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「玄関の外まわり」のお掃除方法をチェック!客観的な視点で見落としがちな汚れを確認【家事大学 学長 高橋ゆき的お掃除の基本】vol.30

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家に来たお客様がいちばん最初に目にするのは、玄関の外まわり。ここがきれいに掃除されているかどうかで、その家の第一印象が決まります。玄関の外まわりは、家の中と違って常に外気にさらされているため、すぐに汚れてしまいがち。また、インターフォンや郵便受けなど、他人が触れる可能性があるものは、いつでもきれいにしておきたいところです。

そこで『kufura』では、今回も家事研究家で株式会社ベアーズ副社長・高橋ゆきさんが学長を務める「家事大学」のテキストなどを参考に、楽しく家がきれいになる“高橋ゆき流お掃除メソッド”をご紹介していきます。連載第30回目のテーマは「玄関の外まわりのお掃除方法」。玄関扉やインターフォン、郵便受けの土埃や砂埃などをしっかり取り除いて、きれいな玄関まわりにするための、楽ラクお掃除方法を見ていくことにしましょう。

まずは客観的な視点で汚れをチェックする!

玄関の外まわりは、外から家を見たときに真っ先に目に飛び込んでくる場所なので、いわば家の顔とも言える重要な部分です。どんなに家の中が美しく掃除されていたとしても、玄関の外まわりが汚れていると、掃除が行き届いていないという印象を持たれてしまいます。

玄関の外まわりは、常に土埃や砂埃にさらされているため汚れやすいものですが、きれいにすべきポイントさえしっかり押さえておけば大丈夫。まずは、他人からどこを見られているかを考えて掃除するようにします。特に、インターフォンや郵便受け、玄関扉の汚れは人の目につきやすいもの。いつだれが来てもいいように、きれいに掃除しておきましょう。

玄関の外まわりのお掃除で大切なのは、いつもとは視点を変えて汚れをチェックしてみることです。お客様からどのように見えているのかを想像し、玄関の外まわりをいろいろな方向から眺めながらお掃除を進めるようにしましょう。

お掃除の前に5つのアイテムを準備しよう!

玄関の外まわりをきれいにするために、まずは次の5つのアイテムを用意してください。

(1)軍手ぞうきん

高橋ゆきさんおすすめのお掃除便利ツールの一つで、ゴム手袋の上から軍手をはめたもの。ぞうきんが入りにくいすき間や細かい部分も、軍手ぞうきんなら指一本いっぽんが入るため、きれいに掃除することができます。洗剤の液だれを防止するために、ゴム手袋の裾部分は3cmほど折り返して使いましょう。

軍手ぞうきんは、『指先感覚で自在に使える!「軍手ぞうきん」家事研究家・高橋ゆきの魔法のお掃除道具DIY』で動画付きで解説しているので、あわせてご覧ください。

(2)住宅用洗剤

(3)エタノールアロマ

市販の消毒用エタノール200mlに、好きなアロマエッセンシャルオイルを20滴ほど入れて作る洗剤です。エタノールの原液を使う場合は、水9:エタノール1の割合で希釈します。エタノールのアルコール成分は時間が経つと飛んでしまうので、作り置きは避けましょう。

(4)ぞうきん

(5)綿棒せんす

こちらも高橋ゆきさんおすすめのお掃除便利ツールの一つで、5本の綿棒を扇状になるように根元を輪ゴムでとめたもの。指が入らない細かい部分のお掃除に便利です。輪ゴムをずらして反対側も使いましょう。

実践!玄関の外まわりの楽ラクお掃除方法

では早速、玄関の外まわりのお掃除を始めて行くことにしましょう。作業手順は以下のとおりです。

<玄関扉>

(1)軍手ぞうきんで取っ手を拭く

軍手ぞうきんを装着し、玄関扉の取っ手を握って上から下へ、左から右へと滑らせます。汚れが気になる場合は、片手に住宅用洗剤をつけて拭いてから、もう片方で乾拭きをします。

(2)凸凹部分は指でつまんで拭く

カギ穴部分など、凸凹のある場所は、軍手ぞうきんの指先を利用してお掃除します。指でつまんだり、少し力を入れてこするなどして、細かい部分の汚れを落としていきましょう。

(3)ドアの表面は指の側面を利用

ドア表面に凸凹がある場合は、指の側面をすきまに滑らせる感じで拭きながらホコリや汚れを落としていきます。ドア表面は、素材によって水拭き不可なものもあるので、乾拭きが基本です。汚れがひどく洗剤等を使う必要がある場合は、ドアの取扱説明書でお手入れ方法を確認してからお掃除するようにしましょう。

<インターフォン・郵便受け>

(1)ぞうきんにエタノールアロマをスプレーする

まず最初に、除菌効果があり、香りもいいエタノールアロマをぞうきんにスプレーします。汚れが気になる場合は、エタノールアロマの代わりに住宅用洗剤を使いましょう。

(2)綿棒の先に洗剤を移し取る

先ほどの(1)のぞうきんに綿棒せんすを当てて、綿棒の先端にエタノールアロマもしくは住宅用洗剤をしっかりと染み込ませます。

(3)細かい部分を綿棒せんすでお掃除する

インターフォンの細かい部分については、エタノールアロマや洗剤を染み込ませた綿棒せんすを上下に動かしながら汚れを取り除きます。綿棒せんすを押し付けるようにしながら、下へとずらしてお掃除していきましょう。

(4)インターフォンの全体をぞうきんで拭く

すき間のお掃除が終わったら、インターフォン全体を(1)のぞうきんで拭きます。水拭きはせずに、そのまま自然乾燥させましょう。

(5)郵便受けを軍手ぞうきんでお掃除する

郵便受けについては、軍手ぞうきんの片手にエタノールアロマをつけて拭いてから、もう片方で乾拭きをします。フタをまんべんなくこすったら、フタの中にも手を入れてこすり、郵便受け全体を拭き掃除していきます。

ため込まない!毎日できる小掃除テク

玄関の外まわりは、常に外気にさらされているため、とても汚れやすくなっています。ですが、自分の家を外からじっくり見る機会は意外と少ないため、ちょっとした汚れを見落としがち。家に入る前にときどき立ち止まって、まずは玄関の外まわりが汚れていないか、じっくり確認するようにすることが大切です。

なお、暗い中では汚れが見えにくいので、必ず明るい時間帯にチェックするようにします。ベストなのは、汚れをしっかり確認できる晴れた日の午前中。汚れが目についたら、その場でぞうきんで乾拭きするようにすれば、汚れがたまることもないので、玄関の外まわりをきれいな状態でキープすることができます。

いかがでしたか? 汚れやすい玄関の外まわりは、いつもと視点を変えて見るようにするだけで、ちょっとした汚れにもすぐに気づくことができるようになります。汚れがたまる前に素早くお掃除するようにしておけば、外から見た家の印象もよりクリーンで明るくなりますよ。

構成・文/土田奈々子

【参考】

高橋ゆき(2014)『楽ラク掃除の基本』(学研パブリッシング)

家事大学1級・2級 家事研究員資格講座テキスト』-日本講師支援機構

【取材協力】

ベアーズ

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