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【夫の疑問】「妻が話しかけてこなくなった」ことがある夫は6割!解消したきっかけは?夫371人の本音

愛し合って、縁あって結婚した夫婦も、日常の生活をしていく中では、山あり、谷ありと日々いろいろなことがあるもの。とかく、喧嘩をしたり、言い争いになったり、口を利かなくなったりすることも珍しいことではないでしょう。

今回『kufura』では、妻が夫に話しかけてこなくなったことがあるかどうか、その理由や解消のきっかけについて、夫371人に聞いてみました。夫側の本音はズバリ……? 早速見ていきましょう!

「妻が話しかけてこなくなった」経験はありますか?

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まずは夫371人に「妻が話しかけてこなくなった経験」があるかどうかを聞いたところ、以下のようになりました。

よくある・・・67人(18.1%

たまにある・・・143人(38.5%)

全くない・・・161人(43.4%

という結果になり、6割弱の夫が「妻が話しかけてこなくなった」経験があると回答しました。

妻が話しかけてこなかった「期間」はどのくらい?

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続いて、「妻が話しかけてこなかった期間」を多い順に並べると、

2〜3日・・・65人(31.0%

数時間・・・49人(23.3%

1日・・・38人(18.1%

1週間・・・17人8.1%

10年以上・・・9人(4.3%

という結果に。話しかけてこなかった期間は比較的ばらつきがありましたが、7割以上の人は少なくとも「2〜3日以内」と回答する一方で、5%弱の人が「10年以上」話しかけてこないという結果になり、やや深刻とも窺える状況にある人もいることがわかりました。

妻が夫に話しかけてこなくなった「理由」を聞きました

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妻がなんらかの理由で話しかけてこなくなった状況を、夫はどう思っているのか、どんな理由からだと推測するのかを聞いてみました。

1:妻が「疲れている・機嫌が悪い・不満がある」

「家事や仕事の不満が溜まっていた」(49歳/その他)

「イライラするほど忙しいとき」(64歳/その他)

「機嫌が悪かったり、体調が悪かったことが多い」(34歳/コンピュータ関連技術職)

「妻が自分に対して不平不満があるときはよく話しかけてこない時がある」(74歳/その他)

家事、仕事、育児を始め、こなすものが多い時にはイライラや不満が募りますよね。その上体調がすぐれないときたら、それは夫でなくても誰とも話したくないと思う気持ちも共感できます。そっとしておくべきか、何か助けを出すべきかは、夫側がしっかりと空気を読むといいかもしれませんね。

2:気持ちが収まるまでは…「喧嘩」をきっかけに

「喧嘩したため口を利きたくない」(44歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「喧嘩して気持ちが収まらないとき」(33歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「口喧嘩、ですね。お互い様だと思います」(71歳/その他)

「話が合わないときや喧嘩のとき」(69歳/その他)

何らかの理由で起こってしまった夫婦喧嘩が原因で、妻から話しかけられなくなったという声も。どんな喧嘩であっても、気持ちを立て直すまでの期間は話をしたくなくなるのかもしれません。

3:おそらく…「夫(自分)に非がある」

「自分(夫)の行動に怒りを感じて」(67歳/公務員)

「自分の行動が怒らせてしまったから」(25歳/学生・フリーター)

「飲み会が続いて、帰宅が遅くなったから」(59歳/会社経営・役員)

「愚痴や話を聞いてやらない時」(60歳/営業・販売)

夫の方が、なぜ妻が怒っているのかが自覚があるパターンです。自分に非があるのではないかと感じている声も。妻や家庭に目を向けていないとそうなることもあるのかもしれません。

4:妻が「他にやるべきことがある」

「他にすることがあるから、忙しいからだと思う。自分のことで精一杯なのだと思う」(42歳/その他)

「介護で忙しいのでかまってくれない」(65歳/その他)

「長女(中学3年生)の受験対応のため」(49歳/その他)

色々なことを引き受けて忙しい妻は、夫よりも優先順位が高いものがあるようです。自分のことや、介護、子育てなどとにかく忙しく、夫は後回しになっているということもあるようですね。誰とも話したくないという空気を読んであげなくてはいけない状況かもしれませんね。

5:夫(自分)に対して「興味が薄れている」

「夫のことに興味がないと思う」(46歳/営業・販売)

「お互いに冷めきっているから」(54歳/その他)

「自分に無関心で飼っている4匹の猫にかかりきり」(65歳/その他)

「お互いに興味が無くなってきているから」(51歳/営業・販売)

結婚生活も長くなると、関係性に変化が現れたり、結婚当初のようなラブラブ感がなくなるというのは仕方のないことなのかもしれません。少しずつ興味が薄れているのではないかと冷静に推測する夫の声もありました。

6:理由が「不明・よくわからない」

「思いはそれぞれあるので全く不明」(77歳/その他)

「理由がわからなくて困ります」(29歳/その他)

「全く心当たりがないこと多い」(59歳/その他)

「よくわからない(その日の気分次第)」(74歳/営業・販売)

夫に対して何か不満がある・なしに関わらず、毎日一緒に暮らしていれば、色々なことがあるものですよね。話してもらえない、構ってもらえないことに心当たりがなくても、温かく見守っていくのがいいのかもしれませんね。

妻が話しかけてこなくなった「解消」のきっかけは?

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続いて、「話しかけなくなったことが解消された」きっかけを聞きました。

1:やっぱり効くのは時間?「時が解決」

「なんとなく時間が解決する」(33歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「時間が経つに連れて少しずつ戻ってきた」(72歳/その他)

「ある程度日にちが経った朝に話すことが多い」(64歳/総務・人事・事務)

「時間が経って話す必要性が出てきたから」(65歳/営業・販売)

「しばらく時間をおいて様子を見る」(68歳/その他)

理由はともかく、少し時が過ぎれば普段のペースに戻るという方も。時間とは、とてつもなく効能があるものですね。

2:何が原因だったかな?「なんとなく自然に」

「自然の成り行きで自然と話すようになった」(68歳/その他)

「次の朝、出勤し帰宅したら自然といつもの通り会話をしていました」(78歳/その他)

「どちらともなく自然に解消された」(57歳/その他)

「特に何が理由かもわからず、平常通りに戻りました」(59歳/パート・アルバイト)

「相談しないといけないことが増えて自然と」(62歳/コンピュータ関連以外の技術職)

時間とともに、なんとなく普段通りになったという声も。時が解決してくれるのと同時に、なんとなく自然な形に戻るというのは、お互いに信頼関係があるということなのでしょう。

3:夫側から「話しかけた・謝った」

「自分から謝って許してもらった」(24歳/学生・フリーター)

「自分から積極的に話しかけることで解消します。要するに喧嘩をやめれば解消します」(76歳/その他)

「こちらから積極的に話しかける」(72歳/その他)

「自分のほうから意味も分からずに謝ることがある」(74歳/その他)

何はともあれ、この気まずい雰囲気を打破したいということなのでしょうか。夫の方から折れて丸くおさまるということも多いようですね。

4:妻側から「話しかけてきた」

「相手の方から歩み寄ってきてくれたので、心を開くことができた」(57歳/その他)

「妻から話しかけてきた」(58歳/営業・販売)

逆に妻から話しかけてきた、という声も。色々な理由があるのでしょうが、今回の調査では、妻側よりも夫側から折れたという意見が多く見られました。

5:夫が妻の「ご機嫌を取る」

「何かの気配を感じて、ご機嫌を取るような行動をする」(67歳/営業・販売)

「自分からプレゼントを贈った」(25歳/学生・フリーター)

「妻に頭を下げプレゼントとして旅行に行った」(76歳/その他)

「優しく接して、色々家事を手伝った」(34歳/コンピュータ関連技術職)

「家事からの解放。夕食をご馳走しました」(60歳/公務員)

妻に優しく接して、ご機嫌を取るような行動をする方も。妻の機嫌が悪ければ家の中の雰囲気も悪くなるので、回避しようとすることもあるようです。

6:周りの力を借りて「子どもや孫を巻き込む」

「子どもの話題で話し合うことができた」(58歳/会社経営・役員)

「長女に協力してもらった」(59歳/会社経営・役員)

「孫の誕生日会を契機に少し会話をするようになった」(72歳/その他)

“子はかすがい”とは良く言ったもので、子どもや孫を巻き込むと丸く収まるという声も聞かれました。夫婦だけでは解決できそうにない時には様々な協力を得るのもいいかもしれませんね。

7:残念ですが…「解消されていません」

「いまだに解消されていない」(51歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「解消されていないし解消したいとも思っていない」(54歳/その他)

「解消されていないがこんなものかと思っている」(69歳/その他)

いまだに妻からは話しかけてこないという声も。解消されていないし、今後も解消されない、したいと思っていないという声も。前出の「妻が話しかけてこなかった期間」に10年以上という回答があったのも、そのような理由からなのかもしれません。夫婦の数だけ関係性は様々。お互いにとってそれが問題なければそれもいいのかもしれません。

 

いかがでしたか? 今回は夫に「妻から話しかけられなくなった」ことについて聞きましたが、次回はアンサー編とも言える、「夫に話しかけなくなった」ことについて妻側の意見をお伝えします。ぜひ併せて読んでみてくださいね。

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

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