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【妻編】「結婚の理想と現実の違い」結婚して初めて気づいたことを妻121人に聞きました

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理想を持つことで張り合いになる。でも、理想が高すぎると現実と比べてつらくなる。理想との折り合いの付け方はなかなか難しいですよね。結婚生活についても、結婚前に抱いていた理想と現実との違いを感じることがあるようです。

『kufura』編集部は結婚してから15年以下の既婚男女196人(男性75人・女性121人)にアンケートを実施。結婚してから気づいた「結婚の理想と現実の違い」について質問しました。

前回は“夫サイド”の声をご紹介しましたが、今回は“妻サイド”の声をご紹介します。

カテゴリ別にランキング形式でお届けします。

5位:親戚づきあい(4人)

「同棲してから籍をいれたからそこまでないが、親戚付き合いが予想より面倒くさかった。 旦那の田舎の実家のため」(41歳・主婦/結婚12年)

「義両親との関係」(32歳・総務・人事・事務/結婚6年)

「親の介護」(43歳・主婦/結婚8年)

今回のアンケートは男女同時に実施しましたが、夫からの声にはなかった回答が、親戚づきあいです。義実家と“うまくやる”ことが妻に課せられている家庭もあり、理想とは異なっているケースもあるようです。

4位:子育て(7人)

「夫の言う子ども好きは、自分の好きなタイミングで遊びたいだけだった。子どもに合わせるわけではない」(26歳・その他/結婚4年)

「休みの日は子どもたちと遊んでくれると思っていたが、自分の趣味や睡眠に時間を使っていること」(30歳・主婦/結婚7年)

「子育ては気が向いたときしか参加しない」(41歳・主婦/結婚10年)

「2人だけのときはお互いに好きな事をして過ごしてきました。それでよかったのですが、子どもが生まれてからも夫はその生活を変えたくないようで子育てに関して喧嘩することが多いです」(39歳・主婦/結婚8年)

「夫が意外に子煩悩」(40歳・その他/結婚8年)

2人で協力し合って子育てすることが理想だった女性からは、協力的でない夫への不満がつづられています。回答から推測するに、自分のペースを乱すことなく気まぐれに子育てに参加する夫への不満が高まっているケースが多いようです。

同率4位:家計(7人)

「理想は専業主婦ですが、今後の事を考えると、経済的に共働きをしないと難しいと実感しました」(32歳・主婦/結婚2年)

「理想はもう少しお金に余裕がある」(28歳・総務・人事・事務/結婚3年)

「専業主婦希望だったが、今や家計の柱」(39歳・その他/結婚10年)

「結婚して一緒に暮らすようになってから金銭面で自由に使えなくなった」(34歳・その他/結婚3年)

「案外お金がかかるしコロナで減給になるかなかなか大変です」(39歳・主婦/結婚13年)

今回のアンケートでは、特に20~30代の女性から家計の余裕のなさを嘆く声が目立ちました。男性からも家計の苦しさに関する回答は上位にランキングしていました。

3位:夫の性格(11人)

「優しく素直さが魅力だったが結婚したら結構キツイ人だった」(49歳・主婦/結婚10年)

「優しい旦那さんだが、なかなか気が利かない。なんでもやってくれると思っていたが、あまり気がつかないタイプだった」(32歳・主婦/結婚5年)

「怒らないかと思ったらめちゃ怒る」(40歳・総務・人事・事務/結婚6年)

「穏やかな人かと思ったら、案外、怒りっぽい人だった」(52歳・主婦 /結婚15年)

「夫があまりしゃべらない。何年たってもしゃべらない」(47歳・主婦/結婚11年)

当時は好きだった“男らしさ”“穏やかさ”に物足りなさを感じているという声、意外と怒りっぽいことに気づいたという声など、夫の性格への不満がつづられていました。

2位:夫婦関係の変化(13人)

「寡黙な夫に男らしさを感じて結婚したが、夫婦としての会話がなく気持ちが冷めてしまった」(46歳・その他/結婚14年)

「夫婦になればもっと会話が増えると思っていた」(35歳・その他/結婚6年)

「結婚した途端、私に対して無関心になってしまった」(39歳・主婦/結婚3年)

「理想はずっとときめく関係だったけど、現実は良い意味で年数とともに落ち着いて過ごせる」(32歳・デザイン関係/結婚9年)

「いつまでも恋人同士ではいられない」(44歳・企画・マーケティング/結婚10年)

変わっていく夫婦関係の現実に言及している回答が多く寄せられています。「もっとコミュニケーションをとりたい」「関心を持ってほしい」という思いがにじんでいます。

1位:家事(23人)

結婚の理想と現実で最も多かった回答は、夫との家事分担に関するものでした。

「頑張って家事をやり続けると、家事は私の分担になってしまい夫は何もしなくなった。気が利かない男性には家事をほどほどにして分担させるべきと感じた」(34歳・その他/結婚9年)

「共働きだから家事は平等にして欲しいという気持ちがあったが、なかなか厳しい事がある。女だから、家事は当たり前。そんなふうに思っている部分があるのでは……と思う」(42歳・その他/結婚11年)

「夫は便利な家電を買うと家事に参加している気になるということ」(47歳・主婦/結婚5年)

「自分がここまで家事が嫌いだと思わなかった。夫が家事をやりたがらないとき、家事をやらないことよりやりたくない気持ちに共感して変に理解ある妻になっている」(43歳・金融関係/結婚11年)

「もっと不満がたまるかと思ったが夫が家事をよくしてくれるので満足している」(28歳・営業・販売/結婚2年)

「男性は家事をやらないと思っていたが、とてもやるので逆に驚いた」(41歳・デザイン関係/結婚2年)

家事に関する回答のトーンとしては、夫への不満が8割、家事の大変さ1割、夫の誉め言葉1割という感じでした。エンドレスな家事を毎日継続するのは、誰にとっても面倒なことです。特に仕事をしている女性からは、夫が家事をしないことへの強い不満が聞かれました。

「理想と現実の差はない」の回答も多数

ちなみに、今回のアンケートでは、18人が「理想と現実の差は感じていない」と回答しています。

「特にありません、結婚前と関係は意外と同じ感じです」(38歳・主婦/結婚10年)

「結婚のイメージは『どちらかに家事の負担が偏ったり、相手の家族との関係でギクシャクしたり、大変そうだ』というイメージがあり、理想はそういった大変さがないものだった。そして、現実は、理想を超え、夫は家事にもとても協力的で、いつも私を優先に考えてくれ、夫の家族も本当に良くしてくれていて感謝しかない」(30歳・その他/結婚1年以内)

「もともと理想は持ってない」(33歳・主婦/結婚2年)

「違いでがっかりすることはなく、安心感と幸せ感がある」(42歳・主婦/結婚15年)

もともと理想を抱いていなかった女性、結婚に抱いていたネガティブなイメージが覆されている女性など、さまざまな意見がありました。

「現実と理想が違う」状況が起こる理由

以上、今回は夫婦が直面した理想と現実のギャップについてお届けしました。

家庭の運営には相当のエネルギーを要します。さらに快適な空間を作るためには日々の手間が必要で、運営資金が必要で、そのために仕事が必要で、ケアを要する家族がいれば体力や情報収集能力も要します。

生活を続けるために夫婦の一方が大量に自分のキャパシティを超えたエネルギーを使い続けている場合、どうしても不満が蓄積されやすくなってしまうようです。中には、ゆるく理想を設定し、配偶者と支え合って“理想通り”の生活を送っている人も見受けられます。

「どんな夫婦でいたいか」という点は、時間とともに変わっていくと思いますが、折に触れて2人の考え方を共有し合えるといいですね。

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