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【掃除・洗濯・片付け編】全部じゃなくていいから…夫にこれだけは自分でやってほしいこと

昨今は共働き世帯が増えていることもあり、夫婦で家事を分担している家庭も多くなってきていますが、一般的にはやはり妻である女性の負担が大きいのが実情のようです。働く女性も専業主婦も、家事に育児にと毎日家の中でやらなくてはいけないことがたくさんあるため、夫が少しでも自分で何かやってくれるようになるとすごく助かりますよね。

そこで『kufura』では、20~50代の既婚女性270人にアンケートを行い、「夫にこれだけは自分でやってほしいと思うこと」を聞いてみました。2回にわたってお届けする今回は、「掃除・洗濯・片付け編」です。

自分の部屋やお風呂など「掃除」に関すること

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まずは、掃除に関することで、妻が夫に自分でやってほしいと思っていることをご紹介していきます。

・自分の部屋の掃除

「自分の部屋の掃除をやってほしい」(43歳/主婦)

「自分が使っている部屋の掃除くらい自分でやってほしいです」(46歳/その他)

「自分の部屋の掃除。私がちょっとでも荷物を動かしたりすると文句を言われてしまうので、それなら自分でやってくれと思います」(51歳/主婦)

夫の部屋の掃除については、夫自身にやってほしいと考えている妻が多い様子。たしかに、夫しか使わない場所だし、物の定位置なども妻にはわからなかったりするので、ぜひここだけは夫に掃除してもらいたいものですね。

・洗面台やお風呂の掃除

「洗面台を使って周りを濡らしたら、布巾でサッと水滴を拭き取っておいてほしいです」(50歳/主婦)

「ひげを剃ったあとの洗面台の掃除は自分でしてほしい」(50歳/総務・人事・事務)

「お風呂掃除くらいは自分でやってほしいですね」(29歳/公務員)

毎日使う洗面台やお風呂の掃除も、夫にやってもらいたいことの1つ。特にひげを剃ったあとなどは、洗面台が汚れがちなので、ササっと軽く掃除をしておいてもらえるだけでも助かりますね。

・トイレ掃除

「トイレを汚したときは、自分で掃除してから出てきてほしい」(29歳/その他)

「おなかを壊してよくトイレを汚すので、汚したときくらいは自分で掃除してほしいです」(52歳/主婦)

「トイレ掃除。うちは男子用便器があるので、それだけでも掃除してほしいです」(54歳/主婦)

トイレ掃除も、夫にしてもらえるとありがたいですよね。男性は立って用を足すこともあるため、尿ハネなどで便器周りが汚れがち。毎回でなくてもかまいませんが、せめてトイレを汚してしまったときだけは自分で掃除をしてくれると、家族が気持ちよくトイレを使うことができますね。

洗濯物の出し方など「洗濯」に関すること

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洗濯に関する妻からの要望も多い様子。どんなことを夫に自分でやってほしいと思っているのか、見てみることにしましょう。

・洗濯物の出し方

「脱いだパンツや靴下を裏返しのまま洗濯に出すのはやめてほしいです」(54歳/主婦)

「脱いだものは洗濯しやすい状態にして出してほしい。ズボンの中にパンツや靴下が入っていたり、シャツの袖が裏返しになっていると、洗濯するときに困ります」(35歳/主婦)

「自分が着ていた洋服は、ポケットの中に何か入っていないかきちんと確認してから洗濯に出してほしい」(56歳/主婦)

「脱いだものは、きちんと脱衣カゴに入れておいてほしいです」(34歳/主婦)

洗濯関連で特に多かったのが、洗濯物の出し方に関すること。脱いだ服や下着、靴下を裏返しのまま洗濯に出している夫が多いようで、妻はかなり迷惑している様子。洗濯の際の手間を省くためにも、脱いだものはすべて表に返して洗濯カゴに入れてほしいですね。また、洗濯に出す前に、ポケットの中をきちんと確認してほしいと思っている妻も多いようです。

・洗濯物をたたむ&しまう

「自分の洗濯ものくらいは、自分でたたんでほしいです」(31歳/総務・人事・事務)

「洗濯物を取り込んでくれるのはありがたいのですが、そのあと放置せずにそのまますぐにたたんでほしいです」(39歳/主婦)

「自分の洗濯物くらいは、たたんでしまってほしい。一人暮らしのときはやっていたんだから、自分でできることはやってほしいと思います」(51歳/営業・販売)

「たたんでおいた洗濯物くらい、自分の分は自分でタンスにしまってほしいです」(42歳/その他)

夫に洗濯物をたたんだり、しまったりしてもらえると、すごく助かりますよね。たたむのが難しい場合は、せめて妻がたたんだ夫の洗濯物を、自分でタンスにしまうくらいしてほしいもの。それをしてくれるだけでも、妻の家事負担が減って楽になりそうです。

・洗濯をしてほしい

「洗濯機くらい自分でまわしてほしい」(29歳/主婦)

「仕事の作業服の洗濯は、自分でやってほしいです」(32歳/主婦)

「自分の洗濯物は、お風呂に入っている間に洗濯機をまわしておいてほしい。大人だからそれくらいできると思う」(57歳/主婦)

自分の洗濯物くらいは、自分でやってほしいと考えている妻も少なくありません。また、「夫が着るワイシャツのアイロンがけは、自分でやってほしいです」(39歳/主婦)というように、とにかく自分のことは自分でやってほしいと考えている妻も多いようです。

使ったものは元に戻すなど「片付け」に関すること

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「使ったものは、きちんと元の場所に戻してほしいです。あとからそれを探す手間や時間がもったいない」(59歳/その他)

「使ったあとのヘアワックスや眼鏡クリーナーなどを、いつも洗面台に置きっ放しにしているので、使用後は収納棚にきちんと戻してほしい。掃除の邪魔です」(39歳/主婦)

「寝る前にテーブルの上などを片付けておいてほしい。ビールのジョッキやおつまみのゴミなどが置いたままだと、次の日の朝ごはんやお弁当の準備をする前にその片付けをしないといけなくなるので、すごくイライラします」(32歳/主婦)

「使い終わったゲームのコントローラーは、ちゃんと棚に戻してほしいです。床に置きっ放しだと、足にコードが引っかかって危ないので」(47歳/主婦)

「自分が脱いだ服くらいは、きちんと片付けておいてほしい」(31歳/営業・販売)

「使わなくなったものや着なくなった服など、夫のものについては自分で整理や処分をしてほしいです」(46歳/主婦)

片付けに関することもいろいろとありましたが、基本的には「使ったものは、出しっ放しにせずに元の位置に戻しておいてほしい」ということのようです。たしかに、これをしてもらえるだけで、家の中がスッキリするし、あとから妻がそれを片付ける手間も減りますね。

妻が夫に「これだけは自分でやってほしい」と思っていることはいろいろありましたが、共感する人も多かったのではないでしょうか? 妻の日々の負担を減らすためにも、ぜひ旦那さんもこれらを参考に自分でできることは自分でやるようにしてみてください。次回は、「食事・ゴミ捨て・その他編」をお送りします。どうぞ、お楽しみに!

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