夕飯作りは40~50分勝負!
null中学生のように食欲旺盛な夫と、陸上競技を週4で頑張っている3姉妹、そして偏食2歳児の食事に毎日奮闘しています。
体調管理で大事にしているのは、菌やウイルスを避けるのではなく、毎日のごはんで栄養をしっかり摂り、運動して自己免疫を上げること。そのおかげか、わが家はここ年風邪をひかず、みんな元気に過ごせています。
いつも仕事は18時に終えるので、そこからの夕食作りはスピードが勝負。大人数の料理を作りながら、同時ににぎやかな子どもたちと会話をしたり、料理動画を撮ることもあるのでわりとドタバタ。だからこそ、「40〜50分で作る」、「同じ器を使う」、「お盆にまとめる」などと目標やルールを決めて、楽しみながら時短につなげています。
キッチンに立ちながら、美味しく食べる家族の姿を眺めるのが、わたしのいちばん幸せな時間です。
彩のある副菜が美味しく見せてくれる
null毎日のごはん作りで意識していることは、栄養と彩り。メイン料理に加えて、彩りのある副菜を 2、3品作ってバランスを考えています。
以前は、空いた時間に“作り置き”をしていましたが、仕事がパンパンで諦めました。今はメインも副菜もその都度作るので、さっとできることが重要に。レモンとネギがあればそれなりに美味しそうに見えるので(笑)必ず冷蔵庫にストックしています。
「このごはんイヤだー」と言われることもありますが、「まず食べてみてん! ひと口食べて無理やったら残していいよ」と、食わず嫌い撲滅活動に励んでいます。
時短料理のお助けは「冷凍サバ」
null食材が足りないときや、時間がない日は特に頼りになる冷凍食品。いつもネットでまとめ買いをしていますが、なかでも必ず買うのは、冷凍サバ。
“無塩で骨なし”というところが、わたしの魚の常識を変えてくれ、魚料理が大幅にラクになりました。
頻繁に使うので、子どもたちの魚に対する抵抗もなくなり、笑顔で食べてくれたときは心の中でガッツポーズ! 週末のジャンクフードにも寛容になれちゃいます。そしてなにより、夫が毎回「今まで食べたサバで、いちばんうまいわ!」と無邪気に褒めてくれるので、いつもごはんを頑張って作れています(笑)。
冷凍食品はポイントが貯まりやすい楽天お買い物マラソンやスーパー SALEなど、お得な時期を狙って購入。
1:イチオシは、北海道別海町ふるさと納税品〈無塩骨取りサバ〉。
2:〈豚職人工 房 ぶぅーぶー〉の無添加ハンバーグは、子どもたちでも簡単に焼けます。
3:時間がないときの救世主、〈子どもようおさかなさん〉のさんま生姜煮。湯煎タイプ。
4:青森県産〈つくね芋入りとろろ〉は、とろろサバ丼で使用。
5: 北海道オホーツク産〈大粒ホタテ〉は、ふるさと納税品。
6:〈一龍堂〉の海老餃子は、海老がプリップリ。
冷凍サバを使ったお助けレシピ
nullとろろサバ丼
【材料(4人分)】
冷凍サバ (食べやすいサイズに切る)4枚
片栗粉 大さじ4
白飯 お好みで
とろろ 160g
薬味(小口切りの万能ネギ、 刻み海苔など)
油 適量
A うなぎのタレ 大さじ3
水 大さじ3
酒 大さじ1
【作り方】
1 サバは解凍して、キッチンペーパーで水気をよく取り、片栗粉をまぶす。
2 油を鍋に入れて中火に熱し、サバを揚げ焼きする。Aを混ぜ合わせ、油を拭いた鍋に入れてサバと煮絡める。
3 器に白飯を盛り、2をのせたら上からとろろと薬味をかける。
(注)うなぎのタレは、醬油、酒、みりん(各大さじ3)、砂糖 (大さじ2)を混ぜてレンジで1分チンしたものでも代用可。
サバのチーズ春巻き
【材料(4人分)】
冷凍サバ(食べやすいサイズに切る)3枚
塩 少し
春巻きの皮 10枚
大葉 10枚
スライスチーズ 5枚
揚げ油 適量
<タレ>
A ポン酢 大さじ1、マヨネーズ 大さじ1、白ごま 大さじ1
【作り方】
1 サバに軽く塩を振り、少し経ったらキッチンペーパーで水気をしっかり取る。
2 春巻きの皮は角を手前にして広げ、大葉、チーズ、サバの順に重ねてから巻く。
3 鍋に揚げ油を入れ、180℃に熱して2を5分ほど揚げる。 Aをよく混ぜ合わせたタレをつけて食べて。
サバの竜田揚げ
【材料(4人分)】
冷凍サバ(食べやすいサイズに切る) 4枚
醬油 大さじ3
酒 大さじ3
しょうが(すりおろす)大さじ1/ 2
片栗粉 150g
揚げ油 適量
【作り方】
1 ボウルに醬油、酒、しょうがを入れ、半解凍したサバを10分間漬け込む。
2 鍋に揚げ油を入れ、180℃に熱して、片栗粉をまぶした1をカラリと揚げる。
サバのレモンバター焼き
【材料(4人分)】
冷凍サバ 4枚
片栗粉 少々
バター 40g
醬油 大さじ1
レモン(半分は輪切り、半分はレモン汁用)1個
【作り方】
1 解凍したサバをキッチンペーパーで水気 を取り、片栗粉を両面にまぶす。
2 フライパンにバターを入れて溶かし、サバを両面カリッと焼いたら一旦取り出す。
3 2に醬油、レモン汁を入れ、余熱で混ぜ合わせてソースを作る。サバをフライパ ンに戻してソースを絡め、スライスレモンをのせて。
手放すのは、モノではなく「選ぶ時間」
『わたしらしい 暮らしの決めごと』
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インスタフォロワー28万人! 宮崎県で子ども4人を育てながら、すっきりセンスよく暮らすhichon(ひちょん)さんの、暮らしのメソッドを紐とく1冊。インスタグラム:@hichon
器は毎日同じものを使う、出かける前に家族全員で片付けをする、などhichonさん一家のルールは「我が家でもコレ、参考にしたい!」が満載です。