子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

旬の金柑(きんかん)はトーストにもサラダにも!お手軽レシピ4つをご紹介【お米農家のヨメごはん】

こんにちは!富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・15歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らす。そんな私たちの、食卓周りの日常を皆さんにお伝えする連載122回目。

今回は、この時期に美味しい金柑(きんかん)を使ったお料理と、作業所の増設についてお伝えしたいと思います。

甘露煮は作る気にならないのだけれど…

null

コロンとした手に取りやすい形、少し苦みを伴いつつほのかな酸味と甘み、元気が出るビタミンカラー、何より丸ごと食べられる手ごろさで、我が家の食卓によく上る金柑。

が、今、美味しい季節を迎えている。

金柑のレシピというと、まず甘露煮が思い浮かぶけれど、私は作った事がない。作る前に、パクパク食べちゃう娘がいるからだ。袋に1つ2つと残った金柑を前に、とても甘露煮を作る気にはなれない。だから、お料理にちょこっと添えて、その香りや色合いを楽しむ事が多い。

例えば蕪のサラダ。

スライスして塩もみした蕪の水気をギュッとしぼり器によそったら、オリーブオイルと胡椒。そこへスライスした金柑を散りばめると、お料理の方向性が全く変わるから面白い。蕪の葉も散らせば彩りも良く、お料理が一気に華やぐ。

よく作るキャロットラペも、この時期は金柑を加えて作る。金柑がいいアクセントになって、人参が苦手な人にもお勧めしたい。少し苦みがあるのもクセになる。

ワインと一緒に食べたくなるけれど、この時はお昼ごはんの箸休め的なおかずに。

娘のお弁当のおかずの残りを並べて、ご飯とお汁、梅干しに副菜がいつものパターン。ご飯もレンジで温めて、お昼ごはんは無理なく用意。それでも、オレンジ色のパワーで華やかになるのが嬉しい。

パスタにも金柑を並べて。

ちょっと重いクリームソースも、金柑が爽やかな味わいを醸してくれるので、良くも悪くも、食が進んで困ってしまう。

そして朝ごはんにも金柑。

トーストにマスカルポーネをたっぷり塗り、金柑を並べたら蜂蜜をとろり。あぁ、もう想像していただけるであろう、間違いなく美味しい味。この時期の朝ごはん、我が家はこのパターンが多い。

甘い朝ごはんで血糖値を上げれば、雪が降る外での作業も頑張れる!

雪の合間に作業所の増設を!

null

とはいえ、雪が降ると外作業は辛いので、晴れ間を見て。
今は作業所の増設に取り組んでいる。

秋の乾燥調製作業で、大量に出る籾殻(もみがら)。

その処理には非常に困っているので(連載#114でご紹介)、保管する場所を増設する事にしたのだ。

本格的な小屋ではなく、単管とよばれる鉄のパイプを組み合わせる簡易な構造。元々の保管場所もこうやって、自分たちの手で作った。

今回は、その場所をもう少し広くする。

簡単な図面は、旦那さん作。綺麗な字で几帳面に描かれている。こうやって自分で考えて自分で作るのが、好きなんだろうと思う。大変だと言いながらも、ウキウキしながら作業所へ通う旦那さん。

この小屋が完成すれば、乾燥調製で出る籾殻を全て保管できるようになるはず。

稲刈りが終わった後すぐ堆肥に仕込む事ができれば、作業も軽減できる。何より、自家製の堆肥をより多く田んぼに散布できる。

気持ちは既に、春の田植えを通り越して秋の稲刈りを見据えています!

濱田さん一家の『濱田ファーム』ホームページはこちらから。

濱田律子
濱田律子

愛知県生まれ、千葉(スイカの名産地・富里)育ち。大学卒業後カナダへ。バンクーバー、カムループス、バンフと移り住み、10年間現地の旅行会社で働く。カナダの永住権を取得したにも係わらず、見ず知らずの富山県黒部市で農家に転身。米作りをしながら、旦那とココ(娘)と3人で日々の暮らしを楽しんでいます。黒部の専業米農家『濱田ファーム』はこちら。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載