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節分に「恵方巻き」を食べる人は6割!購入or手作り? 合わせるおかずは?238人に聞きました

2月3日は「節分」。豆まきセットだけでなく、スーパーなどでは名店監修の「恵方巻き」が売られたりと盛り上がりを見せていますよね。その年の恵方(吉をもたらす方角)を向き、黙って願い事をしながら食す「恵方巻き」。前もって予約済み!という方も少なくないのでは?

そこで今回は、最近の「恵方巻き事情」を調べるべく、20~50代の男女238人にアンケートを行いました。

Q1:節分の日に「恵方巻き」を食べますか?

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まず、節分の日に恵方巻きを食べる人はどのくらいいるのでしょう?

・食べる、食べる予定・・・60.1%(143人)

・食べる予定はない・・・39.9%(95人)

結果は、恵方巻きを「食べる、食べる予定」と回答した方が過半数を占めました。

コロナ禍以前に行った「豆まき調査」では、節分の日に豆まきをするという人は約3割。数字で見るかぎり、豆まきよりも恵方巻きを楽しんでいるご家庭が多いことがうかがえます。

献立に取り入れやすいことや、豆まきのような後掃除がないことなどが理由として考えられそうですね。

Q2:「恵方巻き」は購入or手作り?購入先は?

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次に、恵方巻きを食べる・食べる予定と回答した143人に、どのように用意するのかをうかがいました。

・購入する・・・82.5%(118人)

・手作りする・・・17.5%(25人)

「買う」と答えた方が多数派でしたが、自宅で手作りするという人も2割弱いました。

それぞれの理由を聞いてみると……

購入派

「普段と違う太巻きが食べられるから。たくさん並んでると買いたくなる」(46歳女性/パート・アルバイト)

「豪華なものは食材を揃えるだけでも大変だし割高になるから」(55歳女性/主婦)

手作り派

「好きな組み合わせ、好きな量で作れるから」(46歳女性/主婦)

「子どもが恵方巻を作るのが好きだから。母親である私ではなく子どもが作ってくれる」(42歳女性/主婦)

定番の海鮮だけでなく、お肉やスイーツ系など、この時期ならではのスペシャルな太巻きが並ぶ店頭では、選ぶ楽しみもありますね。一方、手作り派さんから多かったのは、好きな具材で適量用意できるからという声。具材をのせたり巻いたりと、その工程を楽しみにしているお子さんもいるようです。

購入派さんには、どこで買うのかも教えてもらいました。

やはりスーパーが約8割でダントツ! 日々の買い物のついでに入手しやすいですよね。同じく気軽に立ち寄りやすいコンビニが続くかと思いきや、寿司店が2位に。鮮度のいいネタに期待が高まります。

Q3:「恵方巻き」を食べる理由は?

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買うにしろ、作るにしろ、恵方巻きを用意する理由をうかがいました。

「子どものころからの習慣なので続けています」(46歳男性/営業・販売)

「子どもが毎年恵方を向いて食べる事を楽しみにしているので」(53歳男性/その他)

「いろんな種類の巻きずしが食べられるのはこのシーズンならではなので」(41歳女性/主婦)

「時期になるとスーパーに売っているし、当日の夕方には半額くらいまで安い値段に下がっているので、イベントにかこつけてその日の夕飯を楽するために買う」(36歳女性/主婦)

諸説あるようですが、恵方巻きは大阪発祥の風習と言われています。スーパーやコンビニで販売されたのを機に、全国的に認知されるようになったのはここ2、30年のことだそう。地域によっては馴染み深い風習だからという人も少なくありませんでした。

また、“ある方向を向いて黙って丸かじりする”という非日常の食べ方はイベント感満載! 楽しみにしている、というお子さんの気持ちもわかります。おかずとご飯が一度にとれる恵方巻はボリューミーだし、買えば夕飯の手間が省けるので“献立を考えなくて済むのが楽”との声も多く寄せられました。

Q4:「恵方巻き」ともう1品、おかずは何を用意しますか?

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とはいえ、恵方巻きだけでは物足りませんよね。みなさんどんなおかずを用意しているのでしょうか?

・汁物

「あさりのお吸い物」(48歳女性/主婦)

「赤だしの味噌汁。赤味噌の味が寿司の味に負けない」(38歳男性/研究・開発・技術者)

「豚汁またはけんちん汁」(54歳女性/主婦)

・イワシ料理

「恵方巻きに合わせて和のラインナップ。縁起の良いイワシを使ってイワシの生姜煮やイワシフライなど作ってます」(48歳女性/営業・販売)

「お吸い物と、イワシを使ったおかず。イワシは魔を跳ね返すとの言い伝えがあるから」(57歳女性/主婦)

・茶碗蒸し

「茶碗蒸し。食べごたえのある恵方巻きの後なので、すっと食べられる茶碗蒸しが喜ばれる」(49歳女性/その他)

「恵方巻が海鮮なので鶏ももとおうどんを入れた茶碗蒸し」(49歳女性/パート・アルバイト)

・揚げ物

「天ぷらをしています。みんなが集まるので」(49歳女性/自営業)

「からあげ。恵方巻きと合うから」(29歳女性/パート・アルバイト)

「子どもたちが大好きな、フライドポテト・もりもりサラダなどを用意します!」(25歳女性/広報・広告・デザイン)

最も多かったのは汁物で、味噌汁よりもあっさりとした味わいのお吸い物が人気でした。また、鬼が嫌うとされるイワシを使ったおかずを用意する人も。もう1品どうしよう……と悩んだ時は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Q5:「恵方巻き」を食べない理由は?

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最後は、恵方巻きを食べる予定はないと回答した95人にも、その理由をたずねてみました。

「もともと恵方巻を節分に食べる習慣がないから。子どものころにはそんなのあったっけ?ぐらいの感じのもので特に思い入れもないしわざわざ一番高い時期に買う必要を感じられない」(39歳女性/公務員・団体職員)

「割高な印象」(37歳女性/主婦)

「もともと、好き嫌いが多くて、いろいろな具を使った太巻きが苦手だから」(50歳男性/その他)

「太い寿司を丸かじりするのは食べにくくてしんどい」(29歳女性/その他)

大半は、“習慣がないから”という理由でした。先にも述べたように、恵方巻きが全国区となったのはわりと最近のこと。馴染みがないと関心は薄いのかもしれませんね。また、いいお値段がすることや、好き嫌い、“丸かじり”という食べ方から敬遠している人もいました。

 

以上、「恵方巻き事情」をお届けしました!

すっかり節分の行事食として定着してきた恵方巻き。2023年の恵方は、「南南東のやや南」だそうです。“しゃべらず丸かじり”を守って、福を呼び込むために家族で味わってみてはいかがでしょうか?

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