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日持ちするからストックしておくと便利!春雨で作る簡単で美味しい料理

スーパーの混雑緩和のため、なるべく買い物の回数を減らすよう協力が求められています。買い物の回数を減らすためにも、日持ちする食材を上手に使い回したいですよね!

日持ちする食材といえば乾物です。今回はその中から「春雨」に注目して、女性403人に「春雨を使った簡単で美味しい料理」を聞きました。

ご飯がすすむ!「麻婆春雨」

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「ひき肉、春雨、にんじん、ピーマンなどを炒めて醤油、みりん、酒、コチュジャンで味つけする」(41歳/主婦)

「麻婆豆腐の素に春雨を入れて煮た麻婆春雨。ご飯にかけて食べると最高」(35歳/その他)

「麻婆豆腐の素に豆腐代わりに入れます。豆腐ばかりだと飽きるのでたまにします」(51歳/主婦)

「麻婆茄子もしくは麻婆豆腐にプラス春雨を入れる。ボリューミーで食べ応え十分」(33歳/総務・人事)

ひき肉などの食材の旨味をたっぷり吸った春雨はご飯と相性抜群! 好みの辛さが楽しめるように合わせ調味料を自作されている方もいましたが、市販の麻婆豆腐の素を代用している方も多かったです。

「春巻き」「生春巻き」の具にする

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「春雨を茹でて、ニラ、豚肉、椎茸と炒める。春巻きの皮で包んで揚げる。我が家の春巻きはいつも春雨入りです」(28歳/企画・マーケティング)

「春雨、人参、肉、卵、茹でたエビなどをライスペーパーで巻くだけの生春巻き」(22歳/学生・フリーター)

「春雨と茹でた鳥ささみ、千切りのきゅうりとにんじん、梅肉、ピーナッツの砕いたものをマヨネーズで和えて春巻きの皮で巻く」(22歳/その他)

春巻きの具にするという方も多かったです。なんでも「春巻きの餡を作るとき、春雨をいれると水分を吸ってくれるのでからっと仕上がる」(54歳/主婦)んだとか。春巻きの中の春雨は、ツルッと食感にアクセントを作るだけでなく、そんな大事な役割もあったんですね。

味がしみしみ!「鍋」に入れる

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「キムチ鍋に春雨を入れると、味がまろやかになる」(69歳/主婦)

「春雨は鍋物の〆におすすめです。特にメニューを考える必要もないし、すき焼きにいれてもおいしいし、水炊き、寄せ鍋などでもおいしい」(67歳/主婦)

お鍋に白滝を入れるのと同じ感覚のよう。乾燥しているまま、鍋に投入するだけで、具材の味がしみしみで美味しいんだそうです。

きゅうり、ハムと合わせて「サラダ」に!

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「春雨をゆでて、人参、きゅうり、ロースハムを切って、酢と鶏がらスープで味をつけた中華風春雨サラダ」(30歳/総務・人事)

「春雨、きゅうり、ハムを一緒に混ぜごま油、ポン酢をしっかり和える」(23歳/学生・フリーター)

「春雨サラダ。きゅうりとハム、錦糸たまごを入れて冷やし中華のタレであえるだけ」(44歳/主婦)

「春雨を使いきゅうり、にんじん、ハム等その時々で冷蔵庫に入っている野菜を使い、マヨネーズで和える。時々無性に食べたくなるサラダ」(65歳/営業・販売)

「茹でた春雨を大まかに切って、千切りしたきゅうりと鶏ササミを細かくちぎってボウルに入れる。酢醤油とみりん、ごま油を好みの量で混ぜ合わせ、最後にいりごまをかけていただきます」(33歳/その他)

春雨を使ったサラダも人気でした。味付けは中華、ポン酢、マヨネーズ、黒酢などさまざまでしたが、具材はだいだい共通していました。茹でた春雨に味付けをした後、一度冷蔵庫で冷やすと、どんどん味を吸い込んで美味しいですよね!

献立の箸休め「酢の物」など小鉢系

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「キュウリとわかめの酢の物に一緒に使う」(53歳/営業・販売)

「ハム・薄焼き卵と合わせた、中華風酢の物」(48歳/その他)

「春雨ときゅうりとカニカマで酢の物」(36歳/主婦)

「春雨、ハム、きゅうりとすりごま、お酢、砂糖、塩などで胡麻酢和え」(46歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「春雨を戻して、明太子とニラを和えたもの。ちょっとしたおつまみに」(48歳/主婦)

酢の物や明太子和えなど、副菜メニューで利用されている方もいました。献立の中に小鉢に盛った副菜があると、豪華な感じがしていいですよね。これから気温が高くなってくると、酢の物の出番が多くなりそうですね。

「エスニック風」アレンジを楽しむ方も!

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「春雨にスイートチリソースを混ぜて簡単エスニック風」(29歳/その他)

「茹でた春雨に、ボイルした海老、ナッツ、玉ねぎスライスとパクチー、味付けはナンプラーに中華だし、砂糖で簡単ヤムウンセン」(36歳/主婦)

「にんじん、玉ねぎ、ピーマン、きくらげ、干しエビと春雨をナンプラーで炒める」(55歳/その他)

「キャベツ等の野菜をいつもより細かく切って春雨と炒めれば簡単焼きビーフンの出来上がり」(50歳/主婦)

ナンプラーと合わせて、タイでポピュラーな野菜サラダ“ヤムウンセン”などエスニック風にアレンジして楽しんでいるとの声もありました。

「チャプチェ」や「野菜炒め」など野菜やお肉と炒める

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「豚こまと人参、春雨をニンニク、生姜、酒、醤油、砂糖、ごま油で炒めて『チャプチェ』にする」(27歳/営業・販売)

「千切り野菜とひき肉を炒め、コチュジャンで味付けたチャプチェ」(31歳/その他)

「野菜炒めの中に入れるとボリュームが増し、食感も楽しい」(49歳/主婦)

「春雨と豚肉と好きな野菜を炒めてオイスターソースで味付けした『春雨の中華風炒め』」(51歳/主婦)

「春雨と玉ねぎ、豚肉の細切りをごま油で炒め甘じょっぱく味付けしてどんぶりご飯にする」(71歳/主婦)

「豚バラ肉、玉ねぎ、豆腐などをしょうゆ、みりん、砂糖、だしで煮込み、多めの汁で春雨も一緒に煮込んだすきやき風」(43歳/その他)

野菜やお肉と一緒に炒めるとの意見も多かったです。こちらも春巻き同様に「春雨が野菜から出る水分を吸ってくれるので、水っぽくならない」(53歳/主婦)ようです。煮汁をたっぷり吸った春雨は、ご飯のおかずにもなると人気でした。

1番人気は「スープ」みんなのレシピを一挙公開!

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「余り物の野菜を適当な大きさに切り、ゆでた春雨を入れて、コンソメでスープにする。ごま油を最後に入れてほしい」(59歳/その他)

「いろいろな野菜を入れて味噌仕立てにして最後にごま油で香りづける」(40歳/主婦)

「茹でた春雨を市販のスープと合わせた『春雨スープ』。小腹が減った時などにちょうどいい」(20歳/学生・フリーター)

「わかめと春雨を煮て、鶏ガラと醤油と塩で味付けする」(24歳/主婦)

「春雨と好みの野菜と肉団子を鶏がらスープと塩・醤油で煮る」(48歳/主婦)

「出汁、キムチの素をお湯に溶かし、春雨を入れたキムチ春雨スープ。卵を入れてマイルドにしてもいいです」(38歳/その他)

「レタスと春雨とカニカマとわかめの中華風スープ。最後に卵をといて入れ、ごま油を少々たらすと美味しい」(48歳/主婦)

「レトルトパックの中華丼を水で薄めて鍋に移し、春雨を入れて沸騰させると簡単に美味しいい中華スープになる」(63歳/主婦)

なんと回答者の約4分の1にあたる方が、「春雨を使ったスープ」と回答しました。コンソメ、中華あじ、キムチ味など、アレンジの幅も広く、みなさんお好みの味で楽しんでいるようです。中には、

「好みのスープに春雨を多めに入れると、ランチにぴったりの春雨ヌードルスープが完成します」(44歳/その他)

「トムヤムクンスープの元に、春雨をいれてお湯を注ぐだけで美味しいトムヤムクンヌードルに!」(32歳/学生・フリーター)

と春雨の量を多くして、春雨ヌードルにしている方も。ランチにピッタリですね!

 

いかがでしたか?

春雨はそれ自体に味がないので、どんな食材や調味料とも相性が良いのかもしれません。賞味期限も長めなので、常備しておくと料理のバリエーションが広がりそうですね!

 

文/鳥居優美

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