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自炊の味に飽きた…!外食が恋しくなったときに自宅で作ると心が満たされる料理

お家で作るご飯は美味しくて身体にも優しいけれど、そろそろお店で食べる濃厚な豚骨ラーメンや肉汁たっぷりのハンバーグ、ジャンクなフライドポテトが食べたい!なんて方も多いはず。
そこで『kufura』では、女性500人にアンケートを実施。「外食が恋しくなったときに心が満足する料理」とその理由を聞いてみました。少し奮発してお肉を買ったり、普段家で作らない各国料理に挑戦してみたり、庭でバーベキューをして外気分を味わってみたり。皆さんの奮闘ぶりとともによだれが出そうな料理が出揃いました。

心もお腹も満たしてくれるのはやっぱり肉!

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外食欲を満たしてくれるのはやっぱり肉。なかでも焼き肉が断トツでした。普段家でやらない人もこの時ばかりは、といつもは手を出せない上質肉を買って家でジュージュー、家でお店気分を味わっているようです。そのほか、ステーキやハンバーグ、ローストビーフ……と贅沢なお肉は心もお腹も満たしてくれるのですね。

焼肉

「家で焼肉!特別感があるから」(34歳/主婦)

「一番等級の高い和牛の焼き肉用を買ってきて食べる」(66歳/主婦)

「お肉の焼ける匂いが食欲をそそり、家族皆でワイワイできるのも良い」(40歳/総務・人事・事務)

「美味しい肉の香りで食欲が満たされます」(60歳/主婦)

「お店から購入したタレで自宅で焼き肉をしたところ、店で食べていたころを懐かしく感じました」(55歳/その他)

「肉の種類を好きなもので揃えるとテンションがあがるから」(29歳/営業・販売)

「外で焼肉。炭で焼くと美味しい」(37歳/主婦)

お取り寄せ肉をして焼肉屋気分を味わったり、野菜をたっぷり焼いてヘルシーにしたり、家だからこその楽しみ方を皆さん満喫しているようすが伝わってきました。お店の味を出すのが難しい、という方は焼肉のタレを上手に使うのもありです! タレの種類も豊富にあるのでぜひ色々試してみたいところです。

ステーキ

「外食よりも安上がり」(63歳/主婦)

「好きな赤ワインと合うから」(31歳/その他)

「お肉を買ってきて自家製ソースで食べるステーキ。ナイフとフォークで食べると外食気分を味わえる」(28歳/総務・人事・事務)

「少しいい牛肉を買ってきてステーキみたいにして塩コショウだけで食べる。少し贅沢をしている感じがする」(38歳/総務・人事・事務)

「半値で買ったステーキ肉で外食気分を味わう。牛肉だとお腹いっぱい食べた満足感と贅沢感がある」(37歳/学生・フリーター)

ステーキはお肉を焼くだけで幸せになれる究極の料理。塩コショウオンリーとシンプルに食べるのも乙です。

ハンバーグ

「ジューシーなハンバーグ。外の料理は味が濃いから、それに似せて作ると外食してる気分になる」(19歳/学生・フリーター)

「普段は野菜生活なのでハンバーグにとろーりとあんかけがあるとボリュームがあって満足」(69歳/主婦)

「包み焼きハンバーグ。子どもたちがお店みたいと満足するから」(46歳/主婦)

「香辛料を入れたハンバーグを大き目に焼く」(57歳/主婦)

お家で食べるいつものハンバーグも美味しいけど、外食気分を味わいたいなら味付けはちょっと濃いめに。「いつもは時短料理に励んでいるがいまは時間をかけて焼くことに専念して、それが気分転換になっている」という主婦もいました。

ローストビーフ

「自家製ローストビーフ。お店でしかなかなか食べることができないもののイメージがある。母親がよく作ってくれた思い出の味」(23歳/その他)

「肉好きなのと見た目で満たされる」(35歳/その他)

「外食だとこの値段では食べられないだろうという位の良い肉を家で自分で作るといっぱい食べられるので。ソースを何種類か作ってバリエーションも楽しめます」(55歳/その他)

「少しだけいつもより良いお肉でローストビーフ。意外と手軽にできる上、ご馳走感があり満足できる」(45歳/主婦)

お財布事情でいつもは諦めていた主婦もこの時ばかりは、と財布の紐が緩むようです。フライパンや炊飯器で作れる簡単レシピもあるのでぜひこの機会にチャレンジしてみたいです。

そのほか焼き鳥、牛タン、チキンステーキなど

「たくさん鶏肉を買ってきて焼き鳥みたいにする。いつもは月2のペースで焼き鳥屋に行っていたので」(29歳/学生・フリーター)

「ニンニクをたっぷり使ったスペアリブ。とにかく匂いが香ばしくて良い」(53歳/学生・フリーター)

「牛タンを買ってきてお酒を飲みながら食べる。お家で牛タンは殆ど食べる機会がないので、外食でしか普段食べないものを食べることで少しでも心を満たす」(25歳/その他)

「チキンステーキ。ワインと一緒に食べると高級感があります。レストランへ行かなくても大丈夫です」(30歳/企画・マーケティング)

「肉を食べると幸せホルモンが出る」(51歳/その他)という方もいて、根っからの“肉党”は多いようです。お肉を思う存分食べて心の免疫力も高めましょう。

ちらし寿司や手巻き寿司でお魚三昧

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「ちらし寿司を作る。すし酢が美味しく心が満たされるから」(52歳/主婦)

「自宅で手巻き寿司。材料にこだわると美味しく出来るから回転寿司に行かなくても良いと思います」(75歳/主婦)

「お刺身の切れ端のパックとシーチキン、鮭フレークなどで手巻き寿司。毎日毎食作るのに飽きたとき、材料さえ食卓に揃えれば各自で好みで作って食べてくれるから」(52歳/学生・フリーター)

「国産うなぎの真空パックで鰻丼。うなぎが好きで、スーパーでも高いので食べると満足します」(42歳/その他)

「自作の握り寿司。寿司が大好きだから自作でもある程度満足できます」(50歳/その他)

「海鮮丼。寿司が大好きで回転寿司に定期的に行きたくなりますが今は行けないので、買ってきた刺し身や海鮮丼のネタセットで幸せな気持ちになります」(36歳/主婦)

「ばら寿司なども良いです。具を作るのが面倒な場合、スーパーの惣菜を使い、好みの味の酢めしを作って卵焼きを散らして食べます。肉料理や魚料理も飽きてきます。酢は食欲を刺激します」(81歳/主婦)

「手巻き寿司をつくる。すし飯を作るときに桶が登場するので、やった感がでる」(36歳/その他)

酢めしの香りがぷーんと香ってくるだけで食欲がそそられますよね。みんなでわいわいできて手軽な“手巻きスタイル”から“自作の握り寿司を作る”という本格志向までお寿司各種が出揃いました。ちらし寿司に季節の菜花を散りばめるのも、季節感があって華やかさも増すのでオススメ。「お刺身を食べれば外食欲が収まる」(36歳/その他)という方もいました。

注文表を記入してお店気分でラーメンをすする

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「ラーメン屋さんみたいに、紙に味、トッピング、麺の硬さなど記入して、家族それぞれの好きな味のラーメンを作る。トッピングなど自分で選べるようにすると、特別感が出て楽しく食べられる」(32歳/主婦)

「辛ラーメン。とても美味しくて満足するから」(22歳/学生・フリーター)

「お取り寄せのラーメンを作る。ラーメン屋さんの味を味わえるから」(49歳/学生・フリーター)

「袋麺に野菜炒めをのせて少し豪華に。近所のラーメン屋さんに行ってるような気になるから」(29歳/学生・フリーター)

「豚キムチと醤油ラーメン。YouTubeを見て作ってみたらおいしかったので」(51歳/学生・フリーター)

「出汁からとったラーメン。“外食=ラーメン”のイメージがあるが、自宅で手間暇かけて食べるのもおいしい」(38歳/金融関係)

「自分でスープから作る、なんちゃってラーメン。インスタントラーメンでは気分的にもの足りず、自分で作ってみたところ意外と美味しかった」(27歳/学生・フリーター)

贅沢なお肉やお刺身もいいけど、庶民派の外食と言ったらラーメン!  出汁から作るラーメンは“おうち時間”のちょっとしたブームになっていますよね。ラーメン屋の店主や料理のプロが教えるラーメンの作り方動画も続々公開されているのでぜひ参考にしたいです。

ビビンバ、スンドゥブチゲ、キムチ鍋!香辛料の刺激を求めて韓国料理

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「チヂミ。家では小麦粉に上新粉を1割位足して、刻んだキムチ、桜えび、切りイカなどを入れてゴマ油で焼きます。モチッとして腹持ちも良いです」(61歳/主婦)

「スンドゥブチゲ(豆腐の旨辛スープ)。大好きなお店のスンドゥブに近い味が出せるようになったので」(55歳/主婦)

「フライパンで石焼ビビンバ風を作る。ナムルも即席で作る。フライパン調理でも意外と本格的な石焼ビビンバの味を楽しめる」(27歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「キムチ鍋。辛味と満腹感が得られる」(33歳/主婦)

焼肉屋に行ったらビビンバをセットで頼むという方が多く、家でビビンバ作りに挑戦している人が多くいました。野菜と肉がバランスよく、コスパも良いのが理由のようで、フライパンで作るおこげ付きビビンバはぜひ真似してみたいです。

とろとろオムライスで目指せ洋食店の味

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「多めの卵で作ったとろとろのオムライス。普段オムライスは外食でしか食べないので贅沢な気分を味わえる」(63歳/その他)

「トロロ明太子ソースの和風オムライス。通っていたオムライス屋さんにそのメニューがあり、再現できないかと思いレシピを調べたら似たような感じのがあったので作ってみました。お店の味とほぼ同じ仕上がりにできたので満足しています」(50歳/その他)

「ナポリタン。子供が美味しいと沢山たべるから」(47歳/主婦)

「ミートドリア。ファミレスのドリアを思い出せていいです」(21歳/学生・フリーター)

「ラザニア。普段は作るのめんどくさくて外食で済ますから」(20歳/学生・フリーター)

「グラタンやオムライスなど、思い切り洋食を感じるもの。普段は和食が多く、外食でしかきちんとした洋食は食べないので、家でがっつり洋食を作るとテンションがあがる」(38歳/その他)

ベーコンや卵に余った食材を加えて作れるオムライスは味に飽きがこない、と人気でした。「ケチャップで絵を描くエンタメ性」(33歳/営業・販売)もオムライスの醍醐味。とろとろのオムライスを作るポイントは多めの卵を使うことで、それによって卵に火が通るスピードを遅らせ、卵がとろとろになるそうです。「一皿にオムライスとナポリタンを盛り付けると洋食レストランのようなメニューになる」(52歳/主婦)と盛り付けを工夫している方もいました。

エスニック料理で異国気分に浸る

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「トムヤムクンスープに春雨を入れる。異国の料理を食べるといつもと違う感じがするから」(20歳/学生・フリーター)

「パッタイ。普段は家で食べないので外食したような気になる」(37歳/総務・人事・事務)

「ベトナム料理のフォー。香辛料が好きだから」(37歳/営業・販売)

「台湾風まぜそば。近所に有名な台湾料理店があるが、自分でもなんとか作れるから」(44歳/総務・人事・事務)

「カオマンガイ。外国の料理は家であまり食べないから」(17歳/学生・フリーター)

「ガパオライス。珍しい具材を使っているからです」(34歳/学生・フリーター)

普段お家で作らないエスニック料理に挑戦して、異国へつかの間の妄想旅行も素敵です。

あなたは高級レトルトカレー派?スパイスから作る本格派カレー派?

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「ココナッツミルクをスーパーで買って自宅でグリーンカレーを作る。タイレストランみたいに盛り付けて気分だけ外食」(29歳/総務・人事・事務)

「レトルトの高級カレー。自宅では出せない味がそこにある。家族4人分買うと高いが、外食したと思ったら安いと思う」(50歳/総務・人事・事務)

「高級で値段も張るカレーのルウを買って食べる。高級感あるレストランにいった感じ」(69歳/総務・人事・事務)

「レトルトのカレーに限る!スパイスで元気がでるから!」(42歳/その他)

「スパイスから作るカレー。手の込んだ料理で時間もかけるから」(46歳/その他)

高級レトルトカレーもスパイスから作る本格派カレーもどちらもそそられますね。さらに、「とんかつを揚げて、カレーに乗せてカツカレーにする」というグレードアップバージョンもありました。

好きな具材をモリモリのせたピザ

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「チルドピザを焼いて具を自分で足す」(35歳/営業・販売)

「好きな具だけを入れたピザ。もともとピザが好きで自分で作るのは面倒だが、好きな具で好きなように作れると満足するから」(37歳/総務・人事・事務)

「具だくさんのピザ。いろいろ種類を作って、いろいろな味を楽しめるから」(56歳/主婦)

「生地からオール手作りで、家族それぞれが好みにトッピングするピザ。みんなで作る楽しさと、色んな味が楽しめる」(37歳/総務・人事・事務)

冷凍ピザも好きな具を乗せたら立派なメインディッシュになりますね。生地からオール手作りには脱帽。ぜひやってみたいです。

お気に入りのイタリアンやフレンチ、カフェの味を再現

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「有名店の再現パスタ。外出で食べた時の感動が蘇るから」(33歳/主婦)

「フレンチフルコース風を作る。フレンチに行った気分になれるから」(19歳/学生・フリーター)

「お気に入りのお店で頼むメニューを真似て作る。アボカドとエビと玉ねぎなどをマヨネーズで和えてカナッペ風にし、バケットで食べる」(40歳/主婦)

「お高めのパスタソース2種類以上使ってのパスタバイキング」(48歳/営業・販売)

「朝食のパンプディング。おしゃれなカフェ風の朝ご飯で活動を始めると、その日の食に対する満足度が高いため」(44歳/その他)

「ドーナツを揚げる。揚げたては家で作ったときしか食べられないプレミア感」(35歳/総務・人事・事務)

「クラブサンドイッチをコーヒーと一緒に頂く。ゆっくりおうちカフェの気分になれる」(41歳/その他)

「パエリア。魚介たっぷりで贅沢な感じがするので」(42歳/主婦)

好きなお店の味を思い出しながら再現する過程はなんとも至福の時間になりそう。

忘れられないファーストフードのあの味

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「ハンバーガー。マックやロッテリア風とかアレンジして楽しめる」(38歳/その他)

「ケンタッキー風フライドチキン。香りが良くて美味しい」(42歳/主婦)

「鶏のマヨネーズ照り焼き。ファストフードのような、ジャンクっぽい味がするから」(40歳/総務・人事・事務)

「手作りハンバーグをパンに挟んで手作りハンバーガーにする。家族がハンバーガーが好きだけど外食できなくて食べていないので」(37歳/主婦)

「ポテトを1キロ揚げてマクドナルド気分」(43歳/その他)

ファーストフード店でしか味わえないあのジャンクな味はやっぱり恋しくなりますよね。せっかく作るなら、とことんジャンクを極めたい。「ポテトを1キロ揚げる」潔さは聞いていて気持ちがいいくらいです。いまの季節は新ジャガで揚げたフライドポテトも美味しそう。ぜひ熱々で頂きたい。

いつもと気分を変えてバーベキューやホットプレートで料理

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「ホットプレートを使って鍋やお好み焼きなどの粉物を調理してパーティー気分に。キッチンに立つよりもホットプレートで食卓で作る方が気持ち的に楽しくもなります」(35歳/主婦)

「デッキで焼肉をすると雰囲気が変わっていい。外の空気が吸えるから」(50歳/主婦)

「庭でお肉やフランクフルトを焼いてプチバーベキューをする。楽しくいつもと違った雰囲気で食事できるので満足」(42歳/主婦)

「たこ焼き器を使って作るたこ焼き。パーティー感覚になるから」(44歳/主婦)

ホットプレート料理にするとみんなでワイワイ囲めて家族団欒。子供たちも率先して料理をしてくれると言います。「和風でも洋風でもワンプレートに5品位を盛り付ける。代わり映えしない料理でも、盛り付けを変えるだけで見た目で満足感でるから」(36歳/総務・人事・事務)という方もいて、ホットプレート料理×ワンプレート盛り付けにすれば、片付けも楽チン。

チーズをたっぷり贅沢遣い

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「チーズタッカルビ。チーズが大好きだし鶏肉や野菜がたくさん食べられるので満足する」(77歳/主婦)

「チーズフォンデュ。たくさんの野菜をチーズにつけてたべるのでお腹にもたまる」(58歳/総務・人事・事務)

「チーズたっぷりの料理。チーズはなかなか贅沢に使うことがないから」(33歳/総務・人事・事務)

「チーズたっぷりトースト。好きなものたっぷりで満足感」(33歳/その他)

「カップ麺に3種のチーズを入れる。タンパク質を多くとると落ち着く」(38歳/その他)

「チーズたっぷりのカルボナーラ。チーズが好きなので自分好みの濃厚にすると満足できるから」(46歳/その他)

“チーズを贅沢遣いする”というのも外食欲を満たす一つのようで、チーズフォンデュやチーズたっぷりカルボナーラ、チーズタッカルビと続々チーズを使った料理名が上がってきました。

 

「外食が恋しくなったときに作る料理」の数々、みなさんにも思い当たる料理があったでしょうか。3食のご飯を作るのに大変な毎日ですが、頭をフル回転してアイデア料理を作っているうちにみなさんの料理の腕もぐんと上がっているはず。外食できる日を心待ちにしながらぜひこの機会にいろんな料理にチャレンジにしたいですね。

 

文/清土奈々子

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