というわけで今回は、幼児期の子どもを育てている女性に、ズバリ、どんな習い事に毎月いくら使っているのかストレートに質問してみました!
園児の月々の習い事費「0円」は38.2%「3万円以上」は8.8%
null『kufura』編集部は、年少以上の幼稚園児・保育園児のお子さんを育てている女性35人にアンケートをとり、お子さん1人にかかる1カ月あたりの習い事・塾の総額を教えてもらいました。(年少以上の幼稚園児・保育園児が2人以上いる場合は、上の子のケースで回答)
結果は以下のようになりました。
0円・・・38.2%
5,000円未満・・・8.8%
5,000円~1万円未満・・・29.4%
1万円~2万円未満・・・11.8%
2万円~3万円未満・・・2.9%
3万円~4万円未満・・・5.9%
4万円~5万円未満・・・0.0%
5万円~10万円未満・・・2.9%
4割弱の家庭では、特に習い事をさせていないという結果に。また、4人に1人は習い事費を1万円以下に抑えています。
と同時に、ちょっと気になるのが毎月2万円以上のお金をかけている家庭の習い事事情。
というわけで、「5,000円未満」「5,000円~2万円未満」「2万円以上」に分類してそれぞれどんな習い事をさせているのか詳しく聞いてみました!
習い事費1人あたり「5,000円未満」の家庭では何を習わせてる?
nullまず、1カ月あたりの習い事費が5,000円未満の家庭の回答です。
「習字2,000円・通信教育2,500円。総額4,500円」(40歳・主婦)
「水泳2,000円・体育2,000円。総額4,000円」(36歳・主婦)
もしかしたら、「なんでこんなに安いの!?」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
回答者からは、「こども園の別料金の授業のような形でさせてもらっている」「キャンペーンを狙って入会した」という声が寄せられています。
他にも、公民館の習い事やサークル、地域密着型のスポーツ少年団を選ぶことで、習い事費をかなり格安に抑えられるケースもあるようです。
習い事費1人あたり「5,000円~1万円未満」「1万円~2万円未満」の家庭の実態は?
null続いて、毎月の習い事費が5,000円以上2万円未満のグループにどんな習い事にどれくらい支払っているのか聞いてみました!
「水泳6,500円・通信教育2,000円。総額8,500円」(32歳・営業・販売)
「英語6,600円」(37歳・その他)
「サッカー5,000円・プール2,500円。総額7,500円」(36歳・公務員)
「ピアノ2,500円・バレエ7,500円。総額1万円」(32歳・主婦)
「通信教育5,000円・スイミング6,050円。総額1万1,050円」(37歳・総務・人事・事務)
「水泳8,500円・書道4,000円。総額1万2,500円」(42歳・その他)
習い事費の節約を意識して行っていることを聞いてみると、
・通信教育は12カ月分一括払いにして少し安くする。
・チケット制のレッスンはちょこちょこ休んで節約。
・水泳は市営プールの教室に通っている。
・書道は自分で半紙を用意して、大量に買い、安価に済ませている。
といった声が寄せられています。
また、できるだけ近くの習い事を選び、交通費や送迎の負担を抑えているという声もありました。
習い事費1人あたり2万円超の家庭では何を習わせてる?
null今回のアンケートでは、幼児1人あたりに1カ月あたり20,000円以上の習い事費を支払っている家庭は1割強と少数派でした。皆さん、どんな習い事にどのくらいのお金をかけているのでしょうか。
「ピアノ5,000円・水泳7,000円・体操8,800円・英語3,000円。総額2万3,800円」(35歳・主婦)
「水泳6,000円・体育6,000円・ピアノ8,000円・英語1万2,000円。総額3万2,000円」(35歳・主婦)
「塾1万5,000円・英語1万3,000円・ピアノ4,000円・プール4,000円。総額3万6,000円」(38歳・主婦)
「水泳2万円・英語塾2万円・ピアノ2万円。総額6万円」(34歳・主婦)
2万円以上の家庭では、3~4つの習い事を掛け持ちしている人が目立ち、回答者の属性はすべて主婦の女性でした。幼児期には習い事と送迎がセットになっているために、フルタイムの仕事をしながら幼児期に多くの習い事をさせるのは、他の家族による送迎サポートがなければかなり難しいかもしれません。
また、現状かかっている習い事費に関して、以下のようなコメントが集まっています。
・安い教室も探し見学しますが、金額にこだわらず納得したところに通います。
・体操は、週2回で割安に。ピアノも個人にして割安に。
・安くて信頼できそうなところを片っ端から探した。
このように、価格よりも“より良いレッスン”“納得できる場所”を探したという声がありました。
以上、今回は皆さんの習い事事情についてお届けしました。
保育施設内の習い事で安く済ませているケース、たくさんのことを吸収する時期だからこそ節約を考えずに“より良いクラス”を求めている家庭など、それぞれにお子さんを思う気持ちが感じられるような声が集まりました。
どんな場所であっても、子どもの「楽しい!」が刺激されるような習い事に出会えたら、小学校入学後の大きな自信につながりそうですね。