毎年、年賀状は送っていますか?
null年賀状に対する考え方が変化する中、まずは「毎年、年賀状を送っているか」どうかを聞いてみました。
毎年送る……176人(64.8%)
たまに送る……37人(13.7%)
送っていない……58人(21.4%)
その結果、「毎年・たまに」を合わせると約8割の方が年賀状を送る習慣があると回答しました。
最近では年賀状ではなくSNSであいさつする方が増えたり、年賀状そのものをやめる家庭も増えていると聞く中、「思ったより年賀状を送っている人が多い」と感じた方もいるかもしれません。今回のアンケートでは、多くの方が年賀状を送っているようです。
コロナ禍の2021年はじめ「年賀状の枚数」はどうしますか?
nullでは、来年2021年の年賀状はどうでしょうか? 2020年は新型コロナウイルスの影響から、人と会うことや、集まることができにくい状況で、人とのコミュニケーションの取り方や距離感に悩まれた方もいるでしょう。そんな中で、「毎年送っている」「たまに送る」と回答した213人に、2021年の年賀状の予定を聞いてみました。
いつもとほぼ同じ枚数送る予定……119人(55.9%)
いつもより多い枚数を送る予定……4人(1.9%)
いつもより少ない枚数を送る予定……56人(26.3%)
送らない予定……24人(11.3%)
未定……10人(4.7%)
2021年もいつもと変わらず送る人は5割超となる一方、「送らない・いつもよりも少ない枚数」と回答した方は3割超という結果に。
では、みなさんの年賀状にまつわる具体的な意見を見てみましょう。
毎年のことだから…「今年も変わらず送る予定」
null(1)変わらぬ新年のご挨拶なので…
「毎年送っているので、お互いの近況を知りたいから」(34歳/主婦)
「いつも通りの習慣としてやっているから」(36歳/その他)
「毎年やりとりしている相手だから」(40歳/その他)
「年1度の近況報告を兼ねているので」(52歳/主婦)
「1年に1度の挨拶を大事にしている」(37歳/その他)
時代の流れやコロナに関係なく、変わらず送るという方が多くいました。
(2)コロナ禍だからこその年賀状…
「年に1度のあいさつですし、コロナで会えなくなったこともあり、より年賀状で挨拶したいと思うから」(40歳/その他)
「いつもと変わらない生活がしたい」(39歳/その他)
「例年通りコミュニケーションを取りたいと思うので」(32歳/主婦)
「今年はコロナの影響もあり、実際に会うことを控えているぶん、年賀状でコミュニケーションをとりたいから」(53歳/主婦)
コロナだからこそ人との繋がりを大切にしたいという声も。人とのコミュニケーションを我慢した結果でしょうか、この意見に筆者は共感できました。
(3)年賀状に思いを込めて届けたい!
「子どもが産まれたのでお知らせを兼ねて中々会えない人への報告」(30歳/営業・販売)
「娘が成人式、夫が還暦を迎えるので、知人に知らせたいから、例年送っている人に送る予定」(55歳/主婦)
「親しい人となかなか会えず、子どもにも会わせられないまま成長したので、ご挨拶に送る予定」(30歳/主婦)
「中々会えない人とも繋がれる大切なツールだと思うので。お互いに直筆のメッセージを添えています」49歳/主婦)
また、
「年賀状でないと連絡がとれない友人もいるので毎年おなじ人に出すようにしている。唯一の連絡手段」(41歳/主婦)
という方も。メールやSNSのやりとりがない方ともご挨拶ができる手段だという意見もありました。
さらに、少数ではありましたが、今年はいつもよりも多く送る予定という方も。
「会うことのできない人に様子を伝える」(47歳/主婦)
「コロナの影響で人との繋がりが、より大事だと感じたから」(48歳/主婦)
と、コロナ禍のなか、色々考えさせられることが多かった結果、新年の挨拶をより一層大事にしたいと感じた方もいるようです。
諸事情から…「いつもよりも少なく送る予定」
null(1)疎遠、高齢化、年賀状の辞退…時代の流れ?
続いては、年賀状の枚数を減らす予定の方の意見です。こちらはコロナ禍というよりも、時代の流れの影響だという声が多くあがりました。
「だんだん疎遠になっていった人がいるから」(45歳/主婦)
「年賀状を辞退する人も出てきたので年々減っている」(39歳/主婦)
「少しずつ断捨離する」(38歳/主婦)
「年々減らしていって最終的には止めるつもりでいるから」(34歳/主婦)
「ここ数年枚数を減らしているので、とっても薄い関係の人には送らないようにしようと思う」(43歳/主婦)
「年賀状の習慣をできるだけなくしていきたいと思っているから」(37歳/主婦)
「送らなくても大丈夫そうな人には送らないようにしました」(43歳/主婦)
コロナに関わらず、昨今の世の中の流れから年賀状そのものを縮小していきたいという声が多くあがりました。少しずつ減らしたい、習慣を変えたいという方が多いようです。
(2)節約の観点から…
また、1枚63円となったハガキ代や、デザイン、印刷の費用を気にする方も。
「年賀状代もったいない。LINEがあるし。やめていく人が増えてきたから。かなり遅れてくる人はこちらから送ったから送り返してくれてると悪いなと感じる人からやめていくようにして、元日にくれるとわかってる人のみにする」(27歳/営業・販売)
「経費節約」(44歳/主婦)
メールやSNSであればさほどかからない費用。それに比べると、1通あたりの単価を考えると高く感じるという声があがるのも納得できます。
(3)メール、SNSで済ませたい
年賀状の枚数を少なくしたいという人は、SNSなどのネットを利用する方が多いようです。
「メールで対応するから」(58歳/総務・人事・事務)
「年賀状はほんと一部の人のみ。LINEが多いので」(41歳/営業・販売)
「仕事が忙しいから 友達ならLINEで送っている」(49歳/その他)
「LINEで連絡を取ることが増えたから、年賀状のやりとりだけしている人のみに送ることにしたから」(48歳/その他)
「年賀状の季節になるととても憂鬱になる。もらうと嬉しいのだが自分自身はLINEでいいんじゃない?と思ってしまう」(46歳/その他)
年賀状よりも、SNSでカジュアルにという声も。なんでもデジタルに保存している人にとっては、逆にハガキよりも有難いという方もいるのかもしれませんね。
(4)コロナだから敬遠しちゃうかも…
また、コロナだからこそ縮小したいという意見も。
「コロナで何となく祝賀の気分にならないから」(53歳/主婦)
「コロナもあるので接触するものはなるべく避けたい」(40歳/主婦)
感染症リスクの観点から、今年は避けたいという意見もありました。
いかがでしたか? コロナ禍だからこそ、挨拶にこだわりたいという方、コロナに関係なく、年賀状を縮小していきたいという方と様々でしたが、皆さんはどう感じましたか?
年賀状を出す出さないに関わらず、2020年はコロナで人間関係が希薄になりがちだった分、2021年は人との繋がりを大事にしたいですね。そんな新年の挨拶をどうしようかと迷われている方は、この記事も参考に考えてみてくださいね。