子どもを信じて任せて良かった!
null「高校は通過点に過ぎないと伝えていて、プレッシャーをかけなかったのがよかった」(63歳男性/その他)
「特に何もしなかった。何も言わなかった。それがよかったと思っている」(61歳女性/主婦)
「口出ししない。何か言ってきた時だけ相談に乗るを心がけた」(58歳女性/主婦)
「心がけていたこと」でもあったように、なるべく口を出さずに見守ったことで、子どもたちもその信頼に応えてくれたという人。
明るい雰囲気作りをしたのが良かった!
null「今日もがんばってるね。調子よさそうだね。などなるべくポジティブな言葉がけをした」(44歳男性/その他)
「笑顔でいるようにしたこと」(63歳女性/主婦)
「模試の結果で一喜一憂しないようにしていた。結果が良かったら大いに褒める」(55歳女性/主婦)
親が明るく声をかけ続けることで、子どもも安心して大きな壁に臨むことができたのではないでしょうか。
生活にメリハリをつけるようにしたのが良かった!
null「コロナ禍でずっと自宅学習だったので息抜きの時間を多めに作らせるようにしていました」(50歳女性/総務・人事・事務)
「友達と遊ぶ機会を妨げなかった」(57歳女性/その他)
常に緊張しっぱなしでは疲れも取れません。休んだり遊んだりの時間も大切にしていたという人も。
塾や学校の選択に関わって良かった!
null「有名進学校でなくやりたいことを実現できる高校を選択することをすすめた」(67歳男性/その他)
「色んな学校に見学に行ったり、一緒に学園祭に行ったりなど、たくさんの学校の雰囲気を見れたので、合う学校を探せた」(46歳女性/営業・販売)
「積極的に子どもと学校見学や説明会に行くようにした」(46歳男性/研究・開発)
「学校のリサーチをとことんして、子供にアドバイスできるようにしました」(54歳女性/主婦)
「集団授業形式の塾にするか、個別授業形式の塾にするかを、親がしっかり見極めて、子供一人一人にとって必要と思われる塾のタイプを子供に提案した。そして子供自身にその塾に通うかどうかを決めさせたことが良かったと思う」(53歳男性/研究・開発)
「学校が親身になってくれなかったので、塾に通わせておいてよかった」(65歳男性/その他)
学校選びは、学校に足を運び、校舎やその学校に通う生徒の雰囲気を体感することが一番。高校受験では説明会なども親と一緒に参加することが多いので、その後の学校選択でもイメージが共有できてよかったという意見がありました。
また、少し古いデータですが、平成20年には中学3年生の約65%が学習塾に通っているという数字も出ています。高校受験を乗り切るパートナーとしての塾の選択も、親の重要な役割になっているようです。
※文部科学省「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」平成20年
一緒に頑張る経験ができたのが良かった!
null「送り迎えや、お弁当に夜食、大変でした。でも一緒に勉強をしたりして、子供との思い出になった」(43歳女性/主婦)
「一緒に分からない問題などを解いたりして、解った時に一緒に共感出来ることがあってとても良かったです」(46歳女性/コンピュータ関連以外の技術職)
「一緒に勉強すると子供もやる気になってくれる」(48歳女性/総務・人事・事務)
高校受験となると難しい内容も多く「親が教える」というよりは親子で一緒に問題に取り組みながら解決する必要があることも。あとから考えると貴重な親子の時間だったな、と感じられるかもしれません。
お金はかかっても…これを選択して良かった!
null「学費に関する気遣いをせず、志望校を決めるようにアドバイスしたこと」(54歳男性/総務・人事・事務)
「親としては公立にしてほしかったが、子供の希望を優先し私立の学校を受験した。見事合格したので、本人も頑張ったのだと思った」(54歳男性/その他)
「塾などにお金をかけたことは無駄ではなかった」(58歳男性/営業・販売)
中学生ともなると、親の経済状況に気を使って、本当の志望校を口に出せない、塾に行きたいと言えないということもあると聞きます。金銭的には多少無理をしてでもできるだけ子どもの希望をかなえてやりたいという親心、頑張った甲斐があった、という意見が沁みます。
次は、受験を終えて振り返って「これは失敗だったな……」と感じている人たちの意見をご紹介します。