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あなたの貯蓄方法は…?ズバリ301人に聞きました。FPが教える「鉄則」も…

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お金を貯めているはずなのに全然貯まらない、増えないという悩みを持っている人は少なくないはず。また、実際のところ、他の人はどうやって貯めているのか……気になるところですよね。

そこで『kufura』では、「将来のための貯蓄の方法」を、20~40代既婚女性301人に大調査。どんな結果になったのかをみていくとともに、FPである筆者が、効率の良いお金の貯め方をお伝えします!

「預貯金?」「投資信託?」どんな貯蓄をしているの?

まずは、皆さんに現在している貯蓄の方法がどんなものなのかを聞いてみました。

1位:定期預金などの預金口座への貯蓄・・・140人(46.5%)

「財形貯蓄」(28歳/その他)

「給料もらったら先取貯金」(38歳/その他)

「自動積み立て」(39歳/総務・人事・事務)

「専用の口座に預ける。その口座からは、絶対引き出ししない」(37歳/その他)

「インターネットバンクに貯めて、引き出すと手数料がかかるのでそのまま貯蓄」(48歳/その他)

「365日貯金」(38歳/金融関係)

1位は定期預金などの貯蓄となり、約半数近くが、財形、先取り貯蓄、自動積立など、毎月きちんと貯まる仕組みを作っているという結果になりました。

お金を貯めることは、“続ける”ということが第一歩なので、毎月お給料をもらったら、使わない早い段階で貯めていくことが大切です。中には「毎日貯金をしている」という頼もしい声も。毎日、毎月、定期的にコツコツ貯めていれば、いずれはまとまった金額になります。貯まる仕組みを早い段階で作ってしまいましょう。

2位:何もしていない・・・80人(26.6%)

「貯蓄できていない」(44歳/主婦)

「特に何もしていないけど、無駄遣いはしない」(36歳/主婦)

「そんな余裕はありません」(46歳/主婦)

「子供の教育費で貯蓄ができていない」(48歳/主婦)

「今は住宅ローンがあるから貯蓄できていない」(43歳/主婦)

2番目に意見が多かったのは、約4分の1の方が回答した「何もしていない」という結果。20~40代は出費がかさむ年代なので、教育費や住宅ローンに押されてなかなか貯蓄まで余裕がないという声が上がるのも理解できます。

ただ、特定の出費がかさむ時期は、永遠に続くわけではありません。これから家計簿などをつけて、貯められる時期が来たら、ほんの少しずつでもいいので“貯める”という習慣を身につけることをオススメします。

また、貯蓄に回すぶんを新たに得る方法として、副業などを含め、収入を増やすということも視野に入れていくといいかもしれませんね。

3位:貯蓄型の生命保険・・・42人(14.0%)

「満期を過ぎても置いておくことで金利が良いから」(36歳/主婦)

「個人年金や養老保険にはいってます」(34歳/金融関係)

「死亡保障にもなる保険」(48歳/金融関係)

「個人年金や学資保険」(29歳/その他)

「個人年金保険で老後に向けて貯蓄している」(27歳/主婦)

3位は、生命保険で貯めているという結果になりました。

生命保険の本来の役割としては、将来のため、あるいは、万が一のことがあった場合に遺された家族のためという意味合いが大きいでしょう。

今すぐ使う必要性がないお金を保険や貯蓄型に回すというのは、「手をつけにくいお金」にするという意味では将来の備えになりますが、保険の場合、途中で気が変わって解約したいと思った時には、手数料が発生する可能性もあります。また、ドル建てなどの保険は、為替差損が発生する場合もあるので、注意深く見ていく必要があります。加入する際のメリット・デメリットはしっかりとおさえておきたいところですね。

4位:つみたてNISAなどの投資信託・・・30人(10.0%)

「会社の401kで積み立て」(44歳/主婦)

「毎月の積立て投信を買っている」(33歳/主婦)

「積み立てNISAで、1万ずつ積み立てしている。日本株価を信じて」(26歳/主婦)

「インデックス型を積み立てし、リスク分散している」(46歳/主婦)

現在、国が売却益の非課税制度などの優遇政策をとっている投資信託。こちらは10%の人が運用しているという結果になりました。

投資信託の最大のメリットは、増えた金額も再投資することで分母を増やしていく「複利効果」があること。数年単位の短期投資よりも、断然、数十年単位の長期投資をしていくことで効果を得られやすいものです。そのためには、一度に大きな額を購入するよりも、コツコツと積み立てていくこと。その分リスクを減らすことにも繋がります。今すぐ増えなくてもいいと思って、気楽かつ気長に付き合っていきましょう。

5位:その他・・・9人(3.0%)

「毎日一定金額を貯金箱にイン」(37歳/主婦)

「節約して残った分から車の維持費を引いたのが貯金となるだけ」(47歳/主婦)

「余った生活費を普通貯金にしている」(44歳/総務・人事・事務)

なかなか定期的に貯める仕組みができていない人も、残った分などを貯蓄に回していて、貯めることの必要性は感じているようです。

貯金箱などを利用する手としては、すぐに開けられないようなものを使って、定期的に入れること。または、500円玉、100円玉など、決めた小銭は全て貯めるなどの方法をとるといいでしょう。いずれは小銭以外にも広げて万札までいけるといいですね! コツコツ貯めた時の喜びはひとしおのはず。

お金は「貯めて」「増やして」「守る」で1セットと考えよう!

まとまった資産を作るには、攻めるだけでも、守るだけでもダメ。「貯めて、増やして、守る」という1セットで考えることが大切です。

(1)貯める

最初の一歩は、やはり“貯める”という仕組み作りをすることです。

その際のポイントは「先取り」です。もらったお給料から家賃や生活費を使って余った金額を貯蓄するのではなく、お給料をもらったら1番最初に「貯蓄」に自動的に毎月回せるような仕組みを作ること。

このとき理想的な額は、手取りの2割程度です。

例えば、毎月20万円の手取り給料がある人であれば、4万円を定期預金などにして、お給料に手をつける前に貯まる仕組みを作りましょう。会社に「財形」があるという方は、そちらを利用するのも手です。

仕組みができたら、まずは頑張って1年間、手をつけないようにしましょう。

20万円の人が毎月2割貯めることできれば、4万円×12=48万円の貯蓄になります。かなりまとまった金額になりますよね!

そしてこれを5年間続ければ、年収と同じ額を貯めることができます。コツコツ続けることがいかに大事かがわかりますよね。

アンケート結果1位だった「定期預金などの預金口座への貯蓄」は、この“貯める”にあたります。やはり、“貯める”についてはすでに意識している人は多いようです。

(2)増やす

日本もかつては高金利だった時代もあったのですが、残念なことに今の超低金利では、貯めているだけでは全く増えません。どの金融機関の金利も0.数%という水準です。

ですから、せっかく1年間貯めたお金を、ただ置いておくだけではあまり意味がありません。今の時代「お金にも働いてもらう」……つまり、「投資」をする必要性が出てくるのです。

例えば現在、国が優遇政策をとっているのは「投資信託」です。アンケート結果では4位に入っていましたね。NISA、つみたてNISA、iDeCoなどがこれにあたります。

増える可能性があるということは、減る可能性もあるということなのですが、投資信託の場合は時間を味方につけることができるので、直近の結果がもし悪くても、自分が設定したゴールの時点で増えて入ればいいと長い目で考えましょう。

例えば、毎月3万円を投資信託で積み立てて、3%の運用を20年間した場合。積み立てた金額自体は720万円ですが、実際は20年という時を経て、複利効果が得られているので、およそ980万円ほどに増えているのです。

貯蓄だけでは増えない今、あえてリスクあるものに攻めて「増やす」ことも大切なのです。

(3)守る

最後は“守り”。

自分の財産を守るための策としては、リスクをしっかりと見極めることと、定期的なチェックが必要です。

・今現在いくら貯まっていて、この金額で大丈夫なのか。

・投資をしたものは、うまくいっているか。うまくいっていない場合はどうするか。

・この先、必要な金額に変わりはないか。

など、先々のライフプランを含めて考えることが大切。結婚や出産、子どもの年齢など、自分と家族のライフステージによっても変わってくるはず。さらに長期的な投資などを行っている場合は、世の中の動きとも関連してくる場合があります。

節々のタイミングで、改めて貯蓄や資産運用のプランを見直すこと。ぜひ自分の資産をしっかり守れるように対策をしていきましょう。

 

お金との付き合いは、毎日かつ一生のことです。「どうしても苦手で」「面倒で……」と思ってしまうかもしれませんが、できることからコツコツやって行くと、だんだん楽しくなってくるかもしれません。

できることから、ちょっとずつでもいいのです。この機会にチャレンジしてみてくださいね!

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