子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

「もう二度と作らない!」主婦が心に決めた料理は?その理由とともに155人に聞いてみた

突然ですが、“もうこれは絶対に作りたくない!”と思う料理はありますか? 日々、食事の用意をする中で、作るのが嫌になってしまった料理がひとつやふたつあってもおかしくありませんよね。

そこで『kufura』では、20~50代の主婦155人にアンケートを実施。「もう絶対に作らないと心に誓った料理」についてうかがいました。その理由が、わかるわかる~とうなずくことばかりです!

もうこりごり…ダントツは「揚げ物」!

null

「コロッケ。とにかく作るのが大変。お店で安く購入できるので」(43歳/主婦)

「クリームコロッケ。全部パンクしてうまく揚げられなかった」(35歳/その他)

「エビフライ。見た目がお店のとは違い、“なにこれ”と言われたから。お店のと一緒にするな」(38歳/主婦)

「ミルフィーユカツ。肉、キャベツ、チーズを順に重ねていって、衣をつける時にほとんど飛び出してくる。面倒くさい」(23歳/主婦)

「天ぷら。衣をつけるのに手間があるし、油の温度や揚げ時間などもいろいろ気をつかうし、ベチャッとして美味しくならなかったから」(40歳/その他)

「鳥の唐揚げ。油のハネがひどく、コンロの掃除が大変」(53歳/主婦)

「揚げ物関係。火事になりかけたことがあるから」(30歳/その他)

コロッケや唐揚げなどの揚げ物は、食べ応えもあって家族にも人気のメニューですよね。しかし、調理工程が多い、油の処理や油ハネの掃除など、手間がかかることを理由に敬遠する人がほとんど! その上、失敗したり家族に喜ばれなかったり、危ない目にも遭ったりしたら、トラウマになってもおかしくありませんね。“揚げ物はお店で買う”と割り切っている方もたくさんいました。

「煮物」は下処理が面倒な上、家族にも不人気!?

null

「筍の煮物。アク抜きがとにかくめんどくさい。時間がかかった割にはあまり美味しくなかったので、筍の煮物は出来合いのものを買おうと思った」(35歳/主婦)

「“味薄い”と夫に言われた為、もう肉じゃがは作ってない」(27歳/主婦)

「いかと里芋の煮物。ものすごく面倒なのに、家族の反応があまりよくないので」(38歳/主婦)

「ぶり大根。ぶりが固くなっておいしくないから」(43歳/営業・販売)

「野菜系の煮物は作っても主人はほとんど手をつけない。もったいないので作らない」(56歳/主婦)

「豚の角煮。お肉の柔らかさがお店や売っているものと違いすぎて、二度と自分では作りたくない」(36歳/その他)

育った地域や家庭の味の影響で、濃いめ、薄めなどの好みが出てしまう煮物。それゆえ、夫の口に合わなかったという声も聞かれました。また、あく抜きなどの下処理が必要で手間暇かかっているのに、子どももあまり喜ばなかった……と、皆さん残念な思いをしているようです。

においが充満するのが嫌…「焼き物」

null

「ピーマンの肉詰め。どんなに片栗粉を塗っても肉とピーマンが剥がれて見た目が汚いから」(40歳/金融関係)

「ハンバーグ。形崩れしたので」(55歳/その他)

「魚をグリルで焼くこと。においが充満するから」(45歳/その他)

「ホットプレート焼肉。焦げ付くし、においも取れないし最悪」(20歳/コンピュータ関連以外の技術職)

ピーマンの肉詰めやハンバーグなどは、形が崩れしてしまってきれいに仕上がらないことが悩みの種のよう。その他、焼魚や焼肉などは、においが充満するのが気になるという意見も。なかなかにおいが取れなくて、困ったという経験は“あるある”ではないでしょうか。

寿司などの「ご飯もの」は意外と手間がかかる

null

「おいなりさん。何度作っても味が薄く仕上がるから」(47歳/総務・人事・事務)

「ちらし寿司。酢飯を作ったり材料も切ったり用意するのに手間がかかり、出来上がっているものを買ってきた方が早いし安上がりなため」(40歳/主婦)

「キンパ。作るのが面倒な上に、食べる量がわからずとんでもない量が出来上がってしまったから」(37歳/主婦)

「さんまの蒲焼きごはん。テレビでみて炊飯器で缶詰の蒲焼を入れて炊いてみたが、炊飯器ごと生臭くなり子供もトラウマになった」(46歳/主婦)

いろいろな具材が入ったお寿司や炊き込みご飯などは、いつもの白ごはんと違ってちょっと豪華でみんな大好きだったりしますよね。でも、酢飯を作ったり入れる具材の下ごしらえをしたりと、面倒に感じる方も多くいるよう。

もう作りたくない料理はこの他にも…

null

「茶碗蒸し。レシピを見ながら作ったけど、レンジで作ったら気泡が入ってしまい、“茶碗蒸しじゃない”と言われたのでもう作らない」(45歳/主婦)

「皮から手作りの餃子。半日がかりで大変だから」(50歳/総務・人事・事務)

「トマトの味噌汁。作った際に旦那から不評で、作る機会がなくなりました」(37歳/主婦)

「たこ焼き&お好み焼き。一度作りましたが、関西出身の夫から“こうじゃない”“こんな作り方はしない”とダメ出しの嵐。今後は夫にお任せします」(28歳/主婦)

「誕生日ケーキ。家族のために頑張ったけど、じかんと労力だけが使われて味はケーキ屋に敵わないから。家族も大して喜んでくれなかった」(37歳/その他)

難しいレシピの定番ともいえる茶碗蒸し、中には、トマトの味噌汁なんて珍しい回答も。また、コメントにもありましたが、夫のこだわりが強くて作る気にならないという方も。そんな時は、まるっと相手にお任せするのが一番です!

 

いかがでしたか? もう作らない!という思いに至ったきっかけとしては、似たような声が多く聞かれましたね(しかも共感できる!)。

・後処理を含め、とにかく労力がかかる料理
・失敗した、仕上がりが今一つだった料理
・家族に不評だった料理

いずれもモチベーションを下げてしまうには十分。ストレスを感じてまで手作りにこだわる必要はないはずなので、買うことに決めるというのも1つの手ですね。料理は日々のことだけに、無理なく、そして家族においしい!と言ってもらえるのが何よりなのかもしれません。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載