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「夫の実家への帰省」楽しみ?それとも気が重い…?妻270人に本音を聞いてみた

帰省シーズンが近づいてきています。夫の実家に帰る予定がある方も多いのではないでしょうか。

そこで『kufura』では、夫の実家への帰省で「楽しみにしていること、憂うつに思うこと」を聞いてみることに。既婚女性270人が語る、夫の実家へ帰省することについての本音を見ていきましょう。

ワクワクします「帰省は楽しみ」エピソード!

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楽しみにしていることを聞いたところ、102人の方が、みんなで囲む「食卓」と回答。具体的にどんな食卓なのでしょうか。

(1)年末&お正月らしく、高価なご馳走がズラ〜リ!

食事にお金をかけるタイプのようで、高級なお肉や馬刺し、お刺身が出てくる」(33歳/その他)

「高級な肉が食べられる」(36歳/主婦)

「高いお肉ですき焼きが楽しみです」(43歳/主婦)

「特上寿司をとってくれる。」(54歳/主婦)

「ブリを毎年まるまる一匹買われるので、脂ののったブリの刺身がたくさん食べられる」(43歳/営業・販売)

「お値段の高いものばかり出てくるのが楽しみです」(42歳/主婦)

とにかく美味しいものが並ぶのが楽しみという回答が多く出ました。みるからに高級なお肉や、新鮮な海鮮ネタなど、普段はあまり食べないような高価なものに、思わず舌鼓を打つという方も多いようですね。なんとも羨ましい食卓です。

また、これだけのご馳走が並べば、帰省をすることに「歓迎されている」ということがわかりますよね。高価なご馳走も嬉しいですが、その振る舞いや気持ちにも感謝ですね。

(2)地方の名産!土地の名物が楽しみすぎる

「三陸の美味しい魚が食べられる」(28歳/主婦)

「海が美しい場所なので、景色や美味しい新鮮な魚介類をいただくことが非常に楽しみの一つです」(49歳/主婦)

「呼子のイカがおいしいお店で食事すること」(44歳/主婦)

「産地のカニ鍋が毎年食べられる」(25歳/主婦)

「郷土料理がおいしいから楽しみ」(39歳/総務・人事・事務)

「新鮮な野菜が豊富」(42歳/その他)

「ウニやアワビ、いくらを食べられる、夫の小さい頃の話を聞ける」(26歳/主婦)

「幼い頃から夢だった『いくらのかけ放題』ができる。(ただし、予想以上にかけ足される)」(25歳/主婦)

実家が地方だと、都会ではなかなか食べられないもの、お目にかからないもの、高価すぎて手が出ないものが並ぶこともありますよね。地場の採れたて新鮮なものとなれば、美味しいこと間違いなし! もう、テンション上がっちゃいますね〜!

(3)お義母さん、美味しすぎます!手料理バンザイ!

「義母の料理が美味しい」(37歳/主婦)

「義理の母の天ぷらが絶品なので、天ぷらを沢山食べられること」(38歳/主婦)

「お母さんの作る料理が美味しい。お寿司が出る。サクサクの揚げ物が食べられる」(42歳/その他)

「お母さんの手作りの餃子が好きなのですが、私が帰るといつも作ってくれる」(33歳/主婦)

「母の特製ローストビーフを食べること」(54歳/主婦)

「義母の漬物が楽しみ」(58歳/主婦)

お義母さんの料理が美味しくて……楽しみすぎる! という声も多く上がりました。料理が上手なお義母さんとは、なんと素敵な方なのでしょう。息子家族が帰省することに手料理を準備してくれるなんて、いい関係を築けている証拠でもありますね。また、義理の母以外にも、

「義妹の栗キントンが甘すぎず、美味しいです」(49歳/デザイン関係)

「義父が作る具沢山のお雑煮」(47歳/主婦)

など、お料理上手な方の一品が。こちらも羨ましい限りです。

また、他にもいつもの食卓と違って、

「席を立たずにみんな一緒に料理が食べられる」(57歳/主婦)

「大勢でご飯を食べれるところ」(36歳/総務・人事・事務)

「お父さんとビールが飲める」(43歳/主婦)

など、お料理の味そのもの以外にも、年末年始ならではの賑やかな「大人数の食卓」が嬉しいという回答を多くいただきました。

食事以外にもあります「帰省ならではの楽しみ」

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「お年玉がもらえる」(36歳/主婦)

「顔が見れる。会える事が楽しみ」(33歳/主婦)

「ぐうたらできることが一番ありがたい。年1行けたら良いほうなので、なかなか行けない場所に行くのもたのしみ] (31歳/主婦)

「旅行という共通の趣味のある義理の母と旅先での話をしたり、写真を見せ合うのが楽しみです」(28歳/主婦)

「温泉」(32歳/その他)

「育児も家事もしなくて良いこと」(29歳/学生・フリーター)

「子どもの面倒をみてもらえる」(38歳/その他)

「いとこたちに会えること」(43歳/主婦)

「何もしなくて楽できるのが楽しみ」(59歳/主婦)

都会にいるとなかなかできないこと、普段会えない人に会えたり、また、義両親が孫の面倒を見てくれたりと、ちょっとホッとできることも多そうで、まさに幸せな時間ですね。

義実家への帰省は、自分の実家と比べると何かと窮屈と思いがちですが、色々な楽しみを見つけて行くと、お互いにいい時間を過ごせそうですよね。

続いては、楽しいことの真逆に、「ちょっと義理の実家に帰るのが憂うつで……」という意見です。

ああ…気が重すぎて「本当は帰りたくない」かも

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一方で「憂うつ」なことを聞いてみると、様々な回答が見られました。楽しみでは「食事」に関することが多かったものの、憂うつなことでは「食事に関する準備や片付け」など、手伝いに関しての意見が多く上がりました。

(1)食事の準備に洗い物…どこまでやるべき?

「準備片付けの手伝いをどこまでするか悩む」(27歳/その他)

「どの程度手伝うか子どもの面倒だけ見てればいいのか分からなくなる」(28歳/主婦)

「台所仕事など面倒」(52歳/主婦)

「皿洗いなど、みんなの食事の後片付け。どこに何をしまうのか迷ってしまいます」(38歳/主婦)

「食事の準備、洗濯、掃除、大掃除、買い物などなど、すべてやらされること。しかもお礼も言ってもらえない」(44歳/主婦)

「食事の準備や後片付けなどをどの程度手伝うかなど、考えながら過ごすことがストレスに」(48歳/主婦)

大人数になればなるほど大変になる食事の準備や片付け。しかも人の家となるとどこの何を使って、どこにしまったらいいかの勝手もイマイチわからず……ですよね。多くの方が「食事の準備や後片付けの手伝い」が憂うつと回答しました。

また、家族が集まり、手伝いをする人員が多かったりすると、どこまで手伝ったらいいかと悩む声も上がりました。さりげない気遣いがポイントになりそうですね。

(2)意外に気を使う!?トイレ&お風呂問題

続いて、意外にも多かったのが、トイレ&お風呂問題でした。

「トイレにゆっくり入れなかったり気を使うことが多いのがストレス」(27歳/主婦)

「トイレに行きにくい」(32歳/主婦)

「トイレが寒い」(41歳/主婦)

「どこの家に止まっても同じことが言えるが、気軽にトイレにいけない。あと、お風呂の勝手が違うのでとても気をつかう」(28歳/主婦)

「水洗トイレじゃないのがストレス。帰省すると必ず便秘になる」(45歳/その他)

「お風呂の順番」(52歳/その他)

「お風呂が汚いこと」(32歳/その他)

自分の家と違って、使いづらいのがトイレやお風呂。大人数が集まっていれば、使う頻度や時間も気になるし、ましては冬場で、所によっては寒くてしんどい……という意見も。トイレ&お風呂はやはり自分の家が一番落ち着くということなのでしょう。

(3)実家の場所が…遠い、辺ぴ、何もない

「帰省時間がかかるので車の運転がしんどい」(30歳/主婦)

「アクセスが悪くて時間がかかる」(44歳/総務・人事・事務)

「遠方なので、実家に着くまでかなり疲れてしまう」(49歳/主婦)

「近所に何もないので、暇過ぎる」(47歳/主婦)

「車が使えないときにいく場所がない」(29歳/主婦)

実家が遠かったり、行ったところで何もない田舎町だったりすると、一体ここでどうしたらいいか……という気になる方も多いようです。特に普段は都会で暮らしているという方は、することも思いつかず、かと言って、義理の実家ゆえに自由気ままに振る舞うわけにも行かず、時間が過ぎるのがとても長く感じるのかもしれません。また、遠ければ自然と嵩んでしまう、帰省の費用についての意見も。

「費用が掛かりすぎること」(40歳/主婦)

移動代も安くないハイシーズン。大人数だと、たしかに色々と嵩みそうです。

(4)色々ありすぎます!一挙ご紹介

色々な義実家のタイプがありますが、義両親以外のことで悩まされるという意見や、性格が合わなくてつらいという意見も。

「話が続かないのでいつも、憂うつです。さっさと帰りたくなります」(53歳/主婦)

「かなりの確率で旦那が寝るので、間が持たない。気を使う」(38歳/主婦)

「お茶一杯飲むにも勝手に冷蔵庫をさわるといけないかなと思うこと」(35歳/主婦)

「一日中愛想笑いがつらい」(34歳/主婦)

「子どもが興奮してお行儀よくしていられず、その度に裏でどう思われているのかとひやひやする」(25歳/主婦)

「いじわるな小姑がいる」(49歳/営業・販売)

「甥っ子姪っ子がいると騒がしい上に、言うことを聞かないので本当にうんざり」(43歳/主婦)

「もう全て。義父義母など義家族に会いたくない。新年早々何言われるかわからない」(25歳/主婦)

という、ストレス全開でしんどい……という意見も多く見られました。

その一方で、

「多少気を使うがそんなに気にならない」(52歳/主婦)

「遊びに行っても、お客様状態なので(笑)憂うつになることはありません」(31歳/主婦)

という意見もありました。

 

「夫の実家への帰省」、皆さんはどのようなことが楽しみで、どのようなことが憂うつでしょうか? 5歳双子を持つ筆者は、とにかく孫の面倒をよく見てもらえることがありがたいと感じています。夫の実家に帰省する皆さん、家族みんなで一緒に、いい時間をお過ごしください。

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