授乳クッションってどうやって使うの? 選ぶポイントは?
授乳クッションは、アルファベットのCの形をした大きなクッション。授乳時にママの腰回りに装着することで、赤ちゃんの重みを支え、授乳中の腕や肩の負担を軽減します。
選ぶときのポイントは、主に2つ。
・丸洗いできる
・適度な高さがある
という点。赤ちゃんのゆるゆるうんちが漏れたり、ミルクや母乳を吐き出したりして汚れやすいですから、ウォッシャブルタイプが衛生的です。また、やわらかすぎると赤ちゃんが低く沈んでしまいますので、普通のクッションより固めの素材が良いと思われます。
相場としては、1,500円~5,000円。通販サイトや、『西松屋』や『赤ちゃん本舗』などのベビー用品専門店で購入できます。
6割以上が授乳クッションを使用! 使用頻度もかなり高め
それでは、授乳クッションを使用した家庭の割合はどの程度だったのでしょうか?
200名に調査した結果は以下の数字となりました。
「買った」・・・49.5%
「借りた」・・・3.0%
「もらった」・・・11.0%
「その他(使っていない、知らないなど)」・・・36.5%
続いて、「買った」「借りた」「もらった」と回答した方に使用頻度を聞いてみました。
「よく使った」・・・71.7%
「そこそこ使った」・・・17.3%
「ほとんど使わなかった」・・・11%
持っていた家庭では、授乳クッションがかなりの頻度で使われていたようですね。
母乳派でもミルク派でも授乳クッション大活躍!「ラクになった」の声が多数
続いて、実際に授乳クッションを使用していたパパ・ママに使ってみた感想について聞いてみました。
圧倒的に多かったのが、体にかかる負担の軽減です。
「けんしょう炎になって頭を支えるのが辛かったから役にたった」(33歳・主婦・女性)
「授乳時の腕の負担が軽減された」(42歳・主婦・女性)
「ムリな体勢にならずに楽に授乳ができた」(37歳・主婦・女性)
「哺乳びんで母乳をあげていたけど、やはりクッションの上に寝かせて飲ませたほうが、前屈みにならず腰を痛めづらいと感じた」(23歳・コンピュータ関連・男性)
「子どもの口と乳首の高さを合わせられた」(33歳・総務人事・女性)
肩、腕、腰など、疲れが蓄積して痛むときにはとても役立つようですね。筆者も3人の子どもを育てていますが、首すわり前の腕の支えが必要となる時期にはとくに役立ちました。
一方で、ベテランママからは、こんな意見も。
「座布団で代用していた」(45歳・女性・主婦)
「普通のクッションで十分」(40歳・女性・総務人事)
代用できそうなものがあれば、買わずに済みそうですね。
そして、少数派ですが、パパからの切実な意見もありました。
「双子じゃ使えない」(39歳・営業販売・男性)
筆者の弟の子どもも双子ですが、双子の授乳期はまるで戦争とのこと。
使えない理由としては、「いちいちクッションを持ってきて装着する余裕がない」「授乳クッションは(2人いっぺんに授乳する)“タンデム授乳”には不向き」といったことが考えられます。
以上、授乳クッションの使用率について調査しましたが、いかがでしょうか?
限られた授乳期を少しでもラクにするための工夫を施し、できるだけ疲れを軽減したいものですね。