子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

登園準備も送迎も私なの…?子どもが保育園児だったとき、パパの協力がなくてイライラしたこと

働くママにとって、仕事と子育ての両立は本当に大変。特に、お子さんがまだ小さくて保育園に通っているような場合は、家事も育児もやることが多く、パパとの分担が必要不可欠です。ですが、なかなか分担がうまくいかず、毎日ストレスがたまってしまうというママも多いのではないでしょうか?

今回『kufura』では、以前保育園に通っていた、もしくは現在通園中のお子さんを持つ20~50代の女性104人に、「子どもが保育園児だったときにパパが協力してくれなくてイライラしたこと」を聞いてみました。

保育園の送迎は時間があるときでも常にママ任せ

null

「保育園のお迎えに行くのは、いつも私。夫は仕事帰りに買い物に行ったり、ラーメンを食べに行くなどして自由にしていたのがイラつきました」(29歳/公務員)

「私は保育園のお迎えのために、時短勤務で毎日バタバタと帰ってきているのに、夫は遊んで帰ってくることがあるのがイラつきます」(35歳/主婦)

「仕事終わりに保育園にお迎えに行こうと思えば行けたのに、夫がまったく行こうとしなかったこと」(49歳/主婦)

「保育園の送り迎えは必ず私がやる感じになっていて、夫は全然やろうとしなかったので、それに対して常にイライラしていました」(33歳/主婦)

「私が体調が悪くてしんどいときでも、夫が保育園の送迎を代わってくれないのはイライラしました」(40歳/研究・開発)

「夫からは『保育園のお迎えは絶対に無理!』と言われていたので、私は仕事が残っていても必ずお迎えに行かないといけなくて、家にしょっちゅう仕事を持ち帰ってサービス残業をしていたのが大変でした」(51歳/その他)

子どもが保育園児の場合は、園への送迎が必須。出勤前に子どもを送って、帰りも時間に間に合うように迎えに行くのは意外と大変ですよね。特に仕事が長引いてしまったときなどは、保育園まで全力ダッシュしなくてはいけない場合も。大事な仕事があるのは、パパもママも同じです。ママの担当と決めつけずに、たまにはパパにも送り迎えをしてほしいものですね。

子どもの登園準備をまったくやってくれない

null

「頼んでも登園準備を前日にしておいてくれないのが嫌。保育園の連絡帳はちっとも見ないし、記録もつけてくれないので、とにかくイライラします」(39歳/主婦)

「次の日の登園準備は、母親である私の仕事と決めつけているところ。連絡帳を書く、着替えを入れるなど、どれも難しいことではないので、たまには夫にもやってほしいです」(46歳/公務員)

「夫は朝早く起きてくれないので、子どもの登園準備等は結局全部私がすることになるのがイラッとします」(20歳/その他)

「朝の子どもの身支度など、登園前の準備をまったく手伝ってくれないことに腹が立ちました」(44歳/総務・人事・事務)

「夫は朝の自分の支度に時間がかかるため、子どもの支度を手伝ってもらうことができず、毎朝バタバタしてしまってイライラします」(31歳/総務・人事・事務)

意外と手間がかかる、保育園の登園準備。連絡帳の記入、着替えやおむつなどの準備をするのは、常にママというご家庭が多いようです。どれも難しいことではないし、仕事が終わって家に帰ってからできることなので、ぜひパパにも担当してほしいところ。また、パパが子どもの食事や着替えなどの朝の支度を手伝ってくれると、ママはとても助かるようです。

子どもが病気のときはママが会社を休んで当然と思っている

null

「子どもが病気で保育園に行けないときは、仕事を休むのも、子どもの面倒を見るのもいつも決まって私でした。これはいまだにモヤモヤしています」(40歳/営業・販売)

「子どもが病気のときの段取りは、勝手にすべて私の仕事になっていて、夫はいつもと変わらず自分のペースで仕事や生活をしていたことがイラつきました」(41歳/主婦)

「子どもが病気のときに、病院の付き添いを夫がまったくしてくれなくてイライラしました」(46歳/その他)

「子どもが病気で早迎えや園をお休みしないといけないときに、『おれは休めないから』のひと言で終わること。私も同じように仕事をしているので、『申し訳ないけど休める?』くらいの気遣いはしろよと、毎回イラッとしてしまいます」(33歳/その他)

「子どもが病院に行く必要があったとき、自分は連れて行かないくせに、『連れていけ』と偉そうに電話がかかってきたときはイライラしました」(40歳/総務・人事・事務)

子どもが病気のときはママが看病するケースが圧倒的に多いようですが、パパがやっても何も問題はありません。病気で保育園に行けないときは、パパとママのどちらか都合がつくほうが仕事を休んで看病するようにしたいものです。ママが看病しなければならない場合でも、パパには「ありがとう」や「申し訳ない」といった声かけや気遣いを忘れないでほしいですね。

ママが忙しくても家事や育児など何も手伝ってくれない

null

「私がどんなに忙しいときでも、夫は家事を一切やってくれなかったのでイライラしました」(53歳/会社経営・役員)

「すべての家事や育児を私一人でやっていて、夫は何も協力してくれなかったことです」(53歳/その他)

「仕事を休めないことを理由に育児はすべて私任せで、ちっとも協力的ではなかったこと」(55歳/営業・販売)

「平日の子どもの世話と家事はすべて私任せなところがイラつきます」(40歳/その他)

「私も仕事をしていて共稼ぎだったのに、休みの日は夫は寝てばかりで家事も育児も私に任せきり。何も手伝ってくれなかったことがすごく不満でした」(58歳/総務・人事・事務)

「たまってしまった家事など、休日にはたくさんすることがあるのに、夫はずっと寝てばかりで何も手伝ってくれないのがイラつきました」(43歳/その他)

働くママは毎日が大忙しなのに、パパが家事や育児をまったく手伝ってくれないと本当にイライラしますよね。食後の後片付けをする、子どもをお風呂に入れるなど、パパが家事や育児を何か一つ手伝ってくれるだけで、ママの時間や気持ちに余裕が生まれます。お互いに仕事を持っているにも関わらず、休日はパパだけが何もせずに休んでいるというのはひどすぎますね。

園行事に参加しないなどほかにもイラつくことはいろいろ

null

「園の行事への参加をドタキャンする、参加しても途中で爆睡していびきをかく、タバコを吸いに外に出たまま戻らないなど、とにかく行事に無関心でイライラしました」(56歳/その他)

「保育園の行事参加やPTA関係の仕事をすべて私に押し付けて、夫は何一つしてくれなかったことが今でもすごく不満です」(55歳/主婦)

「子どもの運動会のとき、予定を合わせてくれずに仕事に行ってしまったことは、今でも思い出すと腹が立ちます」(50歳/主婦)

「保育園の送り迎え以外、夫は何もしてくれないので常にイライラしています」(42歳/主婦)

「夫は土日休みではないので、子どもとは休みがバラバラ。自分の都合で日曜に休みを取ることはあっても、家族のために休んではくれなかったことが不満でした」(49歳/主婦)

「仕事が忙しくて休みが取れなかったり、残業で帰宅時間が遅かったりしたため、子どもといっしょに家族で出かけることができなかったのはイライラしました」(56歳/主婦)

パパへのイライラはほかにもいろいろありましたが、特に多かったのが保育園の行事に関すること。パパが行事に参加してくれない、参加しても関心がないというのは、ママはもちろん子どもも悲しみます。運動会やお遊戯会などの保育園行事は、子どもの成長ぶりが見られる貴重な機会でもあるので、ママ任せにせずにぜひパパも積極的に参加してみてください。

いかがでしたか? 仕事に育児、家事にと大忙しの毎日。一人ではどうしても負担がかかりすぎて、うまく機能しなくなってしまうことも……。

負担の大きさがママだけ、もしくはパパだけ、にならないよう、ご紹介したイライラの原因を参考に、夫婦でサポートし合える体制を作っていきたいですね。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載