バウンサーとはどんなもの? 価格の相場は?
バウンサーとは、生後1カ月~1歳くらいまでに活躍するイス。赤ちゃんが手足を動かすことで自然な揺れがもたらされ、しばらくの間、機嫌をとってくれます。
少し離れていても赤ちゃんの顔が見えるので、安全基準をきちんと満たしたものであれば、家事をしているとき、親が身支度をしているときなど、どうしても手が離せないときに役立ちます。
相場は6,000円~1万3,000円程度。レンタルの場合、1カ月あたり2,000円~4,000円程度。スウェーデンのベビー用品ブランド『ベビービョルン』のものが不動の人気を誇っています。
56%が「レンタル・購入・もらう」でバウンサーを準備していた
調査によれば、赤ちゃんの誕生に際しバウンサーを用意した家庭は56%。その内訳は……、
「購入した」・・・36%
「借りた」・・・6%
「もらった」・・・14%
という割合になっています。
一方で「購入していない・知らない」という回答の割合は44%でした。
どのくらい使える? 実際に使った感想は…
続いて、「バウンサーって、どのくらい役立つの?」というのも気になるところ。そこで、実際に使った方に、使用頻度について質問しました。
「よく使った」・・・ 42%
「そこそこ使った」・・・41%
「ほとんど使わなかった」・・・17%
バウンサーを持っていた家庭では、かなり活躍していたようです。
実際に使っていたパパ・ママの感想は以下の通りです。
「寝返りのできない時期に、ご飯の支度やお風呂に入る前後でよく使用しました」(32歳・女性・主婦)
「子どもの状態を見るのに便利」(32歳・男性・技術職)
「子どもが機嫌よく待っていてくれる。食事を作る時など、手が離せないときに便利だった」(29歳・女性・その他)
「下の子が産まれたとき、床に布団を引いて寝かせると、上の子に踏まれそうで怖かったので、一時的にバウンサーに寝かせていた」(37歳・女性・技術職)
「首がすわらない時期に家事をする場合などに目が届く位置に座らせておける」(36歳・女性・主婦)
「グズグズ言うたびに抱いていたら何も家事ができなくて、少しの時間でも機嫌よくいてくれたら助かると思い、購入しました」(37歳・女性・主婦)
このようにバウンサーは、忙しい時間帯の強い味方になるようですね。
一方、「ほとんど使わなかった」理由としては、「子どもが気に入らなかった」「置くと泣いた」といった回答が目立っています。
0歳~小学校3年生までの3人の男児を育てている筆者は、1人目のときにはバウンサーを活用していました。バウンサーの中で機嫌よく10分~15分過ごしてくれると、濡れた髪をドライヤーで乾かしたり、食事の支度をしたりするときにとても助かりました。
しかし、活躍する期間は長くはなく、よく使ったのは生後2カ月~6カ月くらいまで。それ以降は「バウンサーは放っておかれる場所」と認識したのか、置くと泣くようになってしまいました。
2人目以降は、上の子との衝突事故を避け、赤ちゃんにとって“安全な場所”を確保するために、高さのあるハイローチェアを主に使うようになりました。
以上、バウンサーにまつわる調査をお届けしましたが、いかがでしたか?
ママやパパが1人で家事をしなければならないシチュエーションでは、赤ちゃんが確実にご機嫌でいてくれる時間は、値千金。
バウンサーの購入について迷っている方は、今回の調査をぜひ参考にしてみてください。また使用の際は、商品の取り扱い説明書に従って正しくお使いください。