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「冷凍ブロッコリーの美味しい食べ方」大集合!この料理なら解凍の水っぽさや独特の食感も気にならない

おかずにちょっと青みが足りないときなど、冷凍庫から必要な分だけ出してパパッと使える「冷凍ブロッコリー」が重宝します。ただ、解凍の仕方によっては、食感が悪かったり、ちょっと水っぽかったりすることもあり、なかなか上手に活用できていないという人も多いのではないでしょうか。

そこで『kufura』では、女性421人にアンケートを行い、「冷凍ブロッコリーの美味しい食べ方」を調査。どんな料理に使うと冷凍ブロッコリーを美味しく食べることができるのか、おすすめの使い方をご紹介していきます。

シチューやカレーなどの煮込み料理なら食感も問題なし

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「冷凍ブロッコリーは、解凍するとベタつくので、シチューなどの煮込み料理に入れるのがおすすめ。凍ったまま入れるだけなので、調理も簡単です」(40歳/主婦)

「シチューに使います。冷凍ブロッコリーは解凍すると食感が柔らかくなりますが、煮込み料理に入れて使えば食感も気になりません」(53歳/金融関係)

「クリームシチューに使います。ブロッコリーを入れると彩りが良くなるし、水気が多くベチャッとしてもシチューの具なら気になりません」(68歳/その他)

「クリームシチューとブロッコリーは相性抜群なので、シチューには絶対入れたいものの、生のブロッコリーを調理するのは面倒。冷凍なら手軽で使いやすいです」(28歳/その他)

「カレーの具として使います。生から茹でたものよりも、冷凍のほうが味が染みやすい感じがして美味しいです」(41歳/総務・人事・事務)

「ブロッコリーと鶏肉のトマト煮込み。トマト缶でじっくり煮込むので、冷凍ブロッコリーの水っぽさも全然気になりません」(24歳/学生・フリーター)

いちばん多かったのが、シチューやカレーなどの煮込み料理。煮込み料理なら、冷凍ブロッコリーを凍ったまま入れても問題ないので手軽だし、食感や水っぽさなどもまったく気にならないようです。ブロッコリーを加えることで、料理の彩りが一気に良くなるので、冷凍ブロッコリーを冷凍庫に常備しておくと、いつでもすぐに使えて便利ですね。

スープなどの汁物には冷凍の柔らかい食感がピッタリ

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「ブロッコリーのスープ。冷凍ブロッコリーは、解凍後のフニャッとした食感が苦手ですが、スープにすると食感も全然気にならないし、美味しく食べられます」(27歳/主婦)

「ブロッコリーのポタージュがおすすめです。生のブロッコリーよりも短時間で調理できるし、冷凍でも美味しく作れます」(57歳/営業・販売)

「ブロッコリーとじゃがいものスープ。解凍したブロッコリーはとても柔らかく、少し煮込んだだけでトロトロになります」(52歳/その他)

「クラムチャウダーに使うと便利。凍ったまま使うことができるし、汁物なら冷凍ブロッコリーの食感や味も特に気になりません」(42歳/その他)

「ミネストローネ。スープに入れるとベチャッとした感じも気にならないし、必要な分だけ使うことができるので便利です」(39歳/その他)

冷凍ブロッコリーは、スープなどの汁物に入れるのもおすすめです。こちらも凍ったまま使えるので手軽だし、食感が柔らかくて潰しやすいので、ポタージュなどにするのも簡単な様子。解凍すると水っぽくなってしまう冷凍ブロッコリーも、汁物に入れて使えば、水っぽさが気になることもありませんね。

下茹でいらずの冷凍ブロッコリーならグラタンも簡単

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「ブロッコリーのグラタン。凍ったままホワイトソースに入れて、チーズをのせてオーブントースターで焼くだけなので、とても簡単です」(77歳/主婦)

「グラタンにそのまま入れて、オーブンで焼きます。冷凍ブロッコリーは下茹でいらずで便利です」(54歳/主婦)

「グラタンの具にします。いちいち茹でなくてもいいので、そのままホワイトソースの上にのせられて簡単です」(42歳/主婦)

「冷凍ブロッコリーと冷凍ポテトの上にマヨネーズとピザ用チーズをたっぷりかけてオーブントースターで焼き、グラタン風にします。食感もいい感じです」(63歳/主婦)

グラタンは1から作ると、意外と工程も多く時間がかかりますが、冷凍ブロッコリーを使えば、切ったり茹でたりする手間がなく、大幅に調理時間を短縮することができます。オーブンなどで焼くので、ブロッコリーは凍ったまま使うことができるし、ホワイトソースなどの上にのせて焼けば、水分も飛んで香ばしい美味しさが楽しめるようです。

そのまま炒めて炒め物にすれば水気が飛んで美味しい

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「ブロッコリーの卵炒め。冷凍ブロッコリーを使うと、下茹でする時間が短縮されて、短い時間で調理することができるので、とても便利です」(31歳/その他)

「ブロッコリーとベーコンの油炒め。ちょっとおかずが足りないときに、簡単に作れて便利だし、冷凍でも水気が飛ぶので美味しく作ることができます」(72歳/主婦)

「醤油、砂糖、酒、みりんで味付けした、ブロッコリーと厚揚げの炒め物。炒めることでブロッコリーの水っぽさがなくなるので、美味しくいただけます」(52歳/主婦)

「ブロッコリーと豚バラ、キクラゲの塩炒め。冷凍ブロッコリーは、使いたい分だけサッと出して使えるので、すごく重宝しています」(61歳/主婦)

「ブロッコリーのニンニク炒め。冷凍ブロッコリーのほうが、生から茹でたものよりも、ニンニクの味が染み込みやすい感じがして美味しいです」(30歳/その他)

冷凍ブロッコリーは、炒め物にしても美味しくいただくことができるようです。炒めることで水分が飛ぶので、冷凍ブロッコリーの水っぽい感じも気にならなくなる様子。すでに下茹でされているので、ササッと炒めるだけでいいのも嬉しいですよね。生から茹でたものよりも、味が絡みやすい、染み込みやすいといった意見も目立ちました。

和え物ならササっと作ることができて簡単だし美味しい

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「塩昆布とごま油を混ぜて、和え物にして食べると、冷凍ブロッコリーの水っぽさもまったく気にならなくて美味しいです」(55歳/主婦)

「ゴマ和え。くたっとした食感は冷凍ブロッコリーの特徴だと思いますが、その食感がゴマと良くマッチして、とても美味しいです」(50歳/デザイン関係)

「ブロッコリーのおかか和え。レンチンしたブロッコリーにポン酢をかけ、最後にかつお節を振りかけて完成。手軽なのに美味しくて、子どもにも好評です」(45歳/主婦)

「ツナやゆで卵と合わせて、マヨネーズで和える。完全に解凍しない状態で作ると、ブロッコリーがシャリっとした歯応えになって美味しいです」(56歳/コンピュータ関連技術職)

「カニカマとゆで卵といっしょに、マヨネーズで和えると美味しいです。自然解凍できるので、手間がかからず料理の時短にもなります」(45歳/主婦)

おかずが一品足りないときに、パパッと作れて便利な和え物にも、冷凍ブロッコリーが大活躍してくれます。そもそも和え物は、野菜などを調味料などと合わせることで若干くたっとするので、冷凍ブロッコリーを使っても食感が気になることはない様子。レンチンしてもよいですが、自然解凍で使う人もいるようです。

冷凍ブロッコリーの美味しい食べ方はほかにもいろいろ

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「アヒージョに入れます。冷凍だとそのまま入れるだけでいいから楽だし、美味しいです」(41歳/総務・人事・事務)

「ブロッコリーのチーズ焼き。冷凍ブロッコリーにチーズをかけてオーブントースターで焼くだけですが、とても美味しいです」(40歳/総務・人事・事務)

「冷凍ブロッコリーをみじん切りにして、卵と混ぜてオムレツを作ります。みじん切りなので、食感の悪さも気になりません」(35歳/学生・フリーター)

「油でカリカリに揚げたブロッコリーの天ぷらを、ゴマドレッシングで食べるのがおすすめ。カリカリ食感とゴマの風味がマッチして美味しいです」(51歳/学生・フリーター)

「“ブロッコリーのくたくた”。サイゼリヤのメニューですが、冷凍ブロッコリーを使うと生よりも柔らかくなるので、よりお店の味に近づきます」(28歳/主婦)

「冷凍ブロッコリーとカニカマの中華風とろみ餡かけ。生のブロッコリーよりも冷凍のブロッコリーのほうがより餡に絡みやすく、手軽に美味しく作れます」(67歳/主婦)

美味しい食べ方は、ほかにもいろいろ。凍ったままほかの具材といっしょにオリーブオイルに入れて、アヒージョにするという人がたくさんいました。また、ここに挙げた以外では、パスタソースやラーメンのトッピングに使うのも美味しくておすすめのようです。

いかがでしたか? 解凍後の食感や水っぽさが気になる冷凍ブロッコリーも、使う料理を選ぶことで、美味しく食べることができるようです。ご紹介した皆さんの意見を参考に、ぜひ便利で使い勝手のいい冷凍ブロッコリーを、毎日の食事に上手に活用していきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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