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子どもが絵本に興味をもたない、集中しないときはどうする…?【絵本ナビ編集長の読み聞かせ相談】♯1

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親がどんなに読んでもなかなか集中して聞いてくれない子。はたまた続きを聞きたがり、いつまでたっても終わらせてくれない子。子どもの個性や年齢によって、読み聞かせの悩みには果てがありませんよね。

この連載では、『絵本ナビ』編集長の磯崎園子が、月に1テーマずつ、読み聞かせの悩みについておすすめの絵本と共に回答していきます。今回のテーマは「子どもが絵本に興味をもたない、集中しないとき」についてです。

絵本に興味をもたない&集中しないときは?

Q1:2歳の子ども。読んでるとページを飛ばしたり、別の遊びを始めたりして、やめていいのかそのまま読むべきか迷います(36歳・主婦)

A1:「2歳児にとって、絵本はおもちゃのひとつ」くらいの感覚で!

おしゃべりが出来るようになって、遊びも沢山覚えて、その上感情だって豊かになる頃でしょうか。「いやいや」だって始まっちゃいます。笑っていたかと思えば、怒ったり、泣き出したり……とにかく忙しいのが2歳児なのです。絵本どころじゃない!って時もあるでしょう。

そんな時は気持ちを優先して考えてあげてみてくださいね。読まなくちゃって構えるより、絵本はおもちゃの一つくらいの感覚で。めくることが好きだったら、ひたすらめくらせてあげる。ママの声や歌に耳を傾ける様だったら思い切って絵本を閉じて言葉だけで。音がなる本、しかけ絵本、写真絵本だって夢中になってくれればママとしても一番嬉しいはず。

色々観察しながらお気に入りを見つけてあげてくださいね。

Q2:8歳の子ども。興味のないお話には耳を傾けない(37歳・総務・人事・事務)

A2:興味を持てない理由の中にもヒントは沢山詰まっているかも !?

「これは面白い!」ワクワクした気持ちで読んであげた本に、子どもが全く興味を示さないくてがっかり……。そういう経験ってありますよね、わかります。子どもが夢中になる本を探すのって結構難しいし、親としては子どもの興味は広い方が嬉しく思うもの。

でも、8歳の子が興味ある、興味ないを判断しているとしたらそれはすごいなって思います。だって、8歳の時に読める本の数って限られてます。我慢して読むよりは、早く好きなお話にたどりつけるかもしれませんからね。

だけど、もしそういうお話がなかなか見つけられなかったら、興味が持てない理由について話をしてみるのも面白そう。そこにはきっと色々なヒントが隠されているはずです。

 

今月のおすすめ絵本

思わず画面にくぎ付け!?『きょうのおやつは』

『きょうのおやつは』(福音館書店)作/わたなべ ちなつ

絵本のストーリーに集中してもらえない……そんなときは、こんなしかけ絵本はいかがでしょう? ありそうでなかった「かがみのえほん」に夢中になって、くぎ付けになってしまうかもしれませんよ!?

絵本を直角に開いて、中をのぞきこむと…。

お皿の乗ったテーブルが立体的に見えてくる!

 まずはボウルにたまごを割って、小麦粉、お砂糖、牛乳入れて。

全部混ぜたら、熱いフライパンにじゅじゅじゅっと流し込み。

甘いにおいがしてきたら、「ほっ!」。

ひっくり返して今日のおやつの出来上がり。



 画面のこちらと、画面の向こう側にお皿をふたつ並べたら、

おちゃを入れて、いただきまーす!

 
あれ、 文章だけでは何が起きているのかわからない?

実はこの絵本、画面の半分が鏡のように反射する紙でできているんです。

両側のページがお互いに映りこむと、絵が三次元的に見えてくる、っていう訳。

百聞は一見にしかず!

まずは手にとって見てみてくださいね。

「なにこれ!すごい!」「どうなっているの?」「おもしろい!」「美味しそう・・・」

熱々のホットケーキを見ながら、子どもたちの色んな声が聞こえてくることは保証しますよ。 


ありそうでなかった、かがみのえほん。

大人もすっかり夢中です。

『ふしぎなにじ』も合わせてどうぞ。

(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
※『絵本ナビ』より引用

いかがでしょうか? お子さんが無理なく絵本を楽しめるように、様々な方法を試してみてくださいね。

 

【参考】

『きょうのおやつは』- 絵本ナビ

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