズが想像と違った
「ドライフラワーを買ったけど大きさが想像と違って小さかった」(41歳/総務・人事・事務)
「ぬいぐるみを買ったけど想像より小さかった」(36歳/主婦)
写真で見たときにイメージしていたサイズと、実際に届いた品物の印象が大きく違った……というもの。特に、実物の方が小さかったという失敗が多いようです。
サイズの表記がない場合は、購入前に出品者に確認するのも1つの方法ですね。
壊れていた、汚れていた
「ステッカーを買ったら折られて送られてきた」(44歳/その他)
「中古のバッグが写真よりぼろぼろだった」(35歳/学生・フリーター)
「ベビーカー。書いてなかったのにタイヤの回転部分が壊れていた。残念だった」(32歳/デザイン関係)
届いたものを開封してみたら、とても使える状態ではなかった、という悲しい体験談が多数。
たとえ出品者に全面的に非があるとしても、返品し、返金してもらうのはなかなか骨が折れるもの。精神面でもエネルギーを削られるので、できるだけトラブルを避けられるように、少しでも怪しいものには手を出さない方がいいのかもしれません。
自分に合わなかった
「香水を買ったが、香りが気に入らなかった」(48歳/その他)
「自転車の子ども椅子を購入したが、家の自転車に装着出来なかった。しっかり確認して購入するようにしたい」(32歳/主婦)
こちらは、品物そのものに問題があるわけではないけれど、自分が求めていたものとは違った、というケース。
確認をきちんとすることで失敗を防げる時もあれば、香水のように、届いてみるまでなかなか判断がつかないものもありそうです。
お買い得な出品があったり、新品では出回っていない貴重なものが手に入ったりと、フリマアプリならではのよさも多々ありますが、悔しい思いをしている人がいるのもまた事実。ものによって、新品で買う方がいいか、中古でもいいかをしっかり見極めていくのが肝心ですね。