寝冷え、湯冷めを防ぐスリーパー、相場は?いつからいつまで使える?
スリーパーは、例えるならば“着る毛布”。ジップ付きのベストのようなタイプや、ポンチョのように頭からスポッとかぶってボタンで留めるタイプなどがあります。
暑い夏はタオル生地、春にはフランネル、冬にはフリースと、季節に合わせて繊維を変える家庭も見受けられます。
新生児期から、寝相が落ち着く小学生の頃まで、その時々に合ったサイズを選んで着用します。中には、子ども用と一緒にパパ・ママ用のスリーパーも販売しているサイトがありますから、親と子どもがおそろいのスリーパーを着用するのも楽しいかもしれません。
相場は、3,000円~5,000円ですが、年明けのセールや冬の終わりの一掃セールで安く売られているのをよく見かけます。
また、有名ブランドや、ダウンフェザーのものですと、1万円を超えるものもあります。
4割の家庭でスリーパーを使用していた!借りた派はごくわずか
アンケートによれば、スリーパーを用意した家庭は39.9%とやや低め。
「買った」・・・29.0%
「借りた」・・・0.5%
「もらった」・・・10.4%
「その他(使っていない、知らないなど)」・・・60.1%
という割合になっています。
持っている家庭では大活躍!9割の家庭でスリーパーに頼っていた
そして、「スリーパーは、どのくらい役にたつのか」というのも気になるところ。そこで、「買った」「もらった」「借りた」と回答したパパ・ママに、使用頻度について質問しました。
「よく使った」・・・54.5%
「そこそこ使った」・・・34.1%
「ほとんど使わなかった」・・・11.4%
88.6%の家庭でスリーパーが活躍していました。
子どもの寝相が悪いと、スリーパーが必要に…パパ・ママの声は
スリーパーを使っていたパパ・ママたちの共通点としては、「子どもの寝相が悪い」という点。
それでは、実際に使用していたパパ・ママたちのスリーパーを使用した感想をご紹介します。
「布団をはねよけて寝る子どもがお腹を冷やすことなく、スリーパーは重宝していました」(36歳/女性/主婦)
「子どもの寝相が悪く、気づくと布団をはいで寝ていることが多々あったので、スリーパーは必要でした」(34歳/女性/主婦)
「子どもが布団をぬいでしまうから必要」(40歳/コンピュータ関連/男性)
「寝ているうちに布団を蹴ってしまうので寒いときだけ使った」(33歳/公務員/男性)
「冬は寒いし、それなのに子どもは布団を蹴飛ばす、抜け出すで、かぜが心配だったので暖かそうなものを買いました」(23歳/コンピュータ関連/男性)
「寝相が悪いから布団からはみ出て風邪をひいていたが、スリーパーを着てから風邪をひかなくなった」(39歳/主婦/女性)
一方で、「あまり使わなかった」と回答した人たちからは、子どもが嫌がる、寝にくそうといった声がありました。
「子どもが着たがらなかった」(39歳/その他/女性)
「寝返りすると身体に巻きついて寝にくそうだったのであまり使用しなかった」(31歳/主婦/女性)
筆者は、0歳~小3まで3人の男児を育てていますが、全員スリーパーを着ています。上の子2人はものすごく寝相が悪く、布団からはみ出して寒い思いをし始める頃になると、自らクローゼットから取り出すという、風物詩のようになっています。
フリーサイズのものが多いので、1枚買えば次の年も使えるものが多いと思います。
今回は、子育て家庭でのスリーパーの使用状況についてお届けしました。
子どもの寝相には個人差があるため、それほど必要性を感じない場合もあるのかもしれません。布団をかけて、子どもが蹴っ飛ばしての“いたちごっこ”に悩んでいる方にはピッタリのアイテムと言えるのではないでしょうか。