細かく刻む
とにかく刻む!という方がダントツで多かったです。ハンバーグやオムレツ、チャーハンなど、好きな料理に入れるとバレずに食べてくれるようです。食べたあとに、「今日は全部食べられたね!」なんて褒めてあげれば、克服できるかもしれませんね。
「ハンバーグ。苦手な野菜とかを細かく刻んで食べてもらう。苦いピーマンとかも細かく刻むと食べてくれる」(27歳/主婦)
「できるだけ小さく切って、グラタンにすると食べてくれる」(39歳/営業・販売)
「野菜を細かく刻んで入れたオムライス」(28歳/営業・販売)
「ハンバーグ、餃子、メンチカツなどなど、固形のおかずには色々な野菜を混ぜる」(37歳/主婦)
「野菜をみじん切りにして、ひき肉と炒めてチャーハンにする」(43歳/主婦)
「にんじんとしいたけを細かく刻んで、挽肉と生卵と和える。それを油揚げの中に入れて爪楊枝でとめ、火が通るまで煮る」(45歳/その他)
丼ものにする
ご飯や麺ものに野菜を入れると、苦手な野菜も食べられることが多いようです。あんかけにしたり、細かく刻んだりするひと手間がポイントの様子。
「4色丼。苦手な野菜をとにかく細かく刻んでそぼろをめんつゆと生姜で煮詰めれば食べる。あとは玉子とほうれん草茹でたのと鮭フレーク乗せたら絶対食べる」(39歳/主婦)
「和風だしで和風あんかけにしてご飯やうどんにかける」(22歳/営業・販売)
スープに入れる
スープに入れた野菜は食べてくれる、という意見も多数ありました。長時間煮込めば野菜の独特なクセがなくなって、食べやすくなりますよね。お味噌汁や、コンソメスープ、ミネストローネなど、お子さんの好きな味付けにたっぷりのお野菜を合わせてチャレンジしてみてください。
「汁物が好き! 野菜もお肉もトロトロに煮込んであれば食べます」(35歳/主婦)
「ポトフにして好きなウインナーと一緒に食べる」(46歳/主婦)
「豚汁やコンソメスープ。たっぷり入れてもパクパク食べる」(37歳/主婦)
「ミネストローネ。ごはんやパスタにかけてあげると喜ぶ」(44歳/主婦)
「肉団子のスープ。根菜と鶏胸肉のひき肉も入れると、野菜の良さが出て食べやすくなります」(32歳/主婦)
おひたしにひと手間加える
そのままではなかなか食べてくれないおひたしも、出汁や甘辛の味付けなど、子どもが好きなものを加えると食べやすくなるようです。
「ほうれん草のお浸し。そのままでは食べてくれないが、じゃこや卵も一緒に和えて、食べやすくしている」(37歳/主婦)
「野菜の煮びたし。出汁の味を強めにするとよく食べる」(35歳/その他)
「ほうれん草とチンゲン菜のおひたし。味つけを甘辛にして食べやすくする」(42歳/主婦)
お肉と合わせる
子どもはお肉が大好き。そんなお肉と一緒にすれば、嫌いな野菜も食べてくれる!という回答も多かったです。ハードルが高そうなピーマンやしいたけの肉詰めだって、お肉の“好き”が上回るようだから驚き! 野菜炒めもちょっと濃い味付けにしたら食べてくれるようですよ。
「肉野菜炒めの味を少し濃いめに作ると食べてくれる」(32歳/主婦)
「野菜の肉巻き。野菜を豚バラで巻いて照り焼きにする」(32歳/主婦)
「ピーマンは嫌いだけどピーマンの肉詰めは大好物。ひき肉をピーマンに詰める作業をお手伝いしてもらったら愛情を感じたみたいです」(47歳/主婦)
「しいたけの肉詰め。肉多めに甘辛で濃いめの味付けにしたらパクパク食べるようになった」(33歳/その他)
「肉と合わせるとなんでも割と食べてくれる」(42歳/その他)
チーズ焼きにする
子どもが好きなチーズ味も人気。これなら苦手な根野菜も食べられるかも !?
「かぼちゃを薄くカットし、チーズをのせて焼いたもの」(32歳/営業・販売)
「ジャガイモのチーズ焼き」(46歳/主婦)
カレーに入れる
これまた、子どもの大好きな「カレー」。カレーに入れてじっくりと煮込めば、気づかずに美味しく食べてくれるようですよ。カレーの味が強いので、苦手な野菜もカレー味になって美味しく変身!
「カレーの中になすや嫌いな野菜を細かく刻んで入れると気づかずに美味しく食べてくれる」(26歳/主婦)
「カレーに苦手な野菜を細かく刻んで混ぜる」(31歳/総務・人事・事務)
「ドライカレーに野菜のみじん切りを入れると味が付いているので食べられる」(47歳/主婦)
卵料理にする
子どもに人気な卵料理に混ぜると、知らず知らず口にすることも!
「野菜たっぷりオムレツ。たまごが好きなので色々な野菜を細かく切って卵とあえてオムレツに。大きなかたまりの野菜より細かいほうが抵抗無く食べる」(41歳/その他)
「オムレツ。人参、玉ねぎ、ピーマン等をみじん切りしてひき肉と炒める」(45歳/総務・人事・事務)
「オムレツ。ひき肉と細かく刻んだ野菜をいれます。野菜も多すぎるとたべないのでバランスがポイントです」(35歳/主婦)
「ブロッコリーのオムレツ。ブロッコリーを軟らかく煮ることで食べやすくしている」(37歳/主婦)
「小さく刻んで玉子焼きにしてケチャップかけるとばくばく食べる」(39歳/主婦)
味付けを甘くする
子どもが嫌いな独特の野菜風味を消すべく、味付けは「甘く」するのがポイント。砂糖やみりんを多めに使って子ども好みの味付けに! いつものレシピに甘みをちょっと多めに入れるだけなので、お手軽にチャレンジできそうです。
「ほうれん草とチンゲン菜のおひたしを甘辛にして食べやすくする」(42歳/主婦)
「キャロットラペは甘酸っぱい物が好きなので喜んで食べる」(40歳/その他)
「味付けを甘めに寄せる。胡麻和え、煮物など、砂糖やみりんをやや多く入れて作る」(33歳/その他)
サラダ・つけものにする
生野菜が苦手な子どもも多いですが、ディップやスチームの一手間で食べやすくなることも!
「野菜スティック。いろんな種類のディップを作っておくと食べ比べでポリポリ食べます」(47歳/主婦)
「サラダやきゅうりの塩漬け。ポリポリした食感がたまらなくて食が進んでくれるから」(37歳/主婦)
「加熱水蒸気オーブンでスチームした野菜に、ドレッシングをかけるだけの温サラダ」(43歳/総務・人事・事務)
野菜をかわいくカットする
ハートや星など、見た目をかわいくするだけで、苦手意識が減らせます。特に女の子はかわいいものに目がないですよね。嫌いな野菜に親しみを持たせて食べたいと思わせるテクニックです。
「ハートや星などのクッキーの型でくり抜く」(29歳/その他)
「型抜きを使用し、見た目に美味しそうな料理にすると喜ぶ」(31歳/主婦)
「にんじんをいろいろな形に切って食べさせる」(38歳/主婦)
その他
子どもが食べやすい野菜料理はまだまだ! 一口に「野菜が嫌い」といっても、苦味なのか食感なのか、嫌いな理由は人さまざま。お子さんが嫌いな理由にあわせて野菜の調理法も多岐にわたります。
「アスパラのベーコンまき。ベーコンをカリカリにすること」(29歳/総務・人事・事務)
「無限ピーマン。ピーマン、じゃこ、めんつゆ」(38歳/主婦)
「ミルフィーユ鍋。豚バラを白菜に挟んで お鍋にギッチギチに詰めて蒸す。どんなに頑張って大量に白菜使っても、綺麗になくなる」(42歳/主婦)
「お好み焼き。キャベツに限らず、他の野菜でも案外いけます。白菜、青梗菜、ニラ、玉葱…レタスは少し青臭さが残るので、気になる場合はトッピングをツナ缶にすると違和感なく食べられます」(39歳/その他)
「色々な野菜をケチャップでにる。トマトの酸味と甘味でもりもり食べられる」(36歳/公務員)
「かぼちゃやさつまいもなどの甘い野菜を炊飯器で柔らかくする。野菜の甘味でご飯をたくさん食べる」(36歳/公務員)
「野菜ラーメン、たくさん食べやすい」(43歳/主婦)
「小松菜ケーキ。茹でた小松菜を刻んだりペースト状にしたりしてケーキ生地に練りこむ」(42歳/その他)
「コーンバター。コーン・ジャガイモ・ほうれん草・ブロッコリー・ベーコンを細かくしてバターで炒める」(38歳/主婦)
「レンジで野菜チップスにする」(38歳/その他)
「春巻きの皮にゆでた野菜とチーズをくるんで油で揚げる」(42歳/その他)
いかがでしたか?
今回ご紹介した野菜嫌いのお子さんの対策テクは、どれもすぐに使えるものばかりです。日々少しずつ少しずつ試してみて、いつか野菜の美味しさを理解してくれる日が来ますように!