第5位:雪かき・・・3票
null「雪かき。とにかく疲れる」(40歳/主婦)
「雪国なので、雪かき」(37歳/専門職)
第5位にランクインしたのは、雪国限定の冬の家事ともいえる“雪かき”。
雪の降る地方から「しんどい」との声が届きました。降り積もった雪を集めては捨てる作業を繰り返すうち、身体は芯まで冷え切って、ようやく終わったと思えば、また雪が降り始めて……。筆者も雪国育ちなので、思い出すだけでため息が出てしまいます。
第4位:拭き掃除・・・7票
null「拭き掃除ですね。寒いので水仕事は億劫……」(48歳/主婦)
「水拭き。手が冷たくて辛いから」(61歳/主婦)
「窓拭き。寒さが厳しいし身体が冷えて困る」(51歳/主婦)
「窓につく結露を拭くのを忘れるとカビがつくので、まめに窓を拭かなくてはいけないこと」(47歳/主婦)
第4位は水を使った拭き掃除がランクイン。雑巾で床や窓を拭く掃除は、真夏の暑い季節も辛いですが、冬は水や外気の冷たさが身にしみますね。
冬に発生しがちな結露もなかなかの厄介者。冷たく濡れた雑巾を絞ると、まるで体温が奪われるようにヒンヤリしてしまいます。
第3位:洗濯物干し・・・9票
null「洗濯物干し。外が寒いから」(50歳/主婦)
「洗濯物干し。洗濯機がある場所も寒いし、洗濯機から取り出す洗濯物も冷たいので嫌です」(55歳/主婦)
「洗濯物干し。とにかく寒くて手がいたいから。家族にも冷気が入ると言われるから一人で外に出て干すのが苦痛」(39歳/主婦)
外に洗濯物を干す家庭からは、「冬場の洗濯物干しがとにかく嫌」との声が……。
暖かい部屋から外に出て、洗濯物を干さなくてはならないと思うと、洗濯機が終わりを告げる合図さえ恨めしく思ってしまうのが冬ですね。
「外気が入って冷たい」という家族からのクレームにも、やりきれない気持ちになってしまいそう。
第2位:お風呂掃除・・・10票
null「お風呂洗い。水で足元が冷えるし、風呂場自体寒いからです」(29歳/主婦)
「お風呂掃除。冬はお風呂場が寒い」(44歳/主婦)
「お風呂洗い。水で洗うため、たまらなく辛い」(32歳/主婦)
ヒンヤリと冷え切った冬のお風呂場は、過酷な環境。
お風呂用のスリッパを履くにせよ、靴下を脱がなくてはいけないと思うと、寒い季節は特に掃除が億劫に感じてしまいます。裸足になって水で洗う場合には、その寒さは一層深刻なものに……。
第1位:食器洗い・・・13票
null「手がすごく荒れるので、食器洗いはできればやりたくないです」(48歳/主婦)
「食器洗い。お湯を使えば良いのですが、お湯で食器洗いを続けていると手肌がやられてしまうので」(55歳/その他)
「洗い物。ただでさえ乾燥するのに、手がさらに荒れてしまうから」(31歳/広報・広告・デザイン)
「食器洗い。お湯は使わないようにしているので、水が冷たいと辛いときがある」(48歳/主婦)
冬にしたくない家事の第1位は“食器洗い”でした。
水が冷たく、手肌の乾燥する季節には、辛い家事。「嫌だなぁ」と思いながらも、毎回の食事とセットで頻度が高いため、悲痛の声も大きいようでした。
既婚女性たちが「冬にやりたくない」と思っている家事についてご紹介しました。いかがでしたか?
ランキングの結果を見てみると、水を使う家事が大半のようです。
お湯が出る場合でも、水を使っているとの声が聞かれ、光熱費やエネルギーの節約を考慮に入れている人も多いのかもしれません。少し効率が悪くなっても、ゴム手袋を使うと肌荒れは軽減されるように思います。
寒い季節はまだまだ続きます。手肌をいたわり、少しでも暖かくして風邪など引かないように気をつけながら、辛い家事をやっつけたいですね。
ライター、J.S.A.ワインエキスパート。札幌の編集プロダクションに勤務し、北海道の食・旅・人を取材。夫の転勤で上京後、フリーでライティングや書籍の編集補助に携わる。小学生のころから料理、生活、インテリアの本が好きで、少ない小遣いで「憧れに近づく」ために工夫し、大学では芸術学を専攻。等身大の衣食住をいかに美しく快適に楽しむか、ずっと大切にしてきたテーマを執筆に生かしたいです。小学生のひとり息子は鉄道と歴史の大ファン。