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現代の「豆まき事情」マンションならではの掃除や騒音への気遣いも

2月にやってくる季節の行事といえば節分。子どもの頃は無邪気に楽しんでいても、大人になると気になるのが、豆まき後の掃除のことや近所への騒音。そこで、『kufura』では男女500名に、節分の豆まきで気をつけていることや工夫している点についてリサーチ。真似してみたくなる、アイデアがたくさん集まりました。

今年「豆まきを行う」?予定している人は3割

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まず最初に聞いてみたのが、「2018年、あなたの家では節分の日に豆まきをしますか?」という質問です。「する」と答えた方は29.2%で、「しない」が70.8%という結果になりました。

クリスマスや新年会といった華やかなイベントに比べると、どちらかというと家族でアットホームに行うのが、節分。しかも小さな子どもがいる家庭でないと、豆まきを積極的に行うというケースは少ないのかもしれません。

マンションならではの気遣いも!家庭ごとの「豆まき注意ポイント」

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次に聞いてみたのが、「豆まきの際気をつけていること」について。各ご家庭、独自の注意ポイントがあるようです。

「大声を出さない」(44歳・女性)

「窓を開けすぎて風邪をひかないようにする」(41歳・女性)

「豆をマンションの通路にまかない」(41歳・男性)

「顔に投げない」(57歳・男性)

「豆が家電の隙間に入らないようにする」(39歳・男性)

「掃除しやすいように、広範囲に投げない」(35歳・女性)

「豆まきの後でも食べられるように殻つきの落花生を使う」(36歳・男性)

「マンションなので外にはまかず、はしゃがないようにする」(36歳・女性)

「まいた豆を回収しやすいように、シートを敷く」(43歳・男性)

「子どもが豆を踏んで転ばないようにする」(60歳・男性)

マンション住まいの方は、近所への騒音や迷惑について気をつけている方がたくさんいるようで、「家の中だけで豆まきをする」、「騒がないようにする」といった声が目立ちました。一方、一軒家の方は、家にはまかず外にだけまく、という意見も。

また、豆をまいた後の掃除の負担をできるだけ少なくするため、「豆をまくのは一定方向だけ」、「あちこちにまかない」といった工夫をしている方も多いようです。

エア豆まき派も!「我が家流」豆まき

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マンションなのか一軒家なのかでも、豆まきの注意ポイントが異なるという意見があって面白かったですね。では、各家庭ごとに独自のルールやこだわりがあるのでしょうか? そこで「我が家ならではの豆まきの工夫」についても聞いてみました。

「落花生をまく」(27歳・男性)

「愛犬の背中にお面をつけて、エサをあげる感覚で豆をまく」(36歳・女性)

「じゃんけんで鬼を決める」(25歳・男性)

「電気を消してお菓子などをまく」(68歳・男性)

「豆のほかに小袋菓子をまく」(59歳・女性)

「布で家具をおおう」(60歳・女性)

「豆をまくふりだけする」(43歳・男性)

「犬にドッグフードをまく」(36歳・男性)

多かったのが、掃除が大変になるので「まいたふりだけする」という“エア豆まき”派の方。さらに、まいた後でも食べられるからという理由で、大豆ではなく殻付きの落花生を使うという意見も多く集まりました。

少数派ですが、豆だけでなくお菓子をまくという人も。これなら、子どもたちが盛り上がりそうですね。またペットも一緒になって豆まきを楽しむという家庭もあるようです。

厄や災難を祓い清めて、幸せを呼ぶための日本の伝統行事が節分の豆まき。諸説ありますが、数え年の数だけ豆を食べると、健康でいられると言われています。現代風に形は変えても、ぜひ豆まきを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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