ハワイの夏の気候は、カラッと晴れた晴天が続く
null夏は高温だけど湿度が低く過ごしやすい
ハワイは常夏の島と思われることが多いのですが、夏と冬の2つの季節に分けることができます。夏は5~10月頃で乾季にあたり、冬は11~4月の雨季になります。
冬は半袖では肌寒い日もありますが、夏は1年でも最も気温が高いシーズンで、最高気温は30度を超えます。しかも日本より日差しが強いため、直射日光の下ではかなり暑く、ビーチであれば体感気温はさらに高くなり、汗がダラダラと流れてきます。
ただハワイは1年を通して湿度が低めなので、高温多湿の日本のような蒸し暑さはありませんし、日陰に入れば比較的過ごしやすいと感じられます。
ちなみにハワイ州観光局の情報によると、ハワイ沿岸の夏の海水温度は26.7度だそう。冬は海に入るには寒いと感じる日もあるのですが、夏なら快適にビーチ遊びができますよ。
6~11月はハリケーンシーズン
ハワイを含む太平洋地域は、毎年6~11月頃はハリケーンのシーズンとなります。もちろんハワイでも日本同様、ハリケーンが接近すると大雨や強風をもたらし、場合によっては洪水や土砂崩れなどが起こる危険があります。
大型ハリケーンの接近や上陸があれば、安全のため、ショッピングセンターやレストランなどほとんどの店が閉店となります。せっかく旅行でハワイを訪れていた観光客たちが、ホテルに缶詰め状態になってしまうことも……。
ハワイのホームパーティーといえば…!ビーチでのBBQが盛んに
nullハワイのホームパーティといえばBBQが定番。自宅で行うこともありますが、ビーチ近くの公園に持ち運び可能なコンロを持参してBBQパーティを行うというのも、かなりメジャーな過ごし方です。
ビーチでのBBQは季節を問わず1年中行われていますが、6~7月はハワイの学校が夏休みになるので、特に多いようです。仲のいい家族同士が集まってBBQをする光景をあちこちで見かけます。
地元の方に人気のアラモアナビーチパークは、週末になるとあちこちでBBQをしているファミリーがいて、そこらじゅうに美味しそうな香りが漂っています。
ハワイの「夏の風物詩」は?
null日本には「夏祭り」「盆踊り」「花火大会」などの“夏の風物詩”がありますが、ハワイではどうなのでしょうか。
子どもたちに人気の移動遊園地が登場!
ハワイには大型のアミューズメントパークがありませんが、毎年期間限定で移動型遊園地が登場します。それが「50th ステート・フェア」と呼ばれるカーニバル。毎年5月下旬~6月頃、現地の学校の夏休みが始まる頃に開かれるお祭りです。
会場には、ゴーカードや観覧車、メリーゴーランド、絶叫マシンなどのアトラクションのほか、ゲームコーナーや屋台もあり、毎年地元の家族連れでとてもにぎっています。
日本と錯覚しそうな盆踊りイベントも
またハワイでは6月下旬~8月頃に各地で盆踊り大会が開かれます。ハワイには戦前多くの人が日本から移り住んだため、日系人を中心に、そんな日本の文化が今でも残っているんです。
盆踊りが開かれる場所はオアフ島だけでも数十カ所以上。ハワイ島など他島も入れれば、50カ所近くで開かれています。そのため夏になると、地元の新聞や雑誌などで「Bon Dance(ボンダンス)スケジュール」が発表されます。
音楽にあわせてやぐらのまわりで人々が踊り、会場では金魚すくいなどの屋台もあり、まさに日本の夏の風景。ハワイで暮らす日本人にとっては、ハワイにいながらにして日本の夏を体感できるイベントなんです。
花火は1年中楽しめる
日本では、花火大会は夏に行われることがほとんどですが、ハワイでは1年を通してあらゆるイベントに開催されます。
例えば、大晦日の夜から新年にかけて「ハッピーニューイヤー」のかけ声とともに盛大に花火が打ち上げられます。夏の時期ならば、7月4日の独立記念日の目玉イベントも花火大会です。
さらにワイキキでは、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジで毎週金曜日の夜に花火が打ち上げられていて、多くの観光客の方が楽しんでいます。
まるで絵葉書のように美しく晴れた日が多いハワイの夏は、ビーチ遊びにBBQなど、楽しみがいっぱい。機会あがあれば、うだるような暑さの日本を離れて、こんなハワイの夏を体験しにいらしてはいかがでしょうか?