ソウルならたった1日でも充実感たっぷり、コスパもいい!
null旅好きのママにとって、旅行に行けないのはちょっとしたストレスですよね。子連れ旅行とはまた違った楽しみがある女子旅。正直、もう何年も行けないだろうなぁと思っていました。でも、日帰り弾丸旅ならなんとかなるんじゃないか? そんな気持ちで恐る恐る計画した今回の旅。
日帰り弾丸ソウル旅を選んだ理由は……
(1)ソウルは羽田から2時間ちょっととフライト時間が短い
(2)LCCを使えば比較的安く行ける
(3)時差もなく滞在時間が長いフライトがあるので目一杯楽しめる
(4)24時間不在にするだけなので、夫や家族に頼みやすい
(5)絶品グルメも家族へのお土産も楽しめる
実際に私がチケットを購入したのは、LCC(格安航空会社)のpeach。弾丸スペシャルという超お得なチケットは平日のみなのですが、土日の日帰りでも大手エアラインに比べたら3,4割は安いイメージ。
子どもが発熱したら最悪キャンセルも考えていたので、チケットは安さにこだわりました。
さらに、
行きは羽田1:55発→ソウル(仁川)4:25着
帰りはソウル(仁川)22:35発→羽田0:55着
と、海外弾丸旅の中では滞在時間が長いのもpeachを選んだ理由。日帰りでも朝から晩までたっぷりと満喫できます。
目的は大好きな韓国料理! ソウルなら弾丸でこんなに楽しめる!
null今回は以前一緒にソウルを旅した食いしん坊仲間との3人旅。その時の忘れられない味を中心に韓国グルメをこれでもか!と堪能しました。
1:空港から直行したのは24時間営業の「プロカンジャンケジャン 本店」
ソウルに来たら必ず来るのがこのお店。お目当てはワタリガニの醤油漬け(カンジャンケジャン)。新鮮な生のワタリガニを特製の醤油だれに浸けた濃厚な甘さと旨味のバランスは、本場でしか味わえない!
一心不乱に蟹を食したら、最後は甲羅の部分にご飯を入れてガーッとかき混ぜ、韓国海苔に巻いて食べるのがお決まり。現地では“ごはん泥棒”と異名ありなのも納得です!
小さいメスのワタリガニ(2匹)65,000ウォン+1匹追加33,000ウォンで、1人1匹オーダー。24時間営業だから早朝到着でも行けるのがうれしい!
2:食器も美しい「メゾン・エルメス」内のカフェでコーヒーブレイク
スパで3時間ほど仮眠したあと、おめざのスイーツとコーヒーを求めて向かったのは、気になっていた「Café Madang」。狎鴎亭エリアにある「メゾン・エルメス」の地下一階にあるカフェなんです。
ギャラリー併設というアーティな雰囲気の中、コーヒーもスイーツも食器はもちろんエルメス! 美しい食器と空間でのコーヒータイムは、目も心もお腹も満たしてくれます。もちろんスイーツのレベルも高く、とくにティラミス(14,500ウォン)はクリーミーでとろける美味しさ。こんなゆったりとした時間が持てるのも滞在時間がたっぷり取れるソウル弾丸旅ならでは。
3:ランチは行列が絶えない大使館通りの名店「トンア冷麺」で
友人が以前行って以来その味が忘れられない!という冷麺を目指して梨泰院へ。駅から15分ほど歩いた通称“大使館通り”にあるこのお店は、30℃超え真夏日のランチタイムということもあり、行列ができていたほど。とはいえ回転もよく5分も待たずに店内へ。
このお店は辛い“赤い冷麺(パルガンネンミョン)”で有名だそう。ですが辛すぎるのは苦手なので冷麺は辛さなし(アンメッケ)、ビビン麺は辛さ控えめ(トルメッケ)でオーダー(各6,000ウォン)。それでもビビン麺はジワジワ後を引く旨辛さ! 辛さなし冷麺はスープのコクと酸味のバランスが絶妙で絶品でした!
密かに感動したのが、現地では冷麺の付け合わせとして定番の牛スープ(ユクス)がビックリするほど美味しかったこと! 韓国ではこのスープの美味しさが冷麺屋さんの評価を左右する、とも言われているそうで、うんうん、と納得。一口飲めば、麺の辛さもすーっと旨味に変わります。
4:広蔵市場で屋台フードを買い食い
東大門ショッピングのあとは、ぶらりと歩いて広蔵市場へ。ここは韓国で初めてできた市場で100年以上の歴史があるそう。屋台が所狭しと並んだ市場ならではの雑多な雰囲気は、歩いてるだけでも楽しい!
その場で絞ってくれるフレッシュスムージーを片手に、麻薬キムパや緑豆チヂミ(ピンデトッ)を3人でシェアしてパクパク。
とくにここの名物と言われている揚げたての緑豆チヂミは、外はカリッカリ、中はフワッフワ、しっかりめの味付けでめちゃくちゃ美味。絶対また来たい!と再訪を誓ったぐらいです(笑)。
5:「武橋洞プゴグッチッ」で干し鱈のスープをおやつ代わりに
明洞エリアに移動し、いつもは朝食に定番の「武橋洞(ムギョドン)プゴグッチッ」で干し鱈のスープ(プゴヘジャンクッ)を。このスープは美肌や二日酔いによいとされていて、朝やランチにはたくさんの人で賑わうも、さすがにおやつタイムはそんなに混んでなく、待たずに入れました。
あっさりしているけどしっかり煮込んで出汁が出たスープは干し鱈の旨味たっぷり。エビの塩辛やキムチなどを入れて味変しつつ、最後まで堪能! ちなみにこのお店、メニューはこのスープだけなので、入店とともに人数分のセット(ご飯とキムチなどが付いて一人前7,500ウォン)が自動的に運ばれてきます。
6:旅の〆は“ドラム缶焼肉”で絶品骨付きカルビを満喫
実は今回のソウル旅を決めた最大の目的がここ! ドラム缶で焼く骨付きカルビをワイルドに立ち食いスタイルで楽しめる「明洞ソソカルビ」。2年前は新村のお店を訪れたのですが、なんと明洞にオープンしたとの情報を得て、これは絶対に行かなくては!と。メニューは味付け牛カルビ(ヤンニョムソカルビ)のみという潔さで、しかも一人前15,000ウォン(約1,350円)という安さ! 甘辛い下味が付いた柔らかくジューシーなお肉は、これまた絶品の特製ダレに付けて食べると、それはもう忘れられない美味しさ!
訪れたのが17時過ぎで空いていたおかげか、オモニが手際よくカルビを焼いて食べやすいようにハサミで切ってくれました。ご飯(レトルト)とお酒は店内で購入可、キムチは持ち込み可だそう。結構ボリュームがありますが、あまりに美味しくてペロリ。旅の締めくくりにお腹をたっぷり満たしました!
弾丸とはいえ、子どもを置いての海外旅行、ノリで決めたのはいいけど実はとっても不安で。何かあったらどうしよう?やっぱりやめようかな?と日程が近くなればなるほど悩んでいたところ、「せっかくの機会なんだから楽しんできなよ」と、夫が背中を押してくれました。家族の協力があってこそ叶った弾丸ソウル旅。次回はそんな家族へのお土産も含めたショッピング編をお届けします!
※100ウォン(韓国ウォン)=約9円(2019年7月のレート)、別途税、サービス料などがかかる場合もあります。