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【小学生編】時間を持て余す夏休み…「子どもとやったら超・盛り上がったこと」は?低学年or高学年の違いも!

子育て中のママパパにとって、夏休みは毎日が「子どもたちのありあまるエネルギーをどう発散させるか」の勝負! 近年の猛暑で気軽に外遊びできる日も減ってしまい、日々の過ごし方に悩んでいる人もきっと多いですよね。

そこで今回『kufura』では、お子さんのいる20~60代の男女251人にアンケート調査を実施。子どもが【幼児】【小学生】だったときの夏休みに、「一緒にやったら超・盛り上がったこと」を聞いたところ、斬新な遊びが多数寄せられました!

今回は【小学生編】ということで、低学年/高学年それぞれの回答に分けて、夏休みの小学生たちにぴったりのアイディアをお届けします。別記事の【幼児編】も楽しい遊びの体験談が満載ですので、ぜひあわせてお読みくださいね。

今だからできる!「夏ならではの遊び」

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まずは「夏らしい遊び」から見ていきましょう。今回のアンケートでは、特に低学年で「水あそび」が人気な傾向がありました。近所や自宅にプールがなければ、水風船や水鉄砲で思いっきり遊ぶのもいいですね! 筆者は小学生の頃、水風船を思いっきり地面にぶつけて割るのが大好きでした。

【低学年】やっぱり大好き!水あそび

「庭に出て、水遊びをよくしました。水をひっかけ合いして盛り上がりました」(44歳女性/主婦)

「コンパクトプールにスーパーボールを浮かべて縁日ごっこ」(55歳女性/その他)

「水風船を沢山作って空き缶を狙って投げる」(52歳女性/その他)

「プールで一緒に豪遊。その日はジャンクフードを食べまくり、親子で羽目を外す」(44歳女性/主婦)

「水鉄砲での家庭菜園の水やりです」(64歳女性/主婦)

【高学年】めざせ!夏の風物詩を全制覇!?

「夜明け前暗い中近くの公園にいってカブトムシ捕りをしたこと」(43歳男性/営業・販売)

「なかなか花火大会に行けないので、自宅で花火」(43歳女性/その他)

「海が近いので、貝殻を集めに海岸にいって貝殻拾いをしたこと」(42歳女性/主婦)

「オオクワガタの幼虫の飼育から成虫にさせるまでの過程の観察」(60歳男性/公務員)

高学年では「水あそび」に限らず、虫捕りや花火などの「夏の風物詩」が数多く登場しているのが目立ちました。

とはいえ、【低学年】【高学年】に分けているのはあくまでアンケートの傾向の話。低学年でも虫捕りや花火といった回答はあり、年齢を問わず幅広く楽しめるようです。

バリエーション豊富な「体を動かすアクティビティ」

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子どもは体を動かすのが大好き! 特にまだ体が小さくて元気がありあまっている低学年は、外でも家でも、さまざまな形で体を動かすアクティビティを取り入れているようです。

【低学年】外でも家でものびのび元気に!

「ご近所探検。公園や普段行かない路地、新しいお店の探検など近所をウロウロした」(54歳男性/総務・人事・事務)

「家の中で卓球したら喜んでいた」(44歳女性/営業・販売)

「YouTubeで見つけた子ども向けのダンスレッスンを一緒にやった」(41歳女性/主婦)

「朝からサンドイッチを作り、午前の涼しい時間帯から公園でフリスビーとゴムボールで遊ぶ。昼時に木陰でサンドイッチを食べ、帰りに図書館で絵本を借りて帰宅するというのが定番コースだった」(46歳男性/その他)

【高学年】目標を決めてチャレンジ

「暑すぎない日を選んで、普段は車で行くショッピングセンターに、自転車2台で行った。到着時は汗だくで、いい運動になったと笑い合えた」(46歳男性/その他)

「高山植物の本があったので、山へ行って同じ花を探して、見つけたものに日付を書いていった」(61歳女性/主婦)

「海の近くのキャンプ場に行って、潮干狩りでゲットした貝をバーベキューで焼いて食べた」(67歳男性/その他)

「アスレチックにハマっていたので、行ける範囲のアスレチック場を制覇した」(50歳女性/その他)

高学年では、「自転車で〇〇を目指す」「〇〇を全部コンプリートする」など、ちょっと高めの目標に挑戦するのが人気でした。大人も一緒になって盛り上がれますね。

楽しい&涼しい!「屋内施設を利用」

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これだけ暑い日が続くと、冷房の効いた屋内施設は夏休みのお出かけに欠かせません。児童館や図書館はもちろん、近場のコンビニだって立派なお出かけ先なのかも?

【低学年】気軽に楽しめる近場もアリ

「児童館に行っておもちゃや自転車で遊んだ」(53歳男性/その他)

「コンビニに、アイスを買いに行くこと」(48歳男性/その他)

「穴場の博物館や資料館に行く」(33歳男性/その他)

「空港に連れていって飛行機見たりご飯食べたりで満足してました」(46歳男性/その他)

【高学年】新しい発見が待っているかも!

「子どもと初めてカラオケに行って、家族で盛り上がった」(55歳男性/研究・開発)

「お菓子工場の見学。お土産やクイズもあって楽しく過ごせる」(59歳女性/主婦)

「子どもが海洋生物が好きなので、夏休みだけで6回水族館に行きました。それでも毎回新しい発見があるようで、飽きもせず長い時間水槽の前に張り付いていました」(41歳男性/その他)

「ドライブしていろんな道の駅を巡ること」(33歳男性/その他)

高学年になっても、「体験したことがないこと」はまだまだたくさんありますよね。美術館や映画館だけでなく、お菓子工場や道の駅、カラオケなどなど、「行ってみたらとても楽しかった」というコメントが多く寄せられました。

年齢に応じて過ごし方も変わる「家でまったり」

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家での過ごし方も多種多様。低学年では特に、おもちゃを活用して親子・友人と楽しんでいる様子が見受けられました。今は自宅で流しそうめんや回転寿司を再現できる商品もありますね。

【低学年】おもちゃも上手に取り入れながら

「友達を家に呼んでゲームをみんなでやること」(49歳女性/その他)

「“たのしいおすしやさん”などの知育菓子。気に入って、すごい集中力で取り組んでいる」(38歳女性/主婦)

「おもちゃのキットを使って、リビングで流しそうめんをした」(39歳男性/コンピュータ関連)

「きかんしゃトーマスのプラレールの線路を長く繋げて豪華に。部屋いっぱい使って夢中でトーマスを走らせて、めちゃくちゃテンションが上がっていました」(55歳女性/主婦)

【高学年】ゲームをイチから考えてみるのも◎

「自宅でなぞ解きクイズをあちこちにつくって、ゴールにはちょっとしたプレゼントをおきました。子どもは夢中でやってました」(40歳女性/主婦)

「簡単なお弁当を準備して、カーテンを閉めて暗くして、借りてきた映画を観る。映画館ごっこと呼んでいた。特別感が出るから子どもは気に入っていた」(49歳女性/主婦)

「暇なときは、自分が子どもの頃に見ていたアニメなどを一緒に見ていました。こんなのどこがおもしろいのー、絵がきれいじゃない!とか言いながら、けっこう夢中になっていました(笑)」(48歳男性/コンピュータ関連)

「カード隠しゲーム。部屋のどこかにカードを隠して探し合うゲーム」(54歳男性/総務・人事・事務)

そこそこ複雑な遊びでも充分楽しめる高学年。イチから新しいゲームを考えたり、普段とは違う環境で映画やアニメを見たり、工夫次第で可能性は無限大?

工作に料理、お菓子も!「ものづくり系」

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親子で楽しめる王道の遊びは、なんと言っても「何かをつくる」こと! 低学年・高学年を問わず多数の回答があったなかで、特に低学年では「工作」が人気でした。

【低学年】ちょっと複雑でもOK!工作

「手づくりアクセサリーをつくる。グルーガンとか使ってつくるのが楽しかった」(49歳女性/総務・人事・事務)

「いろんな材料を贅沢に使った工作」(36歳女性/主婦)

「プリンターメーカーのサイトで見つけたペーパークラフトを作った」(63歳男性/総務・人事・事務)

「ガラス細工を子どもと一緒にやりに行って、コップづくりに挑戦した。自分の手でつくったことをとても喜んでくれた」(60歳男性/その他)

また、高学年では「工作でピンボールをつくってあげたら、日ごろ何もしない息子が夢中で手伝ってくれた。興味があることには、やる気が出るらしい」(61歳男性/その他)という回答も。

年齢があがると自立心が増して、親子で一緒に盛り上がれる機会もだんだんと限られてはきますが、目新しい提案をしてみたら意外と夢中になってくれるかも?

【高学年】お菓子づくりが特に人気!

「生クリームと苺と市販のカステラやケーキ生地代わりになりそうなお菓子・パンで自由にスイーツづくりをしました。見た目も楽しく美味しかったです」(55歳女性/その他)

「お菓子づくり。普段はやらないけど、夏休みはたっぷり時間があるので型抜きクッキーをよくつくります」(45歳女性/主婦)

「子どもと一緒にスイーツづくりをして、最後一緒に食べたことが良い思い出」(47歳男性/研究・開発)

「カキ氷づくり。氷づくりから始めて、好みのシロップ、トッピングまで買いそろえました。最後は、冷房をつけた部屋で、楽しく食べました」(55歳女性/主婦)

高学年で人気だったのはお菓子づくり! 飾り付けの細部までこだわれたり、最後には一緒に食べられたりするのがハマる理由になっているようです。

低学年ではおむすびなどのシンプルな料理も人気が高い傾向がありました。「ピザづくり。ピザ生地に好きなトッピングを載せさせるようにしたら、すごく喜んで焼いて食べていた」(49歳女性/主婦)のように、各自で自由にアレンジできるようにするとさらに盛り上がること間違いなし!?

 

以上、小学生のいる家庭におすすめの夏の過ごし方でした。

小学生にもなってくると、だんだんと「一緒に遊んであげる」というより、「親と一緒に遊んでくれるのも今のうち」という気持ちになってくるかもしれません。暑さ&忙しさでなかなかハードな夏休みですが、いろんなアイディアを取り入れながら、後半も楽しんでいきましょう!

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