映画館デビューは「4歳」が最多!2024年夏の注目映画は?
nullお子さんの映画館経験について、「映画館に行ったことがある」と答えた人はアンケート回答者207人のうち126人で60.9%でした。加えて、「初めて映画館に行った年齢」を聞いたところ、平均4.66歳という結果に。未就学の年齢で映画館デビューするお子さんも多いようです。
アンケート結果について詳しく見ていく前に、まずは2024年夏の「子ども連れにぴったり」な注目映画をピックアップ! 未就学児でも楽しめそうなものを中心にまとめてみました。
映画館デビューの定番でもあるアンパンマンや、近年幼児の間で大人気のパウ・パトロール、女の子の憧れプリキュアシリーズ、幅広いファンをもつミニオンズなど、注目作の公開が多数予定されています。
【6月公開】
6/28(金)『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』
【7月公開】
7/19(金)『怪盗グルーのミニオン超変身』
7/19(金)『化け猫あんずちゃん』
7/26(金)『パウ・パトロール パウ・パーティー in シアター2024』
7/26(金)『仮面ライダー THE SUMMER MOVIE 2024
/仮面ライダーガッチャード&爆上戦隊ブンブンジャー』
【8月公開】
8/1(木)『インサイド・ヘッド2』
8/2(金)『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』
8/9(金)『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』
8/16(金)『ねこのガーフィールド』
8/30(金)『きみの色』
【9月公開】
9/13(金)『わんだふるぷりきゅあ! ざ・むーびー!』
シリーズものの最新作に加え、少年向け漫画雑誌「コミックボンボン」で連載されていた漫画が原作の『化け猫あんずちゃん』や、『映画 聲の形』の山田尚子監督が思春期の少女たちを描くオリジナル長編アニメ『きみの色』といった気になる作品も。
また、2024年夏に公開を予定している映画の他にも、『ドラえもん』『しまじろう』『おかあさんといっしょ』『シナぷしゅ』『きかんしゃトーマス』など、親子で楽しめる映画の選択肢はさまざま。
この中のどれかが、お子さんの「初映画」になるかも?……というわけで、ここからはアンケートで寄せられた「映画館デビュー」についての回答を詳しく見ていきます。
準備しておいてよかったものは?経験者に聞きました
null映画館で観る映画は、家とは環境も異なり、途中で止めて一休みすることもできないため、子どもが飽きないか心配になりますよね。そこで、映画を観る際に役立った準備を教えてもらいました。
「普段は食べないような甘いポップコーンを購入し、映画に飽きても大丈夫なようにした」(40歳男性/営業・販売/映画デビュー・3歳)
「暗くて怖がったのには困りました。ぬいぐるみを持たせたら安心しました」(40歳女性/主婦/映画デビュー・5歳)
「椅子の上に敷くマットを借りた」(36歳女性/主婦/映画デビュー・4歳)
「映画館はエアコンがよく効いているため夏は寒い。羽織るものやひざかけで対応している」(45歳女性/主婦/映画デビュー・3歳)
ポップコーンやジュースなどのお菓子が販売されている映画館も多いですよね。映画の最中に小腹が空いたり映画に飽きたりしても対応できるように、事前にポップコーンなどのおやつを買っておくとよさそうです。
また、映画が始まると照明が消えて暗くなるので、怖くないようにお気に入りのぬいぐるみを持たせる家庭も。アンパンマンをはじめ、映画によっては上映時に真っ暗にならないように照明が明るめに設定されている場合もあります。
映画館では椅子にも注意が必要。椅子は大人用の高さに設計されているため、小さいお子さんが座ると座高が足らず、スクリーンが見えにくくなってしまいます。お子さん用のマットやクッションが置かれている映画館が多いので、映画が始まる前に借りておきたいところ。エアコンが効きすぎて寒くなった時のために、羽織りものやひざかけも用意しておくと安心ですね。
実際どうだった?「観た映画&子どもの反応」
nullいざ子どもを映画館に連れて行こうと思っても、楽しんでくれるかが気になって一步が踏み出せないことも。すでに映画館デビューをしているお子さんは、どんな様子だったのでしょうか。映画別に、寄せられた感想を紹介していきます。
●アンパンマン
「アンパンマンの映画を観ました。とても楽しみにしていたので、映画が始まるまで何度も“まだ? まだ?”と聞いてきました。暗くなっても抵抗なく映画に集中していて、声を出して笑ったりうるうると泣いたりして、ちゃんと内容を理解していました。楽しかったようで“また観たいね!”と言っていました」(45歳女性/主婦/映画デビュー・5歳)
絶大な人気のあるアンパンマンの映画を観に行ったお子さんは、始まる前からワクワクしていたようですね。待ち遠しい様子が伝わってきます。映画が始まれば、内容を理解して食い入るように観ていたのでしょう。お子さんなりの感性で映画を楽しんだことがわかります。
●パウ・パトロール
「パウ・パトロール。いつもアニメを何時間も観ているので、映画もしっかり最後まで楽しんでいたが、途中で“このパウ・パトロール、全然終わらないね”とつぶやいていた」(33歳女性/主婦/映画デビュー・3歳)
パウ・パトロールはリーダーのケント率いる、子犬たちのチーム「パウ・パトロール」が、彼らの住む街アドベンチャー・ベイで巻き起こるトラブルに立ち向かっていくストーリーです。予期せぬ事件が起き、ハラハラするシーンもありますが、家で普段からアニメを観ているならば、きっと映画も楽しめるはず。
●ドラえもん
「ドラえもん。友達と観に行ったが、主題歌を大合唱して楽しそうだった」(40歳女性/主婦/映画デビュー・4歳)
ドラえもんの映画は歴史が古く、もしかしたら親御さんの映画館デビューもドラえもんだった、なんてこともあるかもしれません。感動的な内容もさることながら、映画の主題歌も毎年さまざまなアーティストが担当しており、注目したいところ。映画を観る前に親子で主題歌の予習をするのもよさそうです。
●プリキュア
「プリキュアを観て、入場者プレゼントでもらったライトをとても喜んでいた」(35歳女性/主婦/映画デビュー・4歳)
プリキュアの映画では、過去に入場者への特典として「ミラクルライト」のプレゼントがありました。プリキュアに限らず、入場者プレゼントを心待ちにして映画館に行く子も多いよう。数量限定・期間限定だったり、前売り券購入者のみへのプレゼントがあったりする場合もあるので、事前にチェックしておくのがおすすめです。
●スーパー戦隊&仮面ライダー
「機界戦隊ゼンカイジャーと仮面ライダーセイバーの映画を観た。長いので途中トイレに立ったりはしたが、最後まで観られた。戦わないシーンは少し飽きてしまっていた」(35歳女性/主婦/映画デビュー・3歳)
途中、多少飽きてしまったら一度席を立ってトイレ休憩を挟むのもアリ。とはいえ大人が思っているよりも、意外と長時間、集中力を発揮して観てくれることも多いようです。
●ディズニー
「アナと雪の女王。主題歌をよく家で歌っていたので観に行きました。ストーリーはまだよく分からないところもあるようでしたが、特に歌のところを楽しんで観ていました」(48歳女性/主婦/映画デビュー・4歳)
アナと雪の女王は、アナとエルサの姉妹を軸にした物語。大ヒットしたので、この映画が映画館デビューとなったお子さんもいるかもしれませんね。2026年には、『アナと雪の女王3』の公開も予定されているようです。
ストーリーがすべて追い切れなかったり、途中で飽きてしまったりしても、映画館の臨場感を楽しんでくれたらそれで十分なのかもしれません。
知っておくと役立つはず!映画館デビューの「アドバイス」
nullこれからお子さんが映画館デビューをする場合、前もって知っているとためになる情報も。
「出入口に近い席に座って、いつでも出やすい状況にしたので安心できた」(40歳女性/その他/映画デビュー・4歳)
映画の途中でお子さんがトイレに行きたくなったり、飽きてぐずったりするかもしれません。出入口の近くの席ならば、他の人の邪魔をすることなく外に出られます。
「音が大きくて怖がったので、タオルを持っていけばよかったです」(48歳女性/企画・マーケティング/映画デビュー・4歳)
映画館では音が大きい上によく響くので、お子さんがびっくりしたり怖がってしまったりすることもあるよう。タオルなど、耳にあてて音量を調整できるものがあると、お子さんも安心できそうです。
「混み合っていて最前列での観賞だったので、子どもも首が疲れてしまった」(46歳男性/その他/映画デビュー・5歳)
映画が公開された間もないタイミングでは、混み合ってしまい前の方の席になってしまうこともあります。映画を観る間は顔を上げることになり、首が疲れてしまったそう。早く映画を観たい気持ちもわかりますが、混雑が緩和されるタイミングを待つか、事前に席の予約をしておくのがよさそう。
「友達と行ったので、いい思い出になった」(40歳女性/主婦/映画デビュー・4歳)
子どもの友達&ママ友・パパ友と一緒に映画を観れば、その後で映画の話で盛り上がれるのでは? また「次はこれを観にいこう」など楽しみも増えそうです。お子さんにとっても親にとっても思い出になるので、初めての映画は誰かと一緒に……というのもおすすめです。
映画館で観るのとテレビで観るのとでは、迫力も段違い。また、ポップコーンを食べるなど、映画館だからこその楽しみもありますね。映画館デビューの時期は人それぞれ。焦ることなく、お子さんの興味や成長に合わせてタイミングを見つけていきましょう。
フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。
2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。