夫婦で一緒に過ごしていても楽しく会話ができない
null「最初のうちは二人でよく話をしていましたが、だんだん話題がなくなってきて悪口の言い合いに。今すでに、ちょっとした夫婦の危機を迎えています」(34歳/公務員)
「一緒にいる時間が多くても、夫婦の会話はほとんどなし。将来子どもが独立して二人だけの生活になった際に、本当にやっていけるのか不安になりました」(40歳/主婦)
「一緒にいても話すことがなく、家にいるのが苦痛でした」(45歳/学生・フリーター)
「夫は話が長いので、会話をするたびにうんざりしてしまいます」(58歳/主婦)
「夫婦の会話を楽しもうと思っても、夫は私が興味のない話ばかりをするので、面倒くさくて全然話を聞く気がしませんでした」(39歳/その他)
いちばん多かったのが、「夫婦の会話がない」「会話が楽しくない」ということから、今後や老後の夫婦の生活に不安を感じたというエピソード。二人で一緒にいても会話がないという状況は、かなり辛いものですよね。今後の夫婦関係をより良くするためにも、この機会に夫婦の会話を増やしたり、会話を楽しくするための努力をお互いにしてみてはいかがでしょうか?
コロナウイルスに対する夫の危機感の低さに幻滅
null「夫は単身赴任中。コロナ禍のゴールデンウィーク中に家に帰ってこようとしたので、私が『状況をよく考えて』と帰宅を拒否したら、怒っていじけたことに呆れてしまいました」(50歳/総務・人事・事務)
「夫の手洗いのやり方が適当だったので、感染予防のためにもちゃんと洗うように言ったら逆ギレされて腹が立ちました」(23歳/その他)
「ウイルス感染に対して警戒してほしいのに、夫は自分は感染しないと思い込んでいてすべてが適当。マスクの着用や手洗い、消毒などをお願いしても、『そんなことをしても感染するときは感染する』という態度で心底呆れました」(59歳/主婦)
「旦那のコロナウイルス感染対策があまりに適当で、危機管理能力が低い人だったんだと幻滅しました」(33歳/主婦)
感染対策については、夫婦間で温度差があったご家庭も少なくなかったようです。もちろん逆もあるとは思いますが、夫の感染対策が適当すぎて、イライラさせられた妻が多数いた様子。日本はもちろん、世界中がこれだけ大変な状況になっているにも関わらず、夫の危機感があまりに低いと、「この人って……」と幻滅してしまうのもよくわかりますね。
とにかく夫がいろいろと文句ばかりでうんざり
null「ワイドショーでコロナ関連のニュースなどを見ては、コメンテーターの意見にいちいち文句をつけている夫の姿を見るにつけ、なんだか呆れてしまいました」(56歳/主婦)
「外出中にマスクをしていない人を見かけては文句、夜に居酒屋が開いているのを見ては文句など、とにかく文句の多さが気になりました」(24歳/コンピュータ関連技術職)
「私には3度の食事を作ること自体が大変なのに、作った料理を見て『またこれか』みたいな顔をされたり、文句を言われたりするのがすごく嫌でした」(43歳/その他)
「夫はいちいち口うるさくて、何に対しても文句ばかり。一緒に生活していくのが嫌になりました」(47歳/主婦)
ずっと家にこもってばかりでイライラしてしまうのか、なんだかいつもより文句が増えたという夫も多かったようです。ただ、一緒に暮らす妻としては、自分に対する文句はもちろん、ほかの人に対する文句などもあまり聞きたくはないもの。あまりに文句が多いと、夫に対する評価も愛情ももダダ下がりしてしまいそうですね。
一緒にいる時間が増えただけで夫婦ゲンカも増加
null「家にずっといるとお互いにストレスがたまるせいか、些細なことでもケンカになってしまうことが多くて大変でした」(49歳/総務・人事・事務)
「お互いにストレスがたまって、言い合いになることが増えました。そのときの夫の言い方がすごくきつくて、今後もこのまま結婚生活を続けていけるのか不安になりました」(27歳/学生・フリーター)
「外出自粛で一緒にいる時間が少し増えただけなのに、夫婦ゲンカが急増。老後の二人きりの生活を考えると、なんだか不安になってきました」(33歳/総務・人事・事務)
「ずっと一緒にいることでちょっとしたケンカが増えてしまったため、このままだと夫に嫌われてしまうんじゃないかと心配になりました」(32歳/学生・フリーター)
外出自粛中に夫婦ゲンカが増えたご家庭もあったようですが、ケンカが増えると「私たちって大丈夫なの?」と心配になってしまいますよね。でも、今回はかなり特殊な状況だったので、お互いにストレスがたまってケンカするのは仕方がない気も。ただ今後に備えて、家の中でのストレス解消法や、夫婦ゲンカの回避法を模索しておいたほうがいいかもしれませんね。
夫のダラダラした生活態度が妻の大きなストレスに
null「夫は、家にいてもずっとテレビかスマホを見てダラダラしているだけ。毎日、本当に腹が立ちました」(38歳/公務員)
「夫はとにかく一日中、トドのように動かずひたすら横になっているだけ。その様子を見るたびに、とにかくイライラしてしまいました」(38歳/その他)
「テレビはついているものの、ちっとも見もしないで、寝てばかりなのが本当に嫌でした」(29歳/営業・販売)
「どんなに注意しても、遅寝遅起きをやめてくれなくてイライラ」(46歳/主婦)
「食器を食洗機に入れずにシンクに置く、トイレの電気をつけっ放しにするなど、夫の行動に異常に腹が立って、外出自粛中は離婚のことばかり考えていました」(42歳/主婦)
休日とは違うので、外出自粛中も家ではきちんとした生活を送りたいもの。テレビを見てばかり、ゴロゴロと寝てばかり、なんでもやりっ放しなど、あまりに夫がダラダラしていると、妻はイライラが募るばかりです。ストレスをためこまないためには、家族全員で生活ルールを話し合って決めるなどして、夫に生活態度を改めてもらうしかなさそうですね。
家にいても家事や育児をまったく分担してくれない
null「寝転んでばかりで家のことは何もしないのに、ごはんだけは三食きっちり食べる。夫の定年後の生活を考えて、ゾッとしてしました」(45歳/主婦)
「家にずっといるのに、スマホやテレビを見るばかりで、家事や子育てを手伝ってくれないときは本当に嫌になりました」(38歳/主婦)
「家にいるのにゴミ出しすらしてくれず、家事の負担を増やすだけ増やして、寝てばかりいる夫にすごく不満でした」(37歳/主婦)
「共働きでお互いにテレワークでしたが、夫は私に一方的にかかる家事の負担をまったく考慮せずに仕事に没頭。少しくらい協力してほしかったです」(24歳/営業・販売)
「私がごはんを三食作るのが当たり前のように思っていて、献立の相談をしても私に任せきり。老後もこんな感じかと思うとうんざりしました」(47歳/総務・人事・事務)
外出自粛中は家族がずっと家にいるため、家事の量も普段より多くなります。夫が家で仕事をしているのはわかりますが、毎日すべての家事を妻がやるのでは負担が多すぎ。リモートワークで通勤時間がかからない分、夫はいつもよりも時間に余裕があるはずです。「家事はすべて妻の仕事」と思わずに、自分ができることは協力するという姿勢で常にいてもらえると助かりますね。
一緒にいて嫌な部分が見えてきたなど、こんなエピソードも
null「24時間ずっと一緒にいると、お互いの悪いところが見えてきてしまうため、この生活が続くと夫婦の危機になるかもと不安になりました」(30歳/総務・人事・事務)
「普段は穏やかな性格の夫ですが、四六時中一緒にいることで、今まで気づかなかった夫の感情の小さな起伏が見えて疲れました。原因もわからずにだんまり、むっつりされて、こんな性格の人だったのかと夫を嫌いになりそうでした」(53歳/会社経営・役員)
「ずっと一緒にいると、生活のすべてがマンネリ化しそうで、なんだか怖い気がしました」(30歳/その他)
「毎日朝から晩まで夫と一緒にいること自体が苦痛で、すごくイライラしました。老後の子どものいない二人きりの生活が、今からとても心配です」(47歳/主婦)
「非常事態宣言の日は私の誕生日でしたが、体調がすぐれず精神的にも辛い状態。なのに夫は『おめでとう』のひと言もなく、スーパーで自分が飲むお酒を買ってきただけ。相手を思いやる気持ちがかけらもない人だとわかりました」(57歳/総務・人事・事務)
「夫婦の時間が増えたので老後の話をしたところ、夫は旅行が好きで一人旅がしたいとのこと。私は一人ぼっちにされるのではないかと、老後が不安になりました」(34歳/主婦)
今後の結婚生活や老後の二人の生活に不安を感じたエピソードは、ほかにもいろいろありました。一緒にいる時間が長くなることで、夫の嫌な部分が見えてくるということはあると思いますが、それはきっとお互い様。コロナ禍の特殊な状況だからこそ、より相手を思いやる気持ちを持って生活することが、夫婦にとっていちばん大切なことかもしれませんね。
今回は今後の夫婦生活に不安を感じたエピソードをご紹介しましたが、中にはもちろん、「一緒にいる時間が増えたことで夫婦関係が良くなった」という人もいました。夫婦関係をより良くしていくためにも、外出自粛で感じた今後や老後の夫婦の生活に関する不安などについて、この機会に二人できちんと話し合ってみてはいかがでしょうか?