そこで今回『kufura』では、お子さんのいる20~60代の男女251人にアンケート調査を実施。子どもが【幼児】【小学生】だったときの夏休みに、「一緒にやったら超・盛り上がったこと」を聞いたところ、斬新な遊びが多数寄せられました!
今回はそのうちの【幼児編】。もう遊びのネタが尽きてきた!と頭を抱えるそんな時、役立つアイディアをお届けします。小学生のお子さんがいるご家庭は、別記事の【小学生編】も必見ですよ!
幼児は家でも充分楽しめる!「おうち遊びのアイディア」
nullもちろん公園などで遊ぶのも大好きな幼児たちですが、あまりに暑い日はそうもいきません。ですが、体が小さい幼児だからこそ、おうちの中でもあれこれ動き回って充分楽しむことができるよう。
同時にとった【小学生編】のアンケートと比べても、全体的におうち遊びのアイディアが多く寄せられていました。
「チョロQで走行距離を競ったら、色々頭を使って遠くまで走るように工夫しながらやっていた。可愛かった」(49歳女性/主婦)
「風船バレー。テーブルのこっちと向こうに別れてバレーのように打ち合いして遊んだが、終わりがなくて体力消耗した」(58歳女性/その他)
「どこかに行かなくても、家の中で身体を動かしながら遊んだことが一番楽しかったよう。お馬さんや宇宙飛行などの単純な遊びをしていました」(65歳男性/営業・販売)
「新聞紙をとにかくちぎる!」(47歳男性/技術職)
「息子が仮面ライダーのなりきりスーツを着て、私が怪獣になってあげて遊ぶ。永遠に盛り上がれる遊びでした」(55歳女性/主婦)
「傘を入れるビニール袋を捨てずにとっておいて、空気でふくらませて剣に見立ててチャンバラ。危なくないので安心」(58歳男性/その他)
例えば「ミニカーが遠くまで走った方が勝ち」などのルールや目標を決めたり、風船やビニール袋などの安全な素材を活用して思いっきり遊んだり。「とにかくちぎる」というような単純な動作でも、盛り上げ方次第でちゃんとノリノリになってくれます。
時間がある夏だからこそ!「一緒になって何かをつくる」
null幼稚園や保育園がない分の時間を活かして、普段はできないちょっと大きな工作にもチャレンジ! 協力しながら取り組むなかで、「こんなに手先が器用になったんだ!」なんていう発見も?
「折り紙や画用紙、カラーペン、テープ等を準備して、テーマを決めて工作に挑戦。たとえば海の生き物がテーマなら、紙コップでタコをつくるなど」(35歳女性/総務・人事・事務)
「ダンボールで家をつくる。できあがった大きい家でおままごとをしました」(49歳女性/総務・人事・事務)
「和室一面を使って大きなジグソーパズルをつくった」(51歳男性/営業・販売)
「お絵描き。葉っぱを集めて紙の上から鉛筆で全体を擦るようになぞると、葉脈が浮き出てくる。色鉛筆でなぞると楽しい」(42歳女性/主婦)
「おうちでピタゴラスイッチを再現!」(43歳女性/その他)
「秘密基地づくり。暗闇の空間で懐中電灯や電池キャンドルをつけただけで楽しめました」(36歳女性/主婦)
ダンボールハウスや秘密基地は、完成したものがさらに別の遊びにも発展していきそうですね。部屋一面のパズルやピタゴラスイッチも楽しそうですが、並々ならぬ労力がかかるので、親の側の覚悟も問われそうです(笑)。
“大会”とつけるだけでも嬉しさアップ?「おうちで〇〇大会」
nullとりあえず「今日は〇〇大会を開催します!」と宣言するだけでも、なんだかテンションが上がるもの。カラオケ大会や読書の会など、さまざまな体験談が集まりました。
「家でカラオケ大会をして盛り上がりました! はっきり歌えないのが可愛くてたまりませんでした」(50歳男性/その他)
「お化粧大会。子どもが時間を忘れて楽しんでくれた」(39歳女性/その他)
「ブックオフで本を好きなだけ買ってあげて、好きなおやつも買い、お茶とおやつの準備をして、あらたまって読書の会を開く」(49歳女性/主婦)
「くすぐり大会。子どもはくすぐってくるのがかなり下手なので、子どもばかり爆笑していました。笑うのは楽しいし体力も使うので、夜は疲れてぐっすりでした」(41歳女性/主婦)
他にも「めいろ大会」「ミックスジュース大会」「かくれんぼ大会」「おやつ大会」など、まだまだ応用が利きそう。いくつか候補をあげて、お子さんに「今日はどの大会にする?」と選んでもらってもいいかもしれません。
ちょっと大変?でもその分楽しい!「非日常な体験を演出」
null上手に「今日だけの特別感」を演出するような、スペシャルなおうち遊びアイディアも! なかには、空間づくりからスタートする気合いの入ったアイディアもありました。
「お祭り屋さんごっこ。屋台みたいにご飯を用意してチケットで買うようにした」(43歳女性/主婦)
「お風呂プール。お風呂に浅く水をはって、可愛い水着を着て遊ばせた」(50歳女性/その他)
「子どもと一緒に室内でダンスパーティー。子どもの好きな音楽をかけて一緒に踊るのが楽しかったです」(41歳女性/主婦)
「ホテルごっこ。子ども部屋を客室にした」(44歳女性/主婦)
子どもたちの大好きな「おままごと」と同じで、いつもと同じ場所でも、設定や準備次第でまったく新しい体験に! ご飯をあまり積極的に食べてくれないお子さんの場合、設定から演出することで「食欲増進」の効果も期待できるのではないでしょうか。
足をのばして、いつもと違う空間へ!「お出かけアイディア」
null今回の【幼児編】ではおうち遊びのアイディアを中心にご紹介していますが、もちろん「お出かけ」も盛り上がること間違いなし!
「おじいちゃんおばあちゃんの家へお泊りとなり、普段は車で向かうが今回は電車に乗って駅まで迎えに来てもらった。サッカーやバーベキュー、手持ち花火など楽しいこと尽くしで、今でも思い出話としてよく話題になるほど」(46歳男性/その他)
「映画を観ました。楽しかったみたいです」(41歳女性/その他)
「子どもと海まで泳ぎに連れて行ったら喜んで遊んでいたが、帰ってきてから描いた絵日記には海でなく、行く途中で見たきれいな山の絵を描いていたので、みんなで笑ってしまった」(67歳男性/その他)
「バッタを捕まえに行った。今考えると、まだ小さかったのによく捕まったなと思います。手でバッタを捕るのですが、バッタの鳴き声からみつけるのが楽しかったようです」(58歳女性/総務・人事・事務)
「バイキングのレストランに連れて行ったらとても喜んでくれた」(56歳女性/主婦)
「動物園や水族館。特に水族館の触れあいコーナーで、ヒトデに触るのが好きだった」(64歳男性/公務員)
帰省などの遠出から、ちょっとした近所のお出かけまで、どれも楽しんでいる様子が伝わってきます。四季折々の生きものたちに出会えるのも、外遊びやお出かけの魅力の1つですね。
まさか今、役に立つなんて!「意外なアイテムが大活躍」
nullふたたびおうち遊びに戻って、続いてご紹介する体験談は「予想外のものが大活躍してくれたケース」です。
「久々にカルタ取りをしたら、大熱狂の上めちゃくちゃ喜んでくれた」(50歳男性/営業・販売)
「古いファミコンゲームをやった時」(54歳男性/技術職)
「古いデジタルカメラを子どもたちに持たせて、家に置いてあったぬいぐるみの写真を撮らせてみたところ、子どもたちは大はしゃぎして写真を撮りまくり、出来上がった写真をプリントアウト。家族で大いに盛り上がった」(54歳男性/研究・開発)
「家で赤ちゃんの時に遊んでいたおもちゃを、出してきて遊ぶこと」(38歳女性/主婦)
「子どもと人生ゲームをやった。まだ理解が難しいかなと思っていたが、すぐに覚えて盛り上がった」(61歳男性/その他)
親が子どもの頃に遊んでいたものや、子ども自身が小さい頃に遊んでいたものでも、意外なタイミングでハマる瞬間が訪れるよう。実家に帰省した際に、自分が子どもの頃に使っていたものを発見したら、ぜひお子さんにも見せてみては?
遊びとタスクを同時並行!?「大人の用事と兼ねる」
null最後に、ちょっと特殊なアイディアを。それはなんと、「子どもと遊びながら、親の目的も達成する」というもの!
「ビデオ撮影した内容を一緒に見ながら整理する」(44歳男性/その他)
「一緒に水着を着て風呂洗いをしました。プールに行かなくても楽しめました」(62歳女性/主婦)
「ビデオを撮影しては、テレビで上映する……という遊びを繰り返して飽きるまでやった。成長の記録にもなる」(67歳男性/その他)
「料理を作りたいというので卵焼きや簡単な料理を一緒につくったこと」(43歳男性/営業・販売)
喜んでもらえて、かつ親の家事や片付けもはかどるなら、それに越したことはありませんね。
特に幼児のうちは、「大人と同じことができる」というだけで嬉しいもの。大人にとっては日常の作業でも、子どもにとっては新鮮で楽しい初めての経験、という場合も! もしかしたら、そこまで「目新しい何か」を探そうとしなくてもいいのかもしれません。
今回の記事の他にも、kufuraではさまざまな「親子での過ごし方のご提案」をお届けしています!
まだまだ続く(親にとっては)忙しすぎる夏休み。ママ友・パパ友の体験談や、友人の子どもの頃の想い出なども参考にしつつ、ぜひ夏休みならではの体験にチャレンジしてみてくださいね。